Amazon Goはコンビニ版Whole Foods

なんの予告もなく、突如としてサンフランシスコにAmazon Goがオープンしたので、早速行ってみました。ショップでの体験については、色々な人が既に触れているのでここでは割愛し、AmazonのWhole Foods化について考えてみようと思います。

買収から1年...何が変わったか

まずおさらいとして、AmazonがWhole Foodsを買収したのは、2017年の夏のことでした。Whole Foodsはオーガニックの食料品や体や環境に良さそうなコスメや雑貨類も売ってる、高価格帯のスーパー。ショッピングをするには楽しいけれど、結構お高いので、庶民はの私はあまりお買い物はしません。Amazon Prime会員だと一部の商品が安く買えますが、ほんの一部なのでそんなにインパクトがないなーと思っていたところでした。あと、Amazon Prime NowからもWhole Foodsの商品を購入できるようになりました。

Amazonの食料品事業

Amazon Goのお店で一番印象的であったのは、Amazonオリジナル商品の多さ!しかもどれも、ヘルシー志向のものが多く、アメリカのスーパーやコンビニ(=ガソリンスタンドやドラッグストア)を一線を画しています。サラダや主食からアイスクリームやチョコレートに至るまで、かなりの品揃えです。

オリジナルのミールキットまで販売されていたのには、さらに驚き!他のミールキットと比較しても特別安いわけではなく、どちらかというと味重視の高級路線。そして、どれも美味しそう。さすがにお昼休みに調理をする目的で購入する人はあまりいないと思うけど、仕事帰りに買って帰る、もしくはお昼休みにランチと一緒に夜ご飯を買って帰る人と狙っているのかな、と思いました。Whole Foods買収の本当の大きな目的の一つは、Amazon Goにおける食品事業のだったと言えそうです。

イートインもOK

アメリカは外食すると、セルフサービスのお店以外15%〜20%のチップを支払うことが習慣化しています。たかが15%ですが、お店で食べると最適$20はするので、チリツモで馬鹿になりません。スペース的にはそんなに広くないですが、イートインできるスペースがありました。息抜きに職場から出たいけど、お店に入るのは嫌だという人にはありがたいサービスです。

まとめ

● Whole foods買収の目的は、Amazonの食品事業への参入

● 健康志向でどちらかというと高級(でも、レストランに行くより安い)な商品を多く取り扱っている







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