高校受験早慶全勝した時の勉強習慣、コツ 前編


はじめに

中学3年生まで塾すら入らず、あまり勉強に力を入れていなかった私が、わずか1年間で早慶全勝レベルの学力に到達した際に、実践していた勉強法、習慣等の記録です。
6〜7年前の出来事なので、あしからず。

背景

まずは簡単に自己紹介(?)から。
早慶附属高校から大学に進学し、今はしがない就活生として、学生とビジネスマンの中間といった意識で日々歩んでおります。

就活もひと段落したところで、ふとこの高校で学べて良かったなと思うことが多くなりました。

なぜこのような思いに耽るか、いま自分なりに考えてみた結果、理由は大きく分けて2つあるのかなと思っております。

1つ目は、周りのレベル、意識の高さです。
高校では生徒は、内部進学の人と、高校受験で入った人が半々ほどで、小学校から上がってきた太い家系の人、中学受験という難関を突破した地頭の良い人、そして高校受験で合格を勝ち取った人で構成されています。
私の見る限り、環境面、頭脳面において、優れた人が集まっている傾向があり、そうした人たちとの人脈を早くから形成できる点に大いにメリットがあると思います。
特に、高所得の親の働く姿を見て育っている人が多いため、ある程度の成功ビジョンが見えている人が集まっているところに強みがあるのかなと思います。

2つ目は、大学受験をせずともそのまま進学できる点です。(1番の特権ですよね笑)
私の肌感では、頑張って勉強して浪人して大学に入った同級生と、私の周りの附属高校からの同級生の間には、地頭レベルに差がないと思います。つまり、付属校は、早慶に入るポテンシャルがある人を早くから囲い込んでいるだけで、最終学歴である大学が重視されるこの社会で生活する上で、早く入れば早く入るほど得なのです。

こうした附属校の利権特権を高校から獲得しましょう!

4〜6月

私が入塾したのは中学3年生の4月、当時は受験などあまり深く考えておらず、中堅〜よければ進学校に行きたいなあ程度にしか考えていませんでした。
とりあえず塾の授業を聞き、復習を欠かさないようにはしていましたが、家でも常に勉強をしていたわけでもなく、まだまだ遊び気分が抜けていませんでした。

7〜9月

この時期が最も重要な期間でした。私が合格を勝ち取った1番の要因となる期間でした。

この時期は、一大イベント夏期講習が控えている季節ですよね。
学校は夏休みに入り、大半の人は部活動を引退し、一気に受験モードになる季節です。
この時期にいかに力強いスタートダッシュを切ることができるかが鍵だったと強く思っております。

この時期にどのような形で学習を進めていたのかを、科目別に綴ります。

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