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PATRA初テレビCMを放送しました。この時代に「なぜCMを使うのか」の戦略について

2020年9月14日からテレビユー福島(TBS系列)でPATRA MARKET(パトラマーケット)「SNSで話題の服が買える篇」CMを放送いたしました。

今回いろいろなご縁がありましてテレビユー福島さんに直接出稿を依頼できる機会がございましてこのCMの放送に至りました。

CMの制作は株式会社BitStarさんに全面的に依頼し、キャスティングから撮影、TV局への納品まで全て行っていただきました。出演者さんもBitStar所属のインフルエンサーでSNS上でも注目を集めることに成功しました。

また、YouTubeでも広告出稿し平均視聴完了率もかなり高い数字を出しております!

デジタル広告へのシフトが進む中でのテレビCMとは

多くの企業がマスメディアからデジタル広告へのシフトを公言する中、ネット通販である弊社がなぜテレビCMを活用するか、疑問に思われるかもしれません。もちろん普段からも特にInstagram広告に中心にCPAをコントロールした運用広告の配信は行っております。

ただ、WEBの運用広告では出せない効果というものをテレビCMは持っていると考えております。

①「テレビCM放映」という信頼感

マス層ではやはり「テレビCM放映中」というワードに対する信頼感は大きいと今回実感いたしました。特にいまPATRAは実際に商品を手にとれない・対面で接客できないECでの不安を払拭するために「会社としての信用」を築き上げるフェーズにあると捉えております。

特にSNS発のブランドで商品がなかなか届かない・質の悪い商品が届いたなど失敗した経験のあるユーザーが一定数いるなかで、PATRAは安心してお客様に購入いただくための努力や投資を惜しむことなく推進してきました。そこにおいて「テレビCM放映」というのは一つユーザーに安心感を与える一つの材料になるのでは、と考えております。実際、福島地域でCMと同時に配信している運用広告では「テレビCM放映中」という文言を入れ込み、CPCが劇的に下がっている結果が出ております。

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オーガニックでの検索数も劇的に伸びております(全地域での結果です)

GRPなどの数値指標を超えて、「PATRA MARKETってCM配信しているんだ」という事実自体がある一定の価値を発揮すると今回の配信で痛感することとなりました。

②地域企業コミュニティへの橋渡し

もう一つ効果があったものとして、地方のショッピングビルや小売店とのコネクションを作ることができた、ということです。

通常、その地域の企業のコミュニティに入っていきたい、と考えた時想起されるのが地銀との取引と紹介かと思います。ただ弊社のように期間限定でその地域でPOPUPショップを行いたい、と考えている場合銀行との取引を開始するには少し規模が違うと思われます。そういった時に、もう一つ地方の企業コミュニティのハブ的存在となっているのが地元テレビ局では、と考えてました。
今回、テレビユー福島さんの紹介で福島県の郡山駅前のショッピングビル モルティさんをご紹介いただきPOPUP出店させていただける運びとなりました。そしてこの期間限定のPOPUPで配信費用相当の売上を出すことができました(これってROAS100%?)

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広告と商品・ブランドの関係について

弊社は今まで割と広告費を使わないで伸びてきたEC企業でもあるのですが、これから適切な広告費の使い方をすることでしっかりブランドとして、プラットフォームとして成長していきたいと考えています。
最近の弊社では広告費一切ゼロでサプリを1日で数千個売るなど、新しい取り組みを通して、「商品を売るとはなにか」「ブランドとは何か」を考えながら新しい小売のありかたを作っております。

広告も有料で買付した「メディア」枠であり「メッセージ」であることを意識し、単なるCPAに囚われず良質な「コンテンツ」そのものが良質な「ブランドメッセージ」となるように、各ブランドとしてプラットフォームとして「メッセージ」をユーザーに伝えていく運営を目指していきます。

PATRAをプラットフォームとしてブランドとしてのマーケティングに興味ある方は是非お気軽にご連絡ください。

CEO海鋒(Twitter: https://twitter.com/umipocoken)

https://patrainc.jp

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