メタバース体験記①VRミーティングツール「Horizon Workrooms」
メタバース、XR、Web3.0など、目まぐるしいスピードで進化を続けているデジタル領域。クライアントの様々なニーズに対応していくためには、新しい知識や技術を常に学び続ける必要があります。
しかし、日々の忙しい業務の中で個人のスキルアップに時間を確保することは、そう簡単ではありません。子育てや介護を両立しながらとなれば、なおさらハードルが高くなるものです。
そこで弊社では、チームメンバーのスキルアップを目的とした社内ワークショップを定期的に開催することにしています。高い目標を設定したらいつの間にか立ち消えてしまった…を避けるため、「まずは体験してみよう!」のゆるいマインドで、メンバーのスキル底上げを目指しています。
Horizon Workrooms
今回の社内ワークショップテーマは、VRミーティングサービス「Horizon Workrooms」です。Horizon Workrooms は、META社が開発したVRミーティングサービスで、一体型VRヘッドセット「Meta Quest 2」を使って、仮想空間上の会議室でチームミーティングを行うことができます。
VRヘッドマウントディスプレイ「Meta Quest 2」
Horizon Workroomsを体験するには、VRヘッドマウントディスプレイ「Meta quest 2」が必要です。購入もしくはレンタルサービスを利用することもできます。買取オプションがあるレンタルサービスでは、返送せずにそのまま購入することもできます。2023年秋には後継機「Meta quest 3」も発売予定です。
事前に各自で準備したことリスト
Meta Quest とHoriozon Workroomsを始めるには、事前に初期設定が必要になります。当日に設定してもいいですが、スムーズな進行のため各自で事前に初期設定を済ませておきました。
公式モバイルアプリ「Meta Quest」をインストール
「Metaアカウント」取得
ヘッドセットの初期設定(言語設定、Wifi設定など)
「Meta Quest 2」と「Meta Quest」公式アプリをペアリング
「Horizon Workrooms」アプリをインストール
アバター作成
ワークショップ当日
弊社では基本的に全社員がリモートワークでの業務を行なっていますが、今回のワークショップはコミュニケーション促進のため、参加メンバー全員がオフィスに集まって開催しました。
いよいよVR空間へ…
Workroomsでは、話すと口が動き、うなづきや手振りなどもアバターに再現され、まるで本当に同じ部屋にいるような臨場感を感じることができます。コントローラーの代わりに自分の「手」を使用して、VR内で手や指を動かすこともできます。
部屋をカスタマイズしてみる
Workroomsでは、ルームのデザインを変更することができます。スタイリッシュな都会風から目の前に海が広がるリゾート風など、あらかじめ用意されている数パターンの中から選べます。
レイアウトの変更と座席移動
部屋のデザインのほかに、デスクのレイアウト変更や座席の移動も可能です。少人数のミーティング向けレイアウトから、大人数でのワークショップ向けのレイアウトに変更してみます。
まとめ
今回のワークショップの所要時間は約2時間ほどでした。参加メンバーの協力もあって各初期設定を前日までに完了できており、当日もスムーズに進行することができました。
弊社参加メンバーの感想
・実際に同じ部屋にいるような感覚。
・通常のビデオ会議よりも、参加メンバーに親近感がある。
・アバターの姿でも、本人のキャラクターが出ている。
・VR酔いするタイプだけど、全然酔わなかった。
・未来を感じてワクワクした。
・社外MTGでも使ってみたい。
手書きのメモを取ったりスマホ画面を確認したいなどの、ちょっとした動作に不便さを感じることもありますが、VRゴーグルをつけながら周囲の現実世界の様子が見える「パススルー機能」が今後よりクリアな視界になれば不便さを解消することができそうです。
今回のワークショップでは、新しいことを一緒に体験し、楽しみながらメンバー同士のコミュニケーションを活性化できたことが一番の収穫ではないかと感じています。今後も「まずは体験してみよう!」のゆるいマインドで、社内ワークショップを継続していきたいと思います!
株式会社ぱとか
西荻窪にあるWEB / SNS のプロモーション企画・制作会社です。ユーザーが求めることを読み解きながら、丁寧でやさしい企画、クリエイティブを提案しています。お気軽にお問い合わせください。
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