見出し画像

【日本人メ軍戦士爆誕】加藤豪将はメッツで活躍できるのか

こんにちは、pasta(@pasta_lgm)です。
先日驚きのニュースが発表されました。

初のメジャー昇格を果たした日本人メジャーリーガー加藤豪将を、メッツが獲得したというニュースです。
昔は多くの日本人選手が所属したメッツですが、近年ではメジャー最終年の青木(現ヤクルト)が所属したぐらいだったので個人的には嬉しくてたまりません。
まずはマイナーからスタートの加藤ですが、メジャーに昇格する可能性はあるのか、また昇格するためにはどうすれば良いのかをメッツの現状を踏まえて考えていきます。

メッツの現状①:メジャーは完璧なロースター

メッツは現在、2位に6ゲーム差をつけて、ナショナルリーグ東地区の首位を独走しています。正直なところロースターの野手でマイナー落ちがあり得そうな選手は1人もいません。つまり、誰かが怪我をしないと加藤がメジャーに昇格できる可能性はかなり低いと言えます。しかし、内野手の誰かが怪我をした際にメジャーに昇格できる可能性はかなり高いです。理由は主に2つあります。

i)二三遊間の控えが手薄(特に二遊間)

現在メッツは、セカンド:マクニール、サード:エスコバー、ショート:リンドーアという二三遊間の布陣になっております。しかしセカンドを守ることができるロースターの選手はマクニールと控えのギヨーメ、サードでレギュラーのエスコバーしかいません。そしてショートもリンドーアとギヨーメだけです。
このマクニール、エスコバー、リンドーア、ギヨーメのうち誰かが怪我した場合は、ロースター内の選手をうまく当てはめたとしてもチームをうまく回していくためにマイナーから内野を幅広くカバーできる選手が昇格することになるでしょう。
ちなみにサードは控えのデービスも守れますが、守備が壊滅的に下手なのでサード固定での起用は考えにくくどのみち内野手を昇格させることになりそうです。

ii)メッツの戦略にフィットする

今年のメッツは選手の疲労度を考慮し、主力選手でも定期的に休ませていますが、それを可能にしているのは柔軟なメッツのロースターです。メッツのロースターの多くの選手が、複数ポジションを守ることができるのでうまくポジションを組み替えながらチーム力を大きく落とすことなく、休ませながら戦うことができています。
多くのポジションを守ることができる選手が多いほど柔軟にオーダーを組みやすくなるため、マイナーで内野を全ポジションを守った経験があるユーティリティ性の高い加藤はメッツにフィットすると思います。

メッツの現状②:3Aの内野手、ほとんど打率1割台

怪我した際に誰が上がるのか…熾烈なメジャー昇格競争が行われてるかと思いきや、ないんだなーそれが。
3Aの内野手みんな打率1割台なので、マイナーで2割5分打つことができれば確実にメジャー昇格1番手になれます。
3A内野手の成績を見た瞬間に、加藤を獲得した理由がわかりましたね。
嘘だと思うならその目で確かめてご覧なさい。
(補足:厳密に言うと、昨年ドラフト下位で入団して3割打ってるイカツイ新人内野手がいますが、多分ユーティリティ性なさそうなので加藤が優先されると思います。)

まとめ:加藤がメジャーで見られる可能性、十分あります

まとめになりますが、メジャーの内野手が怪我した際には高確率で加藤がメジャーに昇格してくると思います。
しかし、怪我人がでなければメジャー昇格はかなり厳しくなるでしょう。
どちらにせよ、加藤もメッツも全力で応援していきますよ!
Let's Go Mets!!!

画像引用:https://www.mlb.com/news/gosuke-katoh-on-joining-blue-jays


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?