凡庸雑記「夢と現実」現実的なiPhoneか夢のZレンズか
ニコンの50mmf1.8Zマウントのやつを買いたい。
とても性能が良く、評判も高く、他のZレンズよりも手頃。撒き餌レンズというやつかもしれない。
今使っている40mmを手放して、必ずこれを次のメインレンズにしようと心に決めている。
が、いくらお安い手頃な部類の入るとは言え、間違いなくこれは高品質の光学製品。一万二万じゃ、歯が立たない。なけなしのお金を、覚悟を決めて、差し出さなくてはならない。
絶対的に、幸福になる保証がないのに。
それに、初めは吐き出す絵に満足が行っていなかったのが、多少、絵が荒くとも、Zらしい精細さがちょっぴり欠けていても、あの軽さと小ささはあんまりにも便利で仕方がない。
GRには圧倒的に敗北するが、ちなみにα7II(前に持っていた)にも押し出されるが、40mmとZ6は十分勝者になれる大きさ軽さだ。
ある程度、本気度が低くても撮すことができる。
綺麗で、繊細で、完璧な絵作りが出来るには違いないが、具体的に持ち出さなくて、シャッターを押さなければ、一歩も始まらない。
人一倍、ズボラで飽きっぽい自分の性格を振り返るに、今より確かに重く大きくなる、だけど、最高の絵作りが出来る、その両天秤を傍観し、手を出すのか否かを決めなくてはならない。
それに、もう一つ心惹かれるものがあって、これも、踏ん切りがつかない重要な点である。
今、iPhone12Pro maxを使っているが、もうそろそろ新しいものが必要かもしれないと、思っている。
今や、iPhoneはあらゆることの基軸となっている。電話は当たり前、メール、データ確認と作成。最近はカメラ。それも、仕事で使う記録用としてだから、とても重要。前は、RICOHのタフなコンパクトカメラを使っていたが、全く、使わなくなってしまった。
身も蓋もないことを言えば、レンズはなくても全く人生で支障がないが、今、iPhoneが使えなくなってしまったら、それこそ、人生が詰んでしまう。(かもしれんが現実的な恐怖)
そんなことを考えつつ、キョロキョロ上下左右を眺めると、現実を取れば、やっぱり、iPhoneだろう。だけど、やっぱりNikonの Z 50mm f1.8にはロマンがある。夢がある。あの透明感があり、精緻なZの描写は、Nikon好きにとっては未来であり希望である。
現実を捨てて、夢とロマンを取るか。悩ましい日々を忙しい中過ごしている今である。
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