【023】炊飯器豚(ゆで豚・改)


以前に「ゆで豚」の作り方を紹介しましたが、最近もっと簡単に、しかももっと美味しくできる方法を見つけたので、改めて記しておきます。

ゆっくりと火を通す調理に炊飯器を利用するっていう、まーありがちなレシピなんですが。


ここ数年、肉の「低温調理」にすごく注目が集まってますよね。
詳しくは各自調べてみてください。

「Anova」
などの専用調理器や、細かく温度を設定し、それを一定に保てるヨーグルトメーカーを使うなど、家庭で楽しむ方法もたくさんあるようですが、それの簡易版。
どこの家にでもたいがいある「炊飯器」を使えば、細かい温度設定などはできませんが、手軽にそれっぽい雰囲気を楽しめ、かつ仕上がりもなかなかのゆで豚が完成します。


■材料

・豚ブロック肉
・塩コショウ

■作り方

■1 豚肉の表面に塩コショウを適当にすり込み、ジップロックなどの密閉袋に、なるべく空気が入らないように入れる。

この時、ストローを使って空気を吸い出すとか、大きめのボウルに水を張って沈めながら空気を抜いていくとか、いろいろあるみたいですが、そこまで厳密にやることもないかと思います。
なので僕が採用しているのは、「なるべく空気が入らないように手でギュッギュッと押しながら閉める」という方法。

■2 炊飯器に豚肉を入れ、給湯器から60℃くらいのお湯をひたひたになるまで注ぐ。



■3 炊飯器を「保温」に設定し、肉の厚みに合わせて数時間放置する。

どれくらい放置するかは、肉の厚みや炊飯器の保温温度によります。
ちなみに、肉類に低温で火を通す際に殺菌にかかる時間の目安として、こんな表があるようです。

参考サイト

肉の厚み、温度、時間が一覧表になってますね。
厚さ6センチの肉を66℃で調理する場合に2.5時間とあるので、たいていの炊飯器の保温温度が70℃くらいと考えると、僕の方法でスーパーなんかで売ってるブロック肉をゆで豚にする場合、まぁ大目に見て3時間は放置しておけば火が通るんじゃないかと想像できます。

ただし低温調理において70℃という温度はちょっと高いので、放置しすぎると肉は少しずつ硬くなっていっちゃいます。
何度か試して見極めましょう。

ここは本当に環境によるところなので、もしご自宅で真似される場合は、仕上がった肉に少しでも火が通っていなさそうな不安を感じたらきちんと温め直すなど、念には念を入れてやってください。
あと、肉の表面はフライパンなどで軽く焼き目をつけるとより確実です。
お腹をこわしても責任は持てないので!


■4 完成。

3時間放置して取り出してみたところこんな感じ。


肉を入れていた袋にはけっこう肉汁がたまってしまってると思うので、それと醤油などの調味料を混ぜて温め直し、

こんな感じでタレにしても良いでしょう。

切ってみると、うっすらとピンク色ながら全体に火が通っており、専門的な低温調理の方法からするとずいぶん雑ではあるんですが、しっとりと柔らかい肉質はじゅうぶん最高です。


この魅惑的な切り口!


最初の塩コショウだけだと味は薄めだと思うので、さっきのタレにつけるなり、お好みの調味料を用意するなり、好きに頂きましょう。


この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?気軽にクリエイターを支援できます。

23

パリッコ

スキマレシピ

バカらしくて誰も試さないようなレシピや、なんとか手を抜いて酒のすすむおつまみが作れないかの実験記録です。
コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。