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これからもリモートワークを続けるために。株式会社PATRAで取り組んでいること

オリンピックが終わり、緊急事態宣言が解除され、ワクチン接種率が8割を超えても、なるべくリモートワークがしたい

このnoteでは株式会社PATRAのこれからもリモートワークを続けるために取り組んでいることを紹介します。

一般的に言われるリモートワークのデメリットを挙げ、PATRAではどのような方法で解決しようとしているかを紹介します。

リモートワークできる/できない社員の間で不公平感が生まれる

PATRAにはアパレルブランドを運営しているチームがあります。商品の撮影など、オフィスやスタジオに出社しないと仕事ができません。一方、100%リモートで働いているエンジニアもいます。世の中は往々にして不平等なものです。これは解決できませんでした。

人事評価が難しくなる

マネージャーはチームメンバーが働いている姿を直接みることはできません。その結果良くも悪くもアウトプットに対する評価の比重が大きくなります。
PATRAでは月に1回以上、必ずマネージャーとの1on1を実施します。個人のミッションと会社のKPIを紐づけることを一緒に行います。働きぶりではなく働きに対して、みんなが納得できる評価の仕組みを整えてます。

業務の生産性が下がる

理由として考えられるものは以下の2つだと思います。

1. 環境問題

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・会社でないと閲覧できない資料がある。
・自宅に仕事に集中できる環境がない。

docbaseやgoogle driveなどを用いて資料を全てオンライン化、ほぼ全ての取引先とルーティンでのペーパーのやりとりはありません。また、自宅の作業環境を整えるための予算を確保することで解決しています。

2. インポスターシンドローム

・自分が満足な仕事ができていないと錯覚する。
・自己肯定ができずに自信を喪失する。

人は他者とのコミュニケーションの中で、自分の完了した仕事の価値を認識し、自己肯定につなげることができます。オフラインでは目の前の人に「ありがとう」と言われたり、目に見える成果が、リモートでは見えにくいものです。つまり、オフィスにきて仕事をするときより生産性が低くなっていると錯覚してしまいます。
PATRAでは毎日チームごとにオンライン通話での朝会を実施し、日次でメンバー同士で承認する場を設けています。

細かいですが、slackでのreacji(リアクション絵文字)も大切です。

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雑談コミュニケーション量が減る

・横軸でのつながりが減り、他チームとの情報交換ができない。
・雑談が減り、インポスター症候群のリスクが高まる。
 ・テキストベースでの相談・連絡のハードルが高い。

オフィスでのランチは、所属チームを超えて色いくものです。そこから得られる気づきなどがなくなってしまいました。マネージャーにわざわざスラックを打つほどでもないし、感じた時にすぐ言わないと1on1までには忘れてしまうこともよくあります。

週に一回チームをバラバラにミックスしたランダム朝礼を行っています。朝礼のテーマは毎回マネージャーに委ねられます。「最近成し遂げたこと」「週末の過ごし方」「好きな食べ物」「PATRAでやりたいこと」などなど。

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*写真はランダム朝礼の様子

雑談と業務がミックスされたmemoチャンネルも定着しています。スタッフ一人ずつにメモチャンネルを作りました。何気ない日常会話もあれば、業務上の備忘メモ、タスク一覧などなんでもありです。思いがけないアドバイスがもらえたり、ついついチャットに盛り上がってしまうこともよくあります。

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