POOLOを卒業するにあたって

卒業制作を書かなくてはならないと思って早数ヶ月。
なぜここまで書けなかったのか、いや書かなかったのか。
①発表者の卒業制作がすごすぎてビビり散らかしてた
②POOLOを卒業した実感がない。
この二点。
確かにPOOLOを卒業した。
卒業はしたけれども、LINEで今後の話を毎日山のようにワクワクしながら話し合い、もくもく会やサーフトリップ、鎌倉などPOOLOの人達と動いている。
今までの卒業って一個の大きな終わり感のある節目だった気がするんだけれど、まだまだ続いてく気がして節目感がまったくない。
という言い訳はここまでにして本題に入ろうと思います。

■なぜPOOLOに入ったのかPOOLOに入った理由は3点


①単純に面白そうだなと思った
②自分の中で色々悩んでいたからそのヒントが見つかるといいな思った
③人脈作り

①単純に面白そうだなと思った
→1期生募集のときは「21世紀型のグローバル人材育成プログラム」という名目だった。一年前、クローバル人材になりたいと漠然と思っていた。そこで見つけたPOOLOの広告。21世紀型のグローバル人材ってなんだと。分からんけど面白そう、分からないから学びたい。しかも1期生。絶対にこれから創り上げていく段階のコミュニティであると確信して1期生だから出来ることもたくさんあるというワクワク。その一心で広告を見た直後説明会に応募して、説明会の流れのまま応募フォームを書いて合格した。
今でもあの時のフットワーク軽くチャレンジしてみた自分には感謝してる。

②自分の中で色々悩んでいたからそのヒントが見つかるといいな思った
→POOLOの広告を見つけたのが丁度就活中。就活を終えて今後どうしようかと思っている状態で就活中に様々なことに触れて迷っていた時期だった。自分が社会人になるまでにしたいことは何なのか。どんな社会人になりたいのか。そんな様々な問いと一人で向き合うより、色んな人がいて多種多様な事を学べるPOOLOに入れば何かヒントが見つかるのではないか。そんな気持ちだった。

③人脈作り
→学生生活でハマっていたことの一つ。人との繋がりを作ること。ただ単に交流する人間を増やすのではないが、交流が増えれば増えるほど自分にはない視点、考え方、知らない世界。沢山の知らないに触れることが出来る。仲間が出来る。そんな楽しみを感じていたからこそ人との繋がりを創りたかったし、コミュニティに属したかった。(旅人の知り合いが案外少なくて旅仲間も欲しかった)

■POOLOの活動の振り返り

Twitter経由で知り合ったPOOLOメンバーで集まった5月のプレミートアップ。
職業も年齢もバラバラ。北海道から沖縄まで全国各地から多種多様な人が集まってワクワクしていた6月のキックオフ。
POOLOが始まってからは可能な限り講義に参加したし、把握できないほど立ち上がった部活やサークルにも積極的に参加した。
そんな感じだから、週の半分以上をPOOLOメンバーと過ごしている生活。新しいことに触れて、やったこと無いことにもチャレンジしてとても刺激的な毎日だった。
それからも
7月にキツキツで懇親会
ハワイキャンプに参加して今までのイメージとは全く違うハワイを知ったり
異業種交流会を開催したり
町を巻き込んで学園祭したり体育祭したり
参加者と運営の間に橋渡し役として出来た委員会に学生誰もいないのは違う、学生の声を少しでも届けたいと参加したり
ここに書いたらいくらでも書き続けられるほど
色んな事を開催し、全力で学んで遊んで楽しんだ1年間。

学生だからなんて思ったことがない。
いつでも面白いことをやりたいと思って声を上げたり、チャレンジしようとしたら面白そうだって言って一緒にやってくれる仲間がいる。
普段はとてもふざけているのに、学ぶときや真剣に取り組むときは徹底して学ぶ。
迷ったこと、困っていることを本音で語れる環境がある。
そんな人生を楽しもうとして、全力で生きる人達が集まったコミュニティに参加できたことをとてもうれしく思う。

■POOLOを通じてこの一年間で学んだこと

この一年間で学んだことは本当にたくさんある。
講義で学んできた知識は勿論の事、サークルで身につけたお金の話等生きるのに役に立つ知識から、遊ぶのに使えるスキル。
・コミュニティの面白さと難しさ
・人が持つパワーが掛合わさった時に爆発的な力を持つこと
・社会人は楽しい
・大人になっても全力で遊べる
・人生との向き合い方
etc...
このように色々学んだ。正直あまりに多くの時間をPOOLOで過ごし、小さな経験も沢山して多くのことに影響されてきたから思い出しきれない。けれど一番の学びは多くの学びや体験を吸収して、自分と本気で向き合った一年間になったということだと思う。この一年間で自分の考え方は大きく変わったし、よりチャレンジするようになった。自分のやりたいことも見つかったし、一緒に色んな事をやりたい仲間も見つかった。自分と向き合って、自分との向き合い方を知って、様々な決定をした。決定する方法を学んだ。
これがこの一年間で学んだことの集大成だと思う。

