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アウトドア好き多し!?parkERs空間デザイナーのインスピレーションの源とは?〜虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー テラス席〜

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「日常に公園のここちよさを。」をコンセプトに、都市に公園のような心地よい空間を作り出す空間デザインブランドparkERs

植物など、様々な自然の要素に「」の姿が入って、初めて公園は心地よい風景になる、とわたしたちは考えています。慌ただしい都市の中で、公園にいるときのようにホッと落ち着ける、豊かな時間をデザインするために、デザイナーは日々インスピレーションを求めています。

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時にはオフィスの「ブランコ席」で。

公園で仕事

時には実際に近くの公園でミーティングをしたり。

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そして休みの日には、実際の自然の中へ。

ついには、「ワーケーション」も実施。自然の中で仕事をすることのメリットもデメリットも、まずは自ら体感してデザインに落とし込むことで、どこにいても心地よく過ごすことができるようなparkERsの空間を作り上げます。

クリエイティブディレクターの城本さんを筆頭に、自然やアウトドアのアクティビティが好きなメンバーの多いparkERs。

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クリエイティブディレクター城本栄治

parkERsきってのアウトドア好き。自然の中に行くだけでなく、アウトドアツールも普段からチェックしている。以下、本人よりコメント。
“釣り竿やキャンプ道具は少しでも使いやすくなるように軽く、コンパクトにデザインされています。与えられた条件の中で最大限のアイデアが詰め込まれている。この機能美が素晴らしい。これを見て『parkERsの空間だったらどう活かせるか?』考えるところから発想が生まれることもあります。例えば飯ごうを見たとき。飯ごうには“焚き火”や“食事”、“みんなで一緒に作る”という楽しい要素があって、それをオフィスの中に置き換えたらどうなるのか?と考えて空間づくりに繋げます。”

そんな城本さんから毎日刺激を受けている若手デザイナー若田部(わかたべ)さんも、大のアウトドア好き。

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学生時代は、無人島でサバイバルをしていたという強者。電気も水もない自然の中で、地球のリズムとともに潮の満ち引き、風向き、を肌で感じながら原始的な生活を体験。その時培った、“必要なものは自分で作る”精神から、DIYや洋服や小物作りも趣味。

若田部さんがコンセプトデザインから携わった「虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー 2階テラス席」。こちらも、自然を体感した者ならではのインスピレーションから生まれたデザインなのです。

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国際新都心・グローバルビジネスセンターとして開発が進められている虎ノ門ヒルズエリアで、2020年6月に開業した「虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー」。

parkERsは、この「ビジネスタワー」の2階テラスのデザインと施工を担当しました。ファミリーマートとアーバンリサーチが運営する「アーバン・ファミマ!! 」前のオープンスペースです。
「森タワー」と繋がる歩道であり、地下鉄へと続く人の行き交う場所に、一息つける公園のような心地よい空間が生まれました。

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このスペースのコンセプトは、 「都市の流れの中に溜まりを生み出す」。せわしなく流れる都会の忙しさの中で、人と緑が豊かに過ごすことのできる場所をテーマにデザインしました。

そして、このコンセプトのインスピレーションは、若田部さんが川から得たものだそうです。

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若田部さんが訪れた川

若田部さんコメント
“休日にキャンプへ出かけ、その近くを流れる川の流れを眺めている時に、
今回のコンセプトを発想しました。川の流れと都市における人の流れ、どちらもただ速く流れ続けるだけではその場所に豊かさを生み出すことはできません。
川の流れは時に溜まり、穏やかに流れるからこそ、そこに動植物が集い一筋の流れが豊かな風景になります。都市を流れる人がふと立ち止まって自然の心地よさを感じ、再び流れ始める時の糧になるような空間を目指しました。”

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キャンプで見た川の溜まりを、都市の人の流れの溜まりに置き換えて発想を膨らませ、都市に自然の心地よさを生み出しました。

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水のゆらぎをイメージしたテーブルは、
まるで水中の植物を覗き込んでいるかのような風景を演出。

植栽のコーディネートは、プランツコーディネーターの児玉さん花田さんが担当。

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陽の光や風のゆらぎを感じさせる、涼やかな木陰を演出。せかせかと歩いていても、気づいて思わず立ち寄りたくなります。

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落葉樹のヤマモミジ、エゴノキ、常緑樹のオガタマノキ。馴染みのある自生種の木々を選定しています。

児玉さんコメント
“ここの植物はプランターに植えているので、通常足元にある植物を椅子に座ったとき、目線で感じることができます。いままで気づかなかった、ツワブキの葉の裏の産毛やシダの新芽の形など見ることができ、植物の新たな表情を知って興味を持ってもらえると嬉しいです。落葉樹であるモミジは寒くなると紅葉し、葉を落とします。またGWころ一斉に青い芽を出します。季節の巡りとともに変化する色やカタチを感じてもらいたいです。”

自然を体感して生まれた発想から、都会の真ん中でオフィスワーカーやファミリー層など様々な人が集う、心地よい空間となりました。

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parkERsが想像する未来の働き方には、
「大自然の中で遊びながら働く」も。

自然の要素を取り入れて、デザインに落とし込むために、これからもparkERsメンバーは“体感”を大事にしていきます。

虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー  2階テラス席はどなたでも立ち寄ることができますので、ぜひ足を運んでみてください。詳しくはこちら。

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この記事を書いた人
ブランドコミュニケーション担当 矢崎
parkERsのオンラインイベント運営のため、キカイと格闘中の日々。
parkERsプチ放送局を目指し、ゼロ…いやマイナスからのスタート。
日々チャレンジするのが弊社流。先生はGoogleとYouTubeです。