【036】大腸素麺線


台湾の庶民に愛される「麺線」という料理がありますね。

独特の細〜い麺と、 カツオダシの効いたとろみのあるスープが特徴の麺料理。

「麺線」の画像検索結果

僕は本場台湾ではまだなんですが、そっち系の人がやってる居酒屋かなんかにあるのを試しに食べてみたことはあって、これは日本のバキバキに尖りきったラーメン文化などとは対極にある、優しい美味しさだな〜と、とても好印象を持ちました。

この麺線の麺、日本にあるもので一番似てるのは、「そうめん」だと思うんですが、ある時ふと、「素麺」で「麺線」風のものを再現する「素麺線」っていいんじゃないの? と思いつきました。
えぇ、普段からそんなことばっかり考えてるので。

実際に作ってみたところ、全然悪くない!  美味しい! そして何より、めちゃくちゃ簡単!
ポイントは、麺線のスープのとろみ、これを「そうめんをゆでてとろみの出たゆで汁にそのまま味付けしてしまう」ことで再現すること。

本場の麺線を愛するあまりに怒り出さないとお約束できる方のみ、以下、僕の考えた「雰囲気麺線」のレシピ、ご覧ください。

麺線の王道といえば、豚のモツが入った「大腸麺線」。
というわけで、豚のモツを買ってきました。
ピリ辛味が付いてるやつしかなかったけど、まぁいいかぁ。

鍋に普段そうめんをゆでる時くらいの水を貼って、まずはモツをゆでます。
ずいぶんピリ辛色になってしまった。
洗ってから入れた方がよかったかな? まぁいいかぁ。

そうめんを加えてさらにゆでます。

この時、そうめんに付いてる粉の関係(?)で汁がトロッとします。
普通、素麺をただゆでる時、このとろみは不要なので、いったんザルなどに開け、ゆで汁は捨ててしまいますよね?
が、今回はここにそのまま味付けをほどこしていきましょう。

「ほどこす」なんて大層な表現を使いましたが、カツオベースのめんつゆを味を見ながら加えるだけ。
ゆで汁にはそうめん由来の塩味も染み出してますから、めんつゆの裏に書いてある希釈目安を参考にするんじゃなく、自分の舌で確認しながら加えてった方がいいと思います。

はい、もうこれで完成。
簡単すぎ!

お好みで、パクチー、ニンニク、ラー油、黒酢、などを加えても良いでしょう。
めんつゆを加える段階で、八角や五香粉といったそれっぽいスパイスを足しても、よりそれっぽくなるのかもしれません。

美味しい〜それっぽい〜満足。
もうちょっと水分が多くても良かったかな。
まぁいいか。


※11/22追記
料理人の友人から「そうめんは表面に油が塗ってあり、それが酸化していて雑味が出る場合があるので、作るなら『ひやむぎ』がおすすめ」とのアドバイスをいただきました。
気になる方はそちらでどうぞ。
「大腸冷麦麺線」になっちゃって語呂が悪いのがネック〜。


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パリッコ

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バカらしくて誰も試さないようなレシピや、なんとか手を抜いて酒のすすむおつまみが作れないかの実験記録です。
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