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【日本の不景気見ぃつけた】

不動産事情から、日本の不景気ロジックの仮説をまとめてみます(^.^)


保証会社のこと

賃貸契約で関係する、あれです。
ひところは、家族を保証人として対応していた代替制度ですね。

家賃が払えなくなること、残念ながらあります。
 突然解雇された
 莫大な借金を追ってしまった
 夜逃げした
などなど。

絶対良くないですが、何億も人が住んでいれば何かしらのドラマは起こります。
突発ごとは避けられません。
とはいえ、大家さんとしては“取りっぱぐれ”が起こる一大事。

そこで登場するのが、保証会社。

万が一のとき、借りている人に代わり家賃を建て替えます。
とは言っても、あとでしっかりお金は保証会社は借り主に返済求めますから、何のための『保証』なんやろとは思いますが。

保証会社が生まれた背景が
日本独特?

日本では、国にも人にも『家族制度』のシステムと根強い概念があります。

例えば、
入院したら親族の一筆が必要ですし、
お金に係ることは保証人が必要。
親の面倒は子が見るし、成人子どもの責任を親が取る文化です。

ところが、何十年も前から、そのシステムが不具合を起こしています。
高齢社会になり、独居が増え、婚姻率や出生率が下がったことで“一筆“したためる家族がいない人がメジャーになったんですよね。

だから、保証会社の台頭。

という『筋書き』ですが…


そもそも保証人って……

保証人って、なんなんでしょう。

家族は家族が支えねばならぬという個性的な価値観が日本にあるからこそ、幅を効かせる保証人システム。

では、他国はどうしてる?
家族制度そのものが日本独特ですから、保証会社みたいなシステムは無いのでは…と、思うのですがどうなのでしょう。

引っ越し“しぶり”

日本はただでさえ、賃貸契約に礼金があります。
そして、仲介ありがとうの仲介手数料。

チップと手間賃だけで2ヶ月分が飛びます。

そして、新しめの制度、保証会社。

計3ヶ月分のお金が出ていきます。
家賃¥10万であれば、¥30万が湯水のように出て行くシステム。

更新などに制約が発生します。
携帯端末のしばりが無くなったと思ったら不動産しばりの昨今。
消費者である借り主には何のメリットも無いシステムが膨れ上がっている印象です。

お金は市場を回ってなんぼ。
そんなズルズルに吸い取られてしまっては、
『あー…3ヶ月も4ヶ月も取られるなら、次も更新でいいや』
と、思うのは自然なハナシ。
それって、経済停滞に一役買うものと感じるのです。

引っ越ししぶりが起これば、大家に新たな礼金が舞い込むことは無くなりますし、引っ越し業者も案件が減る。
家具屋は新しい家具を買ってもらえないですし、引っ越さずにマンネリすることは購買意欲を下げること。

日本は不景気なのに、不景気サイクル活性化です。
不動産会社は保証会社からマージンも取っているのでしょうから誰のための商いなのか、不景気これでいいのか心配になります。

せめて大家さんのための保証会社は大家さんが払えば良いのかもしれない…?

不動産事情からいろいろと考えるのでした。



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