■今の日本と仕事と自分


正直に言うと自分のキャリアプランはほぼ崩壊。
2020年。オリンピックイヤー。絶対に盛り上がると言われていた。
そんな年に旅行会社新卒で入社したはずだったけれど、
・入社前研修無し
・入社式無し
・9月末まで休業
・勿論同期に知り合いなどほとんどいない
唯一の救いはこんな状況なのに給料はある程度いただけいること。

日本の現状はというと、
県同士の行き来が出来るようになり、go to travelキャンペーンが話題になっているとはいいつつもまだまだコロナの影響で「旅=タブー」視され、一種の同調圧力が働いている。
コロナ以前にSNSには旅行の写真がたくさん上がっていた。それが今ではSNSに旅行の写真は過去の写真ですら上げるのをためらっている人がいる。
旅行というワードや行為に対して道徳的な理由「罪悪感」が植え付けられていつの間にかそれがスタンダードに成りつつある。
ポジティブなイメージだった「旅行」という言葉がネガティブに移行している。

まずは、旅行会社に入る旅行業に仕事として関わる自分として、個人としてこのイメージをこれ以上進行させずに旅行業界を盛り上げたいと考えている。
自分がやりたいと思っていたことは、
・旅行者がいる前提で組まれたものであり旅行に対してこのような状況では前提が崩れている
・休業になり半年間自宅待機となる
・配属も何も分かっていない
当たり前だと思っていたものが目の前で崩れ去っていった。
働けることのありがたみを知った。
「旅行業は平和産業である」この言葉の意味を実感した期間でもある。
だからまずは、旅行に対してのイメージを回復したい。
何かをやるなら旅行という言葉が当たり前になってから。
大好きな「旅」という言葉がまた日常に溢れるようなそんな世界のために今、これから働けるようになったら動こうと思います。

■では、これから個人的には何をするのか


個の力を付ける。
POOLOにはフリーランスも多く、会社員でもそれぞれ得意なスキルを付けている人がいた。
それに比べるとどれも中途半端で力を発揮できることがとても狭い自分がちっぽけに見えた。
具体的に言えば
・マーケティングについて勉強し
・英語を学び
・動画を編集し
・まだまだだけれどもTwitterを運用している。
個の力が何たるか、それをどう生かしていけばよいのかは正直まだわかっていない。だからこそ、自分のやりたいことをひたすら突き詰めていこうと思っている。
まだまだ世界には知らないことが山ほどあって、やりたいことがある。
欲張りでわがままな自分は決められない。
色んな事をやってそれらが繋がる日が来ると思っている。
綺麗事かもしれない。けれどその綺麗事を現実にするために生きようと思う。
欲を言えば自分の名前で。自分の力で。自分に関わってくれた人、自分が大切な人のチャレンジを色んな面で支ることが出来、頼ってもらえて、幸せにできるような人間に成りたい。


■最後に

POOLOに入れて1期生として関われて良かった。
勿論スキルや知識等も学んだけれど、POOLOではマインドや生き方そのものを学び日々色々なことを考えながら過ごした。
冒頭でも書いたように卒業の実感はありません。
むしろ、一緒にスタート地点に立った気分です。
まだまだこの仲間は、POOLOというコミュニティは続いていくはず。
フットワークが軽くて
楽しいことが大好きで
小さい子供のような好奇心の塊で
思いついたことをポロッとこぼすといつの間にか人が集まって開催されて
最高にバカで
それでいてめちゃくちゃ真面目で
不器用で
そんなみんなとこれからも沢山の事をやっていきたい。
POOLOという自然発生的で、自由で、それでいて絆がどこか強いコミュニティは面白く、興味深かった。

オンライン卒業式からもう一ヶ月が経った。
卒業したというのにPOOLOの予定だらけだし、携帯の通知はPOOLOで一杯ですw
これからもよろしく!!!

最後にPOOLOを作ってくれたTABIPPOの方々講師の皆様本当にありがとうございます。これからもよろしくお願いいたします。

2020.6.30
pato


自分の気分の赴くままに旅や、生活について書いています。 発信することが好きなのでこれから頑張っていきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。 少しでもコメントや反応を示していただけると励みになりますのでお願いします!