弟の卒業式に参加した
こんばんは。ぱるです。
今日、3月3日は弟の卒業式でした。
弟の最後の中学生活を見届けに、保護者として兄として参加しました。
コロナ禍の卒業式ということもあって、保護者一名までの参加で、普段こういった行事に行く母親は仕事があり休むかどうかを悩んでいたので、たまたま休みだった僕が代打で行くことに。
僕は弟と昔から仲が良くて良い兄ちゃんでいてあげたいなとずっと思っていたのでこういった機会があって嬉しかったです。
可愛い弟の晴れ姿はマスクをしていても兄として感慨深いものがありました。
しかし、例年通りの卒業式であるわけもなくて歌は歌えず、ピアノの音のみで、卒業式の醍醐味は感じませんでした。
言い方はアレですが、卒業式は卒業ソングをみんなで泣きながら歌ってこそじゃないですか?
僕自身がそう言った卒業を中学校の頃にしていたので、より可哀想に感じます。
生徒だけでなく、1番そうさせてあげたかったのは先生たちも一緒で、あまりに異様な空気の式でした。
マスクで顔がほとんど見えなくて、歌も歌えず、あっさりとしたたったの1時間半にも満たない卒業式。
仮にコロナが収まったとしてもこの色んなことに気を張り巡らさなければいけない生活は本当に元に戻るのでしょうか。
あれもダメこれもダメと言われ続ける今の小中高生って、僕らなんかより何倍も辛いはず。
あの頃って学校が世界の全てだったような気がしています。
今になってはもっと世界は広いし、ある程度の自由は自分で獲得しているけれど、ただでさえ狭くて窮屈な世界に押し込まれているのに、今の世の中が更に圧迫しています。
どうなるかなんて僕にはわからないけれど、せめて卒業式で歌を思いっきり歌えるくらいの世の中には戻ってほしいなと保護者席から弟を見守っていました。
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