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ウズベキスタンのタイルたち③

サマルカンドのタイルたち最大の観光都市、サマルカンドに着きました。 14世紀以降ティムール朝の首都として栄えたサマルカンドは、日本でいう京都のような街で、現地人も各地から観光に来ています。 「サマルカンド・ブルー」と称される青いタイルの建築物があちこちに見られ、模様や色も一気に増えます。 ティムール一族の霊廟が連なるシャーヒズィンダ霊廟群。 * 主要建築物の集まるレギスタン広場。現地のウェディングフォト人気スポットと化している。 レギスタン広場にあるシェルドル・メ

    • ウズベキスタンのタイルたち②

      ブハラのタイルたち城塞都市ヒヴァから電車に乗り、ブハラという街へ。砂漠地帯を電車で突っ切ります。 電車で現地のおばあちゃんがナンを分けてくれました。ナンにも丸い模様がポコポコついていますが、スタンプのような器具で生地に模様をつけているそうです。 ✳︎ 6時間後、ブハラに到着。 ナディール・ディアンベギ・メドレセの正面。元は神学校なのに、偶像崇拝禁止のタブーを破って鳳凰と人の顔が描かれた建物。かっこいい。縁をぐるりと囲むカリグラフィー(イスラム書道)模様も、ここでは四角

      • ウズベキスタンのタイルたち①

        かわいいタイルがいっぱいの、ウズベキスタン。 ウズベキスタンは地図でいうと、中国とトルコの真ん中あたり、中央アジアにある国です。 かつてシルクロードの交易で栄えた地で、現在は人口の9割がイスラム教徒。国土の多くが黄土色の砂漠地帯だというのに、街中を歩くと目が覚めるような青いタイルが現れます。 その青はモスクやメドレセのような巨大な宗教建築から、城やバザール、人々の生活雑貨まで、いたるところで見つけることができます。 緻密で、無限で、美しく描かれた模様を前にすると、理解

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