あの、以下に貼ったリンクは別に読まなくてもいいんで。
「ああ、これだけの人たちが文句を言っているんだなぁ」
というのが分かれば大体事足りるんで。

＜蓮舫議員の言い分＞

＜立憲民主党の「国民へのご機嫌取り」＞

＜元大阪府知事だって文句を言う＞

＜維新の会は言われる前に寄付をする＞

＜元女子アナだって言いたいことはある＞

＜ブーメラン吉村の「それなんて自業自得？」＞

というわけで、多くの政治家、著名人、有識者などが「在職１日で１００万円の文通費」に文句を言うふりをして国民からの支持を得ようとやっきになっているようですが。

お前ら根本的に間違ってんだよ。

確かに１日で満額というのはおかしい。現行の法律では、文通費を分割にするというルールが無いというとても非常識な状態が常態化されている。

が、だ。

俺が言いたいのはそこじゃない。賢明な皆さんならお分かりいただけると思う。普段から俺という人間がこういうケースで文句を言うということは、きっとそれじゃない別の何かを見つけたんだろう？と思うはず。

その通り。

俺が言いたいのは、

そもそも「当選日＝在籍１日目」がおかしいだろ

ということ。当選日ってなんの仕事をしてるんだ？胸に赤い花をつけて万歳三唱しているだけじゃないか。いやもちろん根回しに奔走したり有権者に媚びを売ったりしているんだろうけど、それは

仕事じゃない。

言うなれば、当選日は在籍０日目だ。これを１日目とカウントしている時点でまず間違っているんだよ。

普通の会社では、面接して「合格です。じゃあ明日から来てください」と言われたら、勤務初日は明日だろ？合格をもらった日の分の給料が出るか？出るわけないよな？働いていないんだから。

「今からちょっと働ける？」

というケースであれば、その日の分を時給換算でもらうことはあるかもしれないが、その日が給料の締め日だったとして、満額の給料を出す会社は存在しないだろ。もしあるなら入りたいわ。

ああ、だからみんな政治家になりたがるのか…。

だからな？まずやるべきは、もちろん分割を推し進めるのも大事だが、当選日を在籍１日目とカウントするのをやめることだと俺は思うぞ。じゃないと文通費以外にも色んな問題がまだまだ出て来るよ。

あともう１つ。ついでに言っちゃうけどさ。

寄付と返納は全然別物だからな？

もらったお金は寄付したのでセーフみたいな風潮があるけどさ。何らかの手違いで手元に届いた日本国民が納めたの税金を、何勝手に寄付してんだよ。国に返せよ。国民の民意に反映されるような団体を用意してそこで金を集めろよ。

と思うんだ。

もちろん、だからと言って国に戻されたお金が正しく使われるかどうかなんてわかんないし、何なら寄付されたお金だってどうなっていくのかわかんないんだから、簡単に寄付だなんだと言って欲しくないわけ。

だってそれがまかり通るなら、「寄付＝民意」になるじゃん？

俺、寄付も募金もしたこと無いし。

今後もするつもりは一切無いし。

無難ではあるけれど、万人受けする行為じゃないと思うんだよ。寄付って。

例えばだけど、こういういわゆる「国に返すべき金」というのが他にもあったとして、それだけを集める機関があって、その額をどんどんプールして行って、１人あたり１万円を超えた時に全国民（納税者）に返金する、みたいな制度はどう？

何年先になるか分からんけど、こういうケースの余剰金をちまちま集めて行けば人生で数回くらいは返金されるんじゃないかなーと思うわけ。他にも財産没収とかさ。

名付けて「国民返金基金」。

対応に困るお金は全部ここにぶち込もうや。

某都議の給料も、新米議員の１日１００万円分も、維新の会が徴収したお金も、某府知事が思い出したように言い出した募金額も、全部「国民返金基金」にプールしよう。

まぁ、そういう与太話はさておいて。

今回の話を聞いて思うのは、世の中やっぱルールを決めた人間が一番得をするんだなぁ、ってことだわ。

やっぱ政治家になるか。

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