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映画「WILL」を観て思ったとりとめもないこと

観に行く予定の前日に、たまたま立ち寄った本屋さんで服部文祥さんの本を見つけた。服部文祥さんのことを最近知り、本を読んでみたいなと思っているところだった。少し時間もあったので購入して読むことに。80ページほど読んでから、翌日映画を観に行った。

そしたら映画の中で、本に書いてあった服部さんの古民家で東出さんが過ごしているから驚いて、引き寄せられてるなとワクワクした。

劇場内で響き渡るMOROHAの曲と東出さんの生き様が重なって、私の心に刺さりまくって、涙が止まらなかった。明日も明後日もこの心臓が止まるまでは一生懸命生きていようとか、映画を観終わってそんなことを思った。

服部さんと東出さんの会話の中で答えにならない問題を考えるのが好きって出てきてたけど、私も好きなんだよな。この映画の内容もまさにそういうことだと思う。だから受け取るものも人それぞれなのかもしれない。自分が何を受け取ったのかはうまく言葉にはできないんだけど観れてよかったし、たくさんの人に観てもらえたらいいなとも思う。

自分の手で生き物の命を止めて、捌いて、食べる肉の味は、スーパーで食肉になっているものとは全然違って複雑みがあると服部さんの本にも書いてあった。いつも食べている肉はただの肉じゃなくて、生きていて命があったんだよなと。普通に生活していると忘れてしまうけど、忘れちゃいけないとても大事なことな気がしている。
とか考えちゃう一方で、そんなことを考えてるのは人間だけで人間以外の生き物はただ目の前の生を真っ当しているだけなのだよなとも思うのだけど。

そんな風にあれこれ考えるこの映画を、子どもたちと観に行ってきた。
ふたりがそれぞれどんなことを受け取ったのかはわからないけど、私は一緒に観れてよかったなと思ってる。この先、生きることや命について考えたときのヒントに少しでもなれば良いなと思う。

内容が濃すぎたからもう一度観に行きたい。
できれば、生きてるってなんだろってなった時には観返したいから円盤か配信されることを強く希望します…

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