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動画制作のツボ               「どうしたら動画を               長く観てもらえる?」

ツボを押すと、身体の不調が解消されるように、
動画制作でもツボを押さえることよって、よい動画を作ることができます。

今回は、動画制作のツボの中でも、
「長く観て貰えるためのツボ」についてお話ししたいと思います。

視聴者はつまらなかったら、すぐに観るのをやめてしまいます。
離脱することなく、最後まで観てもらえる動画をどのようにつくるか。
動画制作者にとって永遠の課題です。

長く観て貰えるためのテクニックは複数ありますが、
特に大切なのが“引っ張り”です。

“引っ張り”とは、ドラマのシナリオを執筆するときなどに、
よく使われる言葉です。

例えば、サスペンスドラマならば、「犯人は誰か」
ラブロマンスならば「二人は結ばれるのか」というのが引っ張りです。

情報を伝えるときの“引っ張り”


“引っ張り”とは、ドラマだけに使われる専門用語ではありません。
ほとんど全ての動画でこの“引っ張り”が必要です。

例えば、
『イタリアンレストランのシェフの意外な隠し味を伝える動画』
だとしたら、隠し味が何か、というのが“引っ張り”です。

ただ、その“引っ張り”の構図を作るために、
設定をしなければなりません。

そのお店が行列ができる人気店なのか、
シェフは何かの賞を受賞したような著名な人物なのか、
あるいは、そのお店には幻のメニューと呼ばれるものがあり、時の歴代首相も必ず訪れて食べる、
など、いわゆる“ありがたい情報”があれば、ふんだんに伝えます。
その後、そんなありがたい店、あるいは料理には、隠し味があるんです。
それは、私たちも日常的に使っているある調味料なんです。

このようにしっかりとお膳立てをして、ようやく『それ一体なんだよ』と興味を持って貰えるのです。

城を高く見せるために外堀を掘る作業が必要なのです。

まとめ


動画を長く観てもらうためには、

まず、
「舞台設定」
なるべく、価値あるものだという見せ方をしてお膳立てをします

「引っ張りの明示」
価値あるものが視聴者だけに教えてくれる価値ある情報があるよ、と
視聴者に見せます

「引っ張る」
ネタが強ければ、強いほど長く引っ張ることができます。

今回は、ここまでです。
引っ張った後にも、いろいろなツボがありますし、
引っ張り方も、もっといろいろありますので、改めてお話ししたいと思います。


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