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ビギナーズラックの正体見たり‼️

ビギナーズラックの正体とは?

投資、ギャンブルでビギナーズラックという言葉をよく聞くと思います。

ギャンブルはわかんないけど、投資におけるビギナーズラックが何故起こるのかはわかっているつもりなので文字化してみようと思います。

ビギナーと経験者の違い

両者の違いは経験値の違いということに異論は無いと思います。では何故、経験を積んだ人よりも経験がまだ浅い人にラック(幸運)が訪れるのでしょうか?理屈から考えればおかしい、矛盾してますよね?

でもこう考えてみるとどうでしょう?

経験者が経験してきた事の中には、その後の投資の足を引っ張ってしまう経験も含まれているのではないか?

例えば、調子よく安定してグイグイ上昇しているものを買ったら、突然急落が起こり大きな損失を出してしまったという経験をした人がいたとします。

ある日、またそのように上昇しているものを見つけた時、その人は以前に経験した、そのトラウマを思い出す事でしょう。

ビギナーの強み

一方、そのような失敗経験のないビギナー(初心者)はというと、まだトラウマがないので、

あ、すごい勢いで上がってる!
ちょっと買ってみよう!

と安直な考えから、その上昇の流れに飛び乗る事ができます。

相場はいつも同じ動きになるとは限らないし、急落した時と今目の前で上昇している時とでは相場環境が違う可能性もありますから、

今回は上昇が長期間継続した、という結果になっても全く不思議ではありません。

つまりビギナーは、まだ失敗経験が少ない分、経験者と比べ恐怖感が少ない、怖いもの知らずな故にチャンスを掴んでしまう場合がある、という事になります。

経験者にラックは来ないのか?

さて、ビギナーズラックが起こる理由がわかったところで、大事なのはこれからです。

経験を積んだり、学習を重ねた経験者が報われないという理不尽な状況を受け入れているだけでは道が開けません。

経験者は上述のようなトラウマを克服し、ビギナーが持ち合わせていない、貴重なこれまでの経験を活かして結果に結びつけなければなりません。

そのためには、経験を分析し次に繋げる過程が必要になります。

経験を垂れ流しにしない

何故あの時、上昇が継続せず急落したのか?翻り、今度は何故上昇が長期間継続したのか?

前と今回は何が違ったから結果が変わったのか?

について考察し、原因を突き止めておく必要があります。つまり検証作業が必要だという事です。

大失敗を防止する策を練る

そもそもの話、大きな損失を出した時というのは、リスク管理が甘かった時と決まっています。

たとえ、急騰する値動きに釣られて高値掴みしたとしても、いつも決めているルールに従い損切り注文を入れていれば、大損失にはならなかったはずです。

また、損切りをちゃんと置く基本的リスク管理ルールが守れるなら、次に急上昇の初動を見た時に、ビギナーと同様思い切ってエントリーし、波に乗れる可能性があります。

(もちろんそこは見送り、次の押しから入るというベテランらしい判断もあり得ます)

結論

このように、経験を活かし投資の腕を上げていくには、検証とリスク管理を組み合わせて、日々成長していく事が不可欠です。

多くの努力と時間を費やし投資に取り組んでいるのに、ビギナーズラックに負けてたまるか!

こう思うなら、

過去の記憶に振り回されるのではなく、その都度失敗を次に活かす努力をしたり、再発防止のための手を打つルールを作り上げて行くなど、具体的な対策を実行して行きましょう!

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