最安うなぎバター

大阪の「じねん」という寿司屋に「うなぎバター」なるメニューがあるらしい。

一度上のリンク先をクリックしてみてほしい。どう見たってうまそう。ずっと食べてみたいと思っていて、ここ数年は何度か大阪に飲みに行く機会もあったんだけど、タイミングが合わなかったりでまだ訪問できていない。憧れのメニューだ。

尊敬する漫画家であり、光栄なことに一緒に飲ませてもらう機会も多いラズウェル細木先生は、もうこのうなぎバターを食べたそうで、さらに吉野家のうな丼にバターを乗せて混ぜて食すという、オリジナルのお手軽うなぎバター丼なんかも開発されていたり、さすがとしか言いようがない。

ところで、先日スーパーをブラブラしていて、ふと「ふりかけ」売り場の前で足を止めた。普段ご飯にふりかけをかけることってあまりないんだけど、「へ〜、最近こんなに種類があるんだ〜」なんて眺めていて、2つの商品に目が止まった。

うなぎ味と、バター醤油味。

「これ、合わせたらうなぎバターじゃん!」と即購入。バター醤油は100円くらい。うなぎの方は200円弱くらいだったかな?

さっそく試してみました。

まずはバター醤油を単品で。封を開けた時点で、香ばしいバターの香りがプーンと漂う。ポテトチップなんかのバター醤油味の匂いと似てる。

子供の頃、ご飯にバターを乗せ、醤油をかけてかき混ぜて食べる「バター醤油ご飯」が大好物だったが、そういえば何年もやってないな。こんど久しぶりにやってみよう。このふりかけは、それよりも甘味があって味が整い、細かい具がたくさん入るので食感も楽しく、とても美味しい。ふりかけのうまさ再発見だ。

次にうなぎ味も単品で。基本かばやき色で、黄色いのは、少し残ったバター醤油ふりかけの残りだと思う。うなぎとふりかけの食感が頭の中で結びつかず最初は戸惑うが、噛んでくと誰もが大好きなうなぎの「タレご飯」の味になって、山椒も適度に効いていて最高にうまい! 玉子かけても合うかもな。パッケージに「今までにないサクサク食感」とある、玉ころのようなサクサクしたフレークも良いアクセントになっている。なんでうなぎでサクサクなんだって気もするけど……。

さて、いよいようなぎバター。ご飯に両方をかけ、よく混ぜた。

いざ食べはじめると、味が強い! 単にかけすぎなのかな? バターはほんのり風味付け程度に抑えた方がいいかも。しかし食べ進んでいくと、過剰な感じがさすがにうまい。プチトランス状態に入って、ガツガツと一気に食べ終えた。


あとから考えるとやっぱり別々に食べた方が美味しかった気もするけど、これはこれで楽しい一食だったな。

……ってか、本物のうなぎバター食ってみて〜!

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