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 伝説やおとぎ話じゃない、現代の海賊

こんにちは、スペイン産オリーブオイルのインポーター加藤です。
今日の東京は寒いです。こうしてあなたが忙しいなか読みにきてくださって、ほっと心があたたまります。「スキ」やフォローをポチッと押してくださり、本当にありがとうございます。



海賊?



海賊といえば、ピーターパンに登場するフック船長、もしくは映画「パイレーツオブカリビアン」をイメージするほとんどでしょうか。
大人はニュースでご存知でしょう。しかし、子どもで知っている子は、あまりいないかもしれません。
うちの子も、現代に海賊がいると聞いて驚いていました!


ソマリア沖とアデン湾


スペインやヨーロッパから船で貨物を運ぶとき、
スエズ運河を経由し、紅海、アデン湾からインド洋に入ります。
ソマリア沖・アデン湾は、アジアとヨーロッパを結ぶ重要な海上交通路。
しかし、ソマリア沖・そのアデン湾あたりが危険なポイント。

日本船主協会
「ソマリア沖・アデン湾における 海賊事件」
https://www.jsanet.or.jp/pirate/pdf/100325aden.pdf


日本船主協会より画像をお借りしています


昨年12月にルート変更


昨年末、海賊等の危険を避けるため、スエズ運河ルートから南アフリカの喜望峰ルートに変更になりました。
距離が長くなる分、到着も2週間ほど遅くなります。
スエズ運河ルートが港から港まで約50日、
喜望峰ルートは65日。


読売新聞より画像をお借りしています


輸入業だけでなく、さまざまな業界に影響がでています


海賊がゼロになることはないと思いますが、とても困りますよね。
行ったこともないスエズ運河や喜望峰で何が起こっているのか、
どんな対策がされ、いつ、どのルートになるのか。
それは輸入業をしている私たちには本当に身近で大切なことです。
輸入品が多い日本で生きていると、なおさらですよね。
わたしは、状況によって、空輸(飛行機で輸入)することもあります。しかしできれば輸送コストを少しでも抑えて、商品が適正価格であるように努めることもインポーターの仕事。それでなくとも海賊以外にも円安の影響や、マテリアルが揃わないなど、マイナスな事態も避けては通れないことが山積みです。
どんな仕事も、いろいろありますよね。それをどうクリアしていくか、ですよね。
輸入業も同じです。

スペインの生産者たちが大切に育てた上質なオリーブから生まれたエキストラバージン・オリーブオイル。安心と安全を保って、あなたの食卓にお届けするために。


最後に


今日のトップ画像は、福岡の海です。
とても安全で、夏には泳ぐのが楽しみ。(クラゲだけは注意ですけど。)
日本海も世界の海と繋がっています。
自然が起こす影響は仕方がないとしても、海賊など人間が起こすことは少しでも減って、福岡の海のような安心感が広がればいいなと、願うばかりです。



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