昔から買い続けている作家とか

コミックビームが桜玉吉のために作られたとか未確認なわけですが、防衛漫玉日記を始め、日記エッセイの漫画がほんとに面白かったので、今の今ままで新刊が出てはだいたい買っています。

今の作風の元になった「しあわせのかたち」の終盤に収録された「しあわせのそねみ」が今でも思い出せるほどに強烈な作品でした。

コミックビームの連載時から軽いうつ病と診断されて、漫玉日記シリーズの終わりには相当に追い詰めれて、ひり出した一本一本が苦しさや空虚に混じった紙面になったりと読んでてしんどいなと思ったこともありました。

いまは伊豆の山奥で一人住んでいるそうで、度々現れる虫たちと格闘する日々を送っているようです。

漫画家としてはピークを過ぎつつあるのでしょうが、ほそぼそでもこの人の漫画を読んでいきたいです。

ちょい前に「ラブラブROUTE21(ラブラブルートトェニーワン)」を映画化していたのですが、これがいい出来だったので、違うシリーズを映像化してほしいですね。というか、これメディアになってないのね。

この人の作品は人を選ぶのは間違いないんですが、相性が良ければ、本棚の片隅においてしまうそんな引力を秘めています。

されど、自分の周りではたま吉で話ができる人って、あんまりいないんですよね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?