サウナ流儀

昨日は銭湯の入り方をまとめた。もうまとめたって言うね。記事とかじゃなくて本当のノートの使い方するね。

今日はサウナの入り方。流儀を持つことがさらなる楽しみを生む。


そもそもサウナ屋さんがあることをみなさんは知ってるだろうか。銭湯やスーパー銭湯ではなく、サウナ屋さんだ。
目を凝らして歩けば意外と町のビルにサウナ屋さんが入ってることに気付くだろう。

主な内容はスーパー銭湯と変わりないが、サウナ屋はロウリュやアロマ水をきちんと使うフィンランドサウナ、変わり種のサウナを用意してるのが特徴だろうか。あとは外に休憩所(テレビつきソファーがずらりと並ぶところ)やお食事処がついているくらいか。館内着の貸し出しもマストな気がする。
もちろん普通のお風呂もある。ジェットやバイブラ風呂、洗うところもあるし、シャンプーリンス、歯ブラシ髭剃りだってある。先日訪れた名古屋のウェルビー栄は洗い場の一つ一つに歯磨き粉が置かれてたくらいだ。忘れ物かと思ったら全席に置いてあったから驚いた。
値段は大体1200円くらいか。実はこう語ってるけどサウナ屋に行った経験が少ないから噂と少数サンプルで話をしてる。ばれないように頑張ろう。


では、いよいよサウナの入り方を発表する。

浴室に入る

(あれば)かけ湯

体と頭を洗う

普通の湯舟に浸かる

温まりきる前に出て
本命(フィンランド)サウナへ 10分

水風呂 5分

別の(ミストやアロマなど)サウナへ 8分

水風呂 1分

ジャグジーなど湯舟で休憩

本命サウナ 12分

水風呂 5分

本命サウナ 12分

水風呂 5分

休憩 整い

(冬は)湯舟 1分

出る

ざっとこうだ。
どうだ。
これが俺のサウナだ。
恐れ入ったか。

私はわりと整いが早めにくるタイプだ。
”整う”を知らない人。サ道を見て。いいから。ほら。サ道。アマゾンプライムにあるから。早く。ダッシュ。
実はサウナに入って、一回目の水風呂で軽整いが来るくらい早い。ただ、一回目に来てしまうがゆえに、それを超える快感を得るにはきつめの後半を用意するしかないのである。

特に貧乏性の私はサウナ屋に行こうが、すべての施設を堪能しなければ気が済まない。かといってサウナをあとにとっておけるほど大人ではない。

サウナ行った時ばっかしは、もっと体力あればなぁって思う。そしたら無限にサウナに入れるのに。一生水風呂と交代浴して、一生うまいビール飲むのに。


ちなみに交互浴をする時もほぼほぼサウナと同じペース。

時間はこうなってるけど、厳密にはサウナの時間は
「熱い、倒れるかもしれない。」と思ってから3分くらい。
水風呂は
息が冷たくなったな
と思ったら出るようにしてる。正真正銘芯まで冷却されたってことだからねこれは。



昔は私もサウナなんて意味わからなかった。
銭湯に通い始めてからも、やたら入りたがる友達を宇宙人だと思ってた。
一年前までは一回6分入るのも精一杯だった。テレビがなきゃ「あぁ、これは死ぬやつだ。」って苦い顔してたし、水風呂なんて冷たいから膝までしか入りたくなかった。
でもある時を超えてから、6分じゃ体が温まらなくなった。いや、これ本当に。体が温まらないのよ。汗はでるけど。なんか「まだ水風呂入れないな。」って思うの。いかれてるよね。我慢できるかどうかじゃないの、水風呂を楽しめるかどうかで考えてるの。この脳の壊れ方してからなのよ、サウナは。

一回めちゃくちゃ温度の低い水風呂を味わうといいのかもしれない。ものすごい冷たくて、これはいつまでたっても体がベールに覆われないと思って、それでも何セットかサウナを繰り返して、そうしたら次ぬるめの水風呂入ったときに「もっと欲しい。」って思うから。その感覚が芽吹いたらサウナ―の門は開いたも同然。出ちゃってんのよ。ドーパミンが。バイブラのごとく。ぶくぶくと。
もう水風呂入りたくて仕方ないの。「もっと欲しい。」が温度じゃなくて、快感を指してるの。「あの水風呂入った時の震撼がなぁ。」って、次のサウナでは思っちゃうのよ。いやぁ恐ろしいね。

ただここで気を付けたいのは、快感を得たいがためにサウナと水風呂の時間をそれぞれ長くとったりすることね。気持ちはよくわかる。でも私もいまだに立くらみしちゃって、失敗した!って思うことがあるから。一回立ち眩みしちゃうと整いずらいのよ。脳が回復する時間が必要だから。うん。やっぱり適度(=普通よりちょっと頑張る)ぐらいがちょうどいい。自分との対話だから。


あと私のこだわりと言えば
・できるだけローテ―ション中は水を飲まない。
・サウナはなるべく熱いところに座る。
・サウナの中では無理矢理鼻呼吸をして鼻毛が燃えちぎれる想像をする時間をとる。
・なるべく脚と体の温度に差がでないとこが好き(たまに段差がでかいと上半身は温まっても足が寒いとかある。こういう時はあぐらかくのがおすすめ)。
・会話OK派。
・水風呂のタイミングかぶらないように気を付ける(前の人が十分入ったなと思うくらいで行く。自分が水風呂どっかり入りたい派だから)。
・水風呂が混んでたら、待たずにごめんなさいして無理矢理入る派。
・水風呂ではなるべく壁から離れて足をのばす(曲げてたり壁につけてるとそこだけ保温されて冷えない)。
・水風呂に入る時は声をだす(こっちの方が絶対気持ちい)。
・できるところは髪にも水をつける(基本もぐると髪の毛が浮いてしまうので推奨しません。桶でかぶってから入ったり、手ぐしで濡らすくらいが衛生的によい)。
・バイブラない方が好き(いつか逆転すると思う)。
・休憩時間は絶対せもたれ欲しい。
・たまにあるカビや汗の臭いが充満したサウナは嫌(特に寝っ転がれるところはいっきに鼻と汗がしみた床の距離が近くなるから注意)。
・サウナヨガ大好き。
・サウナの温度は高め(90度以上)が好き、水風呂は16か17度。(これはでもサウナと水風呂の温度ってセットだから一概じゃない。サウナの温度が低いところ(80度台)と交互浴の時は水風呂は18度がいい。)


以上。
まだまだサウナのルーティンは作れる余地ある気がしてきた。座り方とか、水風呂の出方とか、休憩の姿勢とか。今までで一番よかったサウナとかも決めてないしな。一番決めてくことって必要だもんね。ゲーム性あるから。


よし。
まとまった。
明日は給料日だ。
一杯入ってたらもちろんサウナに行く。当然だ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?