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【楽天入りか?】田中将大の現在地

こんにちは、pasta(@pasta_lgm)です。
今回の記事では、今話題の田中将大がどういう状況なのかを考察していきます。私の主観がメインとなるため、事実とは異なる可能性がありますのでご承知おきください。

なぜMLBの市場は停滞しているのか

そもそもなぜMLBの市場が停滞しているか、簡単にポイントをご説明します。
昨年コロナの影響で開幕延期が決定するも、MLB側と選手側で待遇面について折り合いがつかず、開幕の時期や試合日程が決まらずにいた。結局7月末にシーズン60試合(本来は162試合)で開幕し無事シーズンを終えたものの、球団は大きな赤字を出すことになってしまった。

②2021シーズンもコロナの影響で先行きが不透明。MLB側は短縮シーズンを希望しているが、選手側はフルシーズンを希望しておりすでに対立の予感。

③昨年は多くの球団が苦しい経営を迫られることになったが、今シーズンも先行き不透明で編成の予算を組みにくい状況にあり、球団が補強にお金を使うことを躊躇っている。

今オフFAの先発投手事情

昨年ナ・リーグでサイ・ヤング賞を受賞したトレバー・バウアーが今オフ先発投手の中では最大の目玉選手で、田中将大はバウアーに次ぐ2番手という立ち位置でした。
実際の今オフの動きの傾向をまとめます。
①田中よりもランクが下の選手から契約が決まる
各球団経営が相当苦しいのか、バウアーのような高額契約が予想される大物だけでなく田中などの2番手選手(ジェイク・オドリッジ、ジェームズ・パクストンなど)の契約すら躊躇っているようで、田中よりも安価で契約を結べる選手の契約が続々と決まっている状況です。

②インパクトのある補強がしたいチームはトレードを行っている
経営が苦しい球団が多いため、主力を放出して年俸を削減しようとするトレードが例年以上に見られています。放出する側の球団は経営が苦しくできれば放出したいという思いから、多少対価が安くてもトレードを受け入れているため、トレードで獲得を狙う球団にとっては非常に動きやすい状況と言えるでしょう。カブスからパドレスに移籍したダルビッシュもその1人です。

上記のように田中の有力移籍候補先だった球団が、トレードや田中よりも安価に契約をまとめられる選手を選んで先発投手補強を済ませているのが現実です。
ここ最近ようやくバウアーの名前が挙がるようになってきましたが、田中のような2番手選手たちは、帯に短し襷に長し(インパクトのある補強をするには物足りないし、安価で契約できるほど年俸が安くない)というような微妙な立ち位置に追いやられつつあります。
有原が契約できて、菅野が契約できなかった原因もここにあると思います。

田中の来日可能性は?

では実際に田中が来日する可能性はあるのか?
私は正直低い(20%から30%)と思っています。
というのも、決して田中に需要がないわけではないので、田中側が希望する条件さえ下げることができれば即契約が決まるでしょう。本人が"ニューヨーク以外は嫌だ!"など特別なこだわりでもない限り、高額契約を断っての男気復帰みたいなパターンは考えにくく、純粋にMLBの球団とマネーゲームをして本人の納得する条件を出すしかないと思います。
私の推測では、MLBの球団からは2年16億から20億程度のオファーならもらえると思うのでそれに近い金額を出せれば可能性が見えてくるのではないでしょうか。

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https://www.chunichi.co.jp/article/186873

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