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\ 4回裏 / 草インタビュー 『星野さんに聞いてみた』

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今回はトーキョーバッチコイ・たむらはやとによる『草インタビュー』第2弾!写真家・星野佑奈さんに *草 な『〇〇』を聞いてきました。


* トーキョーバッチコイでは、週末に河川敷で行われる『草野球』のように、プロや専門家ではないけれど、アマチュアと言われるとなんだか悔しくて、趣味と言われるとちょっともどかしい、そんな『こだわり』の活動を『草〇〇』と名付けて、みんなで共感したり楽しめたらと思っています。


何を隠そう星野さんも、前回インタビューさせてもらった近藤学さん同様、パーク経由で仲良くなり、コロナ禍以前はよく一緒に酒を飲みに行く、いわゆる『飲み友達でした。

これ


ということで今回は『星野的飲酒』を聞いてきました。
その中で絞ったお題は、

\ コンビニで売ってるお酒 /

なんとも『草』っぽい!

兵庫出身の星野さんの話し言葉は関西弁なので、みなさん読むときは脳内で関西弁に変換してくださいね。


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田村)そもそも草野球の『草』のニュアンスってみんなわかるのかな?

星野)いや、あんまわからないのよね。

田村)例えると、プロじゃなくて、完全に『趣味』でやる<アンオフィシャル>な、雑草が生えまくってるような環境でやる野球って感じ。プロにはなれないのもわかってるしなる気もない、でもなんかこの方が楽しいって感じられる…うーん…説明下手だな…。あ、僕が趣味で撮ってる写真はあくまで ”草” で、星野が撮る写真は ”草” とは言えない。それだとわかる?

星野)ちょっとわかったかも(笑)

田村)まぁその辺のニュアンスは適当でいいよ。難しい話抜きで。

今日は星野が好きなお酒の話がしたい。しかも誰でも手に入る『コンビニで売ってるお酒』について。ぼくの勝手なイメージだと星野はコンビニで買ったワインの瓶持ち歩いて飲んでる。

星野)コンビニのワインも飲むよね。でも色々飲むね。


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って事で、今回も前回同様に買ってきましたコンビニで。

今回は4種類、選んでもらいました。順位付けとかはなく、気分によって変えるそう。

ちなみに、酒のアテには前回の記事に書いた自家製チャーシューを用意しました。


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あとは、取材の会場にもなったパークギャラリーのスタッフのあかねちゃんからの差し入れで、茨城名物の明太子と納豆スナックをいただきながら。


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さらに!

『一緒にお酒を飲んでくれる要員』として、その場にたまたま居合わせたイラストレーターの はるやまひろし さんと Louiszona(ルイゾナ)さんにも、星野がオススメするコンビニ酒を飲んでもらいました。


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かんぱ〜い


普段、写真家として、独創的な写真を撮る星野さんの感性を刺激するお酒とはいかに!

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星野)まずは『ワイン』。どこのコンビニにもあるアルパカの赤いやつ。

田村)ああ、いつも星野が旅先で手酌で飲んでるワインって感じ。俺も飲んだことある。おいしいよね。

(って事で今回も手酌で失礼)

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星野)ワインは好きでよく飲むなあ。特にこの『アルパカ』が目印のワイン。500円くらいで買えて、コンビニのワインなのに普通においしい。

田村)『困ったらこれを買おう』みたいな?

星野)いや、困ってなくても、買う。

田村)なるほど。

ゲスト:はるやま)いやー今度コンビニ寄ったらこのワイン買おう。おいしいです。

星野)瓶に貼ってあるアルパカのシールを剥がすのも楽しいよ。


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星野)あっ(失敗)!!
なんじゃこの遊びは!


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田村)残酷な遊びですね…。次のお酒に行きましょう。

星野)次は日本酒『ワンカップ』。今日はみんなで分けるために大きいサイズにしました(みんなにお酌する)。

星野)ちなみにワンカップの好きなところはシールの裏側に『ワンカップのある風景』っていう企画があって、ワンカップの空瓶を使った一輪挿しの写真とかがあってそれを見るのが楽しみ。


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田村)今回のシールの裏側は『世界の大自然シリーズ』かな? 中国の山の写真。<張家界>って書いてある。

星野)うん。でも、この日本酒は私の故郷の『兵庫』のお酒ですね。旅先の海見ながら、黄昏たい時によく飲むかな。私はこのお酒を料理酒としても使ってるけど、料理酒として取っておいたのについキッチンで飲み干しちゃう時もある。それくらい飲みやすい。

