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【セミナーレポート】なぜ今、人は植物のある空間を求めるのか?人間の意識と進化を掘り下げて考える

こんにちは。parkERsブランドコミュニケーション室の坂井です。

急激に夏らしい気温と湿度になり、暑がりの汗っかきとしてはますますイケウチオーガニックのタオルハンカチ(吸水性が抜群で軽いバンブー540が個人的なお気に入り)が欠かせません。この時期はみなさんの汗対策が気になってしまいます…


さて、さる6月26日(水)、一般社団法人日本空間デザイン協会(DSA)からお声がけいただき、parkERsのブランドマネージャー梅澤TEDxOtemachiLive Youtube)がデザイナーのみなさま向けにセミナーを開催させていただきました。


会場は、東京ミッドタウン「インターナショナル・デザイン・リエゾンセンター」。センターが入っている「DESIGN HUB(デザインハブ)」ではちょうど「日本のグラフィックデザイン2019」が開催されていました。

センスも才能もテクニックもないのでデザインはまったくできませんが、興味だけはあって好きなので「みたことある!」という有名なポスターから日本酒のラベルまで様々なグラフィックデザインが一同に揃ってワクワクする展示でした。入場無料なのでご興味ある方は8月7日(水)まで開催しています。


準備と高まる緊張感

会場について、まずは当日配布する資料の準備。

新卒入社3年目梅澤の敏腕アシスタント佐野ちゃんとふたりでせっせと配布準備

司会進行していただくDSAの津山さんと梅澤は最終打ち合わせ

佐野ちゃんとは和気藹々と準備するボス梅澤

気のせいでしょうか、わたしとのやりとりとはだいぶ雰囲気が違いますね…?

ちょっとした小道具のセッテイングも完了して準備万端の梅澤


実は、このセミナーのためのオリジナルアロマを特別に調香していただきました。梅澤からの依頼は「ポジティブ」「リッチ」「心を開く」「好意的になる」「ラグジュアリー」な香りという無謀な前振り。

しかし、そこはも調香していただいた。

梅澤の要望を踏まえて、クロモジ(梅澤の好きなアロマ)、ユーカリ、スイートマジョラム(parkERsアロマに不可欠なオイル)、オレンジなどのエッセンシャルオイルを調香いただきました。そのアロマのおかげでさわやかでシャキッとする心地よい香りが会場中にほんのり香っていました!

アロマがほんのり香り、爽やかでポジティブになり、集中できそうな空気に。会場セッテイングも完了。していよいよ開場時間が迫ってきました。


開場・開演

受付も準備が整って、お客さまが会場入り開始。この日は定員100名のところ、キャンセル待ち、立ち見が出て満員に。ありがとうざいます!

お知り合い同士はあえて離れて座っていただくよう誘導。その理由は後ほど。

あっという間に会場は満席に!ありがとうございます

parkERsの紹介とともにデザインさせていただいた現在施工中の東京オリンピック2020のマラソンコースについても紹介

いまトレンドの「バイオフィリア」についてふれ、いまの空間デザインの世界的な潮流とそのニーズについて説明

parkERsの紹介が終わったところで、近くの方との名刺交換をする「CHECK IN(チェックイン)」を実施。お互い隣に座っている方のことをちょっとだけでも知ることで距離感を縮めて、この後に続くミニワークショップや交流会へのハードルを下げてくれます。

そして、同じ列に座っている面識のない人たち同士3〜6名程度のチームに分かれワークショップ開始しました。この規模(90名以上)でのワークショップはなかなか体験はなかったのですが、積極的にご参加いただけたおかげで会場は大変盛り上がりました。

このワークショップはチームワークが肝。初対面同士、どこまでチームワークを発揮できるか?を工夫しながら実践してもらいます。

集中してグループワークに打ち込むチームのみなさま

時間を押してしまうほど大盛況だったワークショップですが、詳細については残念ながら内容はここでは差し控えさせていただきます。(すみません)

もったいぶるわけではありませんが、今後の梅澤のセミナーでもちょくちょく登場するはず。その時までのお楽しみに!


その後、人類の進化や遺伝的特性から紐解く人間の思考と行動、意識、求める快適性の変化などについて、様々な参考論文や世界的なバイオフィリック デザインの事例などをあげながら、"人が求める現代の快適性"、"なぜ人は植物のある空間を求めているのか"というparkERsの仮説についてお話させていただきました。(このあたりの詳細も今後のセミナーでも登場するはず!)

「暑さや寒さの除去といった『消極的な快適性』から自ら動いて獲得する『能動的な快適性』へと移行してきています」

SDGsに代表されるいま求められている「環境×社会×経済」のバランス(調和)

ダーウィンの有名な進化についての名言

最後に「生き残る種とは、最も強いものではない。最も知的なものでもない。それは、変化に最もよく適応したものである」を引用して終了しました。


懇親会

セミナーの後は懇親会へ。ケータリングが準備され、一瞬にして会場が華やぎました。

令和カラーのケータリング!装飾だけでなくピンチョスも令和カラー

プラスアロマ協会の小山さん、齋藤さん、梅澤、津山さんと今回お声がけいただいたDSA理事でもある山田さん


ご参加いただいみなさま、そしてDSA理事のみなさま、本当にありがとうございました!


9月に開催予定の「DSA空間塾」でも梅澤が登壇予定です。空間デザインの専門家ではない梅澤が、プロ中のプロなみなさまの前で今度はどんな話をするのか?個人的にも興味津々です。

今後も梅澤だけではなく、parkERsメンバーが色々なセミナーなどに登壇させていただきます。今回のレポートではご紹介できなかった梅澤のワークショップや講義内容など、再度お話させていただく可能性もあります。parkERsのホームページでも随時お知らせいたしますので、お楽しみに!


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この記事を書いた人

坂井 邦子(さかい くにこ)
parkERs ブランドコミュニケーション室マネージャー
幼少時代を海外で過ごし、高校・大学は典型的な帰国子女コースで進学するも、社会人に入ってからは外れて独自路線を歩み続ける。百貨店、外資ブランドなどファッション畑を経由し、parkERsに流れ着いて間もなく丸3年。本人は純粋な日本人のつもりだが、アメリカ人みたいと言われがち。


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