星野博区議の発言について④:星野区議と江東区議会自民党からの回答

星野博区議と江東区議会自民党会派から回答が届きました

回答受領の簡単な経緯についてまず説明いたしますと、
星野議員からは早々にメールによる回答があった一方で、
自民党会派からは締切当日(10月14日)の17時になって、
メール添付の形で回答がありました。

いずれの回答につきましても、私たちからすれば
多くの問題点があると思いますが、
議論の透明性と公平性を保つために、
まずは以下に両回答をそのまま掲載いたします。
私たちの両回答への見解については次の投稿で示します。

星野区議からの回答

R・4・10・02

質問状送付ありがとうございます!

簡潔にお答えしたいと思います。

1・パートナーシップ制度を少子化助長の因とした根拠

同性パートナー関係には生物学的な妊娠・出産がありませんので、 出生率にとってマイナス要因である事は否定できません、従って少子化の懸念があると考えます。

2・恣意的な解釈について

港区の1017年度調査結果を示し行政側が、それをどのようにとらえるのか、また、江東区の調査で感じた事を行政側に質問しました。そのことに問題がありますか?

3・制度の悪用について

新たな制度ができれば、一般的に制度の悪用の可能性があります、パートナーシップ制度悪用の可能性も同様であります。それにどのように行政は対応するのかの質問ですが、それのどこが差別でしょうか?

4・夫婦別姓について

個々の考え方はあるのでしょうが、法的規定は守らなければなりません。私は立憲主義ですので、反対するしかありません。

5・第七次江東区男女共同参画行動計画での数値について

「共産党の国家北朝鮮」とは、そもそもなにかの質問です。趣旨がよくわかりませんが、共産党独裁国家北朝鮮のことです。男女平等は我が国では憲法に規定されています、多くの有能な女性が活躍し国家を支えている日本国です。江東区議会でも多くの有能な女性議員が大活躍しておりますがご存知でしょうか?どのような設定のアンケートか分かりませんが、「男女が平等だと思う区民の割合」14.4%は私には信じられない数字であります

以上回答になります。

余談ですが私は女性崇拝者であります、常図男性よりも女性のほうが偉いと考えております。なぜ?皆母親から生まれ、そだてられました。共産党国家の独裁者でも自分が母親より偉いと主張すれば馬鹿者です。その意味では皆様方からみれば問題者かもしれません

議論の制限に反対し議論は民主主義の基本と明確に述べる江東区議会議員
星野 博

全文掲載よろしくお願い致します。

江東区議会自民党からの回答

パートナーシップについての江東区議会自民党の考え

わが党は憲法第14 条の趣旨に基づき、性的指向・性自認に関する不当な差別や偏見はあってはならないことと考えています。
 既に性的マイノリティに対して、わが党は政務調査会に「性的指向・性自認に関する特命委員会」を設置し、平成28年5月に政府に対して差別解消など現行法で対応できる事項33項目について申し入れを行い、現在、政府で適宜フォローアップが行われております。
 他方、憲法第24 条は、「婚姻は両性の合意のみに基づいて成立する」と定めており、現行憲法のもとでは、同性カップルに婚姻の成立を認めることは想定されていないのが、政府の立場であり、わが党も同様に考えております。
 現在、婚姻に関係する権利や義務等について具体的なコンセンサスが国民にある状況ではなく、まずは性的指向・性自認に対する国民の理解増進を図った上で、慎重な検討が必要と考えております。
 また、同性カップルが少子化の進行につながる、というのは非常に個人的な見解であり、少子化の要因は、子供を持ちたくない方々もいれば、不妊で悩まれている方々、また経済的な理由など様々な要因を含んでおります。
 個人の考えは尊重すべきでありますが、正しい理解増進を進めることが、自らと違う立場やそれに伴う困難を受け入れるため必要ではないかと考えます。
 自治体でパートナーシップ制度を含め様々な政策を検討する中で、有権者に選ばれた議員が様々な環境にある区民の考えや立場をしっかりと伺いながら、政府や党の取り組みを踏まえ、政策に反映すべきと考えます。

*江東区議会自民党からの応答はpdfファイルの添付によるものでしたので、念のため以下にファイルを添付します。


*このシリーズの他の投稿は下記の通りです。


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