けものフレンズは人生のバイブル
最近会った知人には、恥もなく一辺倒に紹介、布教しているのが
けものフレンズ(アニメ一期)
今までの人生で、ここまで感銘衝撃を受けた作品は他に無い。勿論アニメ映画ドラマ漫画小説ゲーム舞台等、創作物において頂点と考えている。
たった12話なのに恐ろしい程エンターテインメントが詰め込まれている驚異的作品である。
惜しむらくはリアルタイムで視聴できなかったことか。
ニュースにもなっていた監督降板の辛さは、後に完全に別物と化した続編を見た時に痛感するわけだが、ここではあくまで一期について語りたい。このため、多数のコラボやゲームに関しても本稿では触れない(別の機会に)
自分自身、最初は見た目から敬遠し、それでもとAmazonプライムで見るも、あまりの映像のチープさ(後に何物にも替え難い素敵なビジュアルと気付く)に1話で挫折している。
しかし、世間を騒がせる何かが本当にあるのか知りたくて再び視聴したところ、気づけば夜3時までぶっ通しで全話観てしまった自分がいた。平日で次の日が勤務だと言うのに!
私の心を揺さぶる
協力(助けあい)、チャレンジ、仲良く、楽しくをこれでもかといれてあり、かつ恋愛要素を取っ払っていて全編通して嫌味が無い。
こんな作品がこれまでにあっただろうか?(いや、無い)
また、「適材適所」これも私が日々仕事で感じていることであり、それぞれの分野に長けた者がお互いに長所を認め合い尊重し、助け合う、理想のスタイルであり、そういった点が大切なこととして描かれていた。
12話の中で色濃くその要素が現れているのが5話目であり、これは正直に新人教育に使える内容と真剣に思っている。
さて、当の物語の概要はウィキや他のブログを見てほしいが(いや、本編見て)
全編通して主役三名のお互いを大切に思い、それぞれが己を顧みず助け合う関係は、何気ない会話シーンですら観ているだけで涙が出てしまう。
どストレートに綺麗な関係であり、「信頼」の描き方にも脱帽するばかり。
こと、ボス視点で物語を見直してみるとあまりにも切なく、それでも使命と友情とロボットを超えた感情が確かにそこにあり、だからこそ涙が流れるのだ。
どの話も基本的には何らかの困っている事象を、今までに無かった「知恵」「ひらめき」により助けていくわけだが、かばんちゃんの誕生によりフレンズたちがこれまでの生活から変わったり前進している様は、人間の文明や進化の過程を垣間見ているような不思議な感覚におちいることもしばしば。
めちゃくちゃ深い!けれどボケーっと観て「たーのしーー」な作品でもあるので、それはそれで良いと思うし、実際のところ子供たちもそんな感じで楽しく視聴している。
ただ、随所に不穏さ不気味さが見え隠れしていて大人も楽しめる作りになっていると思う。
あえて内容の詳細には言及しないようにしたので、まだ観ていない方は是非観てもらいたい。
正直私は周囲がドン引きするレベルでハマったしまだハマっている。
これを観てから、捨てていたチャレンジ精神を取り戻し思考の前向きさを加速させ、1人プロジェクトを完遂しそしてその傍ら転職活動をして、そのまま前の会社をあとにしている。
けもフレが無かったら転職へ踏み出せなかった。
新人から10数年務めた会社をあとにし、初めての転職だった。
けもフレには頭が上がらない。
さて、素晴らしいのは物語やキャラだけじゃない。
音楽面でも一際輝いているのだ。
主題歌ようこそジャパリパークへはどこを切っても癖になるメロディで歌詞も作品にピッタリ120%合致。
これまた感銘を受けて慌ててそのままピアノで弾きまくったので、興味ある人は私のTwitterを遡ってどうぞ。
実は奇跡や天才という言葉好きじゃないのだけれど、この作品は天才が作った奇跡なのではないかと思っている。
最近のけもフレへの楽しみ方は、BD海外版を輸入したので英語勉強をかねて英語で視聴している。
もう日本語は全編全セリフ言えるレベルで何十回と観続けているから丁度良い。
英語版も台詞回しやキャスティングはだいぶ力を入れているのが伝わるので、二回美味しい。
ズラーっと思いの丈を書いた。今後加筆するかも。
何はともあれ、けものフレンズは人生を変える、変えた作品である。
監督、ありがとう
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