パークあかね)確かに! ワンカップはじめて飲んだけど飲みやすいしおいしいです。

ゲスト:ルイゾナ)『鬼殺し』(パックの日本酒)とかもだけど、飲みやすい。飲みやすいから危ないんですよね〜特に翌日。

星野)そう! あと、サントリー『ストロングチューハイ』と、ファミレス『サ○ゼ○ヤ』のワインは怖い。飲めちゃうからって飲み過ぎると、鬼のような二日酔いになります。

田村)飲みやすいからって、どんなお酒もたくさん飲んではいけないよね。



星野)次は韓国のお酒『チャミスル』いきましょうか。コンビニでも最近は色んなフレーバーがあるけど今回はあえてストレートで味を楽しみましょう。

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田村)氷とか入れないんだ。そしてワンカップの空瓶に注ぐんだ(笑)。

星野)最近コンビニでよく見かけるサイズ感(350ml)だと、瓶のまま飲めるのでコップはいらない。最近はワインよりもこっちを飲むかも。ほかにもいろいろなフレーバーが出てますよ。

田村)おー普通のでもほどよく甘いね。今度見かけたらのフレーバー入りのも買ってみようかな。




星野)最後は『ウイスキー』ですね。コンビニでガラスの小瓶で買ったのは久しぶりかも。昔よく旅先とかフェスでポケットに忍ばせてこっそりチビチビと飲んでた時があって、今思えば屋外でチビチビ飲むにはちょうどいいサイズ。『ジムビーム』とか『ジャックダニエル』よりも、国産の『ブラックニッカ』とか『トリス』がおすすめ! 嫌じゃない。


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パーク加藤)「嫌じゃない」っていう表現適切かもね。コンビニに並ぶくらいだから値段とかいろいろなところで折り合いをつけなくてはいけないから、だいたいの商品が『嫌』な感じになってく。でも、その中で『嫌じゃない』って大事な感覚な気がする。

星野)田村! 私が言った「嫌じゃない」って表現太字で書いておいて!

加藤)ぼくも旅先に向かって深夜バスとか乗る時、ブラックニッカでチビチビやってるタイプ。これが高級ウイスキーじゃダメなの。ビールやレモンサワーもいいけれど、ちょうどいいサイズシリーズでどんどんウイスキーも出して欲しいな。スキットルのサイズ感。あの喉を通るアルコールの熱さが生きてるって感じがする。

田村)わかります。僕もキャンプ用にスキットル買っちゃいました。冬山で遭難した映画で最後の一滴まで飲むためのアレ。持ち歩こうかな。遭難してもいいように。死なないように。

星野)生きるとか死ぬとかって辛いことだけど、そう考えると、時々お酒は私たちを救ってくれるかも。現実逃避かもしれないけれど。でも友達とただ飲んで話すのも楽しい。お酒を飲んでると横で飲んでる知らない人ともお話しできたりもしたし。あと母が、

「お酒はご飯をおいしく食べるためのもの」

って言っててすごくわかった。でも、健康を考えたらそろそろお酒やめないと。

田村)いやいや辞めないでしょう。だって両親は?

星野)普通にいまだに飲んでる。

田村)じゃあなおさらやめないでしょ。親がお酒をやめる歳になるまでやめないと思うよ。

星野)まぁでもとにかくお酒を飲んで考え事するのが楽しいんだよね。友達と旅先で仕入れたお惣菜を持ち寄って、海のそばやその町の静かな場所でそれをつつきながらお酒を飲んでいろいろなことを話すのが好き。

お酒も好きだけれど、結局は話すのが好きなのかも。思いもよらない出会いがあったり、そのおかげで見れる景色があったり。それを写真に撮って、あとで現像してみたり。まぁでもお酒が好きかも(笑)。


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そんな話をしているうちに、今回コンビニで買ってきた酒瓶は全てに。


あ、ついでにコンビニで偶然売っていた今話題の『スーパードライ』の生ジョッキ缶があったので体験してみました。

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とりあえず感想を
・冷やし過ぎると泡が出ない
・泡が出過ぎるとラムネみたいにこぼれる
・飲み口が広いのでゴクゴクと飲みやすい

っていう感じでした。
試すにはいいタイミングでした。


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さて、お酒を飲むのも、人目をはばかるご時世。
思い切り自由にみんなで楽しい飲酒ができるのはいつの日になるのか。


とりあえず今週末もチャーシューを作って、スキットルからチビチビと星野に教わったウイスキーでも飲んで、もう少し、その日を待っていようかね。


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2番セカンド・たむらはやと
1985年生まれ。学生時代はドッグトレーナーを志したが紆余曲折し、今は牛の革を染めたり鞣したり売ったりして生計を立てる。
雑学好き、器用貧乏。
右投右打、学生時代は2番セカンド。
草野球でのポジションはセンター、ショート、ピッチャー。
神奈川県南足柄の耕作放棄地にて大豆を作る「DAYZ.」力仕事担当。
https://www.instagram.com/hayatot8

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