昨年9月に観たミュージカル「RAGTIME」（ラグタイム）が、菊田一夫演劇賞大賞を受賞したとのことなので、観劇を振り返りたいと思います！

東宝ナビザーブで予約したときは、チケットの窓口受け取りは

「帝国劇場orシアタークリエで」

ってメールに書いてあったので、どっちで受け取ろかなと思ってたんですが、

とりあえず日生劇場の窓口行ったら、
「東宝ナビザーブのご予約でしたらこちらで発券できます」
と言われた。

ほなそう書いといてくれる？（＾＾；）
有難いけど（＾＾；）

席は、２階１列目、左端の方のS席15,000円！！

やっぱり宝塚以外の劇場に行くと、いかに宝塚大劇場と東京宝塚劇場のつくりがイケてるか実感する。

結論：日生劇場は２階１列で見るべきでない
理由：柵がしっかり舞台と重なってめちゃくちゃ見づらい

たぶん２階２列目のほうがストレスなしで快適に見られます。

あと、今回は１列目７番やったんですが、左端の舞台見えへん。

見えへん部分がある席作るのやめてほしいわね。


それでは、内容についての個人的感想いってみましょう！（俳優は敬称略）

・ストーリー
白人による黒人差別、それに怒った黒人の暴走からの死、という超絶ありふれた内容でした。宝塚でも似たようなもの10回は見た気がする。
あと、展開が流れてないというか、唐突な場面が多い！
そういう演出なんでしょうが、わかりにくいなあと思いました。

・安蘭けい
マダムの演技良いし音程はもちろん安定してるけど、声量こんなになかったっけ…？
せっかく見せ場のソロ曲でも、声が伸びひん伸びひん（とうこさんファンすみません）。
私はミュージカルに、心臓に響くような大迫力の熱唱を求めているので、物足りなさがすごかったです。
男役時代はもうちょっと声出てたような気がするなあ…

・遥海
歌めちゃくちゃ上手い！けど、見せ場のソロ曲が泣きながら歌うもんやから、声が小さい小さい。もっと観客を感動させることができるはずやのに、めっちゃもったいないなと思いました。

・東啓介
ミュージカルで初めてお目にかかりました！（ドラマ「ウチの娘は、彼氏ができない」で気になってた）
今回の一番の収穫は、この東さんがめちゃくちゃ歌上手いとわかったこと！！
背高くて舞台で映えるし、声量、声質、活舌、何をとってもめっちゃよかった！

・井上芳雄
芳雄ちゃんはいつも通りイケイケ。
でも、もっとしっかり歌唱力を見せつけるような歌を一曲歌ってくれる場面があってもよかったなあ～

・石丸幹二
歌うますぎる。もはやしゃべってるときも歌ってる。

・綺咲愛里
良い！ハマってた！
何より可愛いし、女優の役ぴったり。
歌は宝塚時代のままですが、そんなに不安定が目立たへん曲と語尾になってた。



総じて、ミュージカルの良さは存分に味わえましたが、
心が震えるような体験はできなかったので、星ふたーーーーつ☆☆！！
（横の女性は泣いていたので私の感性が鈍ってる可能性あり）


ちなみに日生劇場の係員さんはめっちゃ親切。

終演後、階段で降りようとするおばあさんに「よければエレベーターご案内します」って言う係員を二人もみた。ええやん？