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コロナ禍で花嫁になった私と結婚式

「コロナじゃなかったら…」消滅してほしい枕詞ナンバーワン。この言葉とともに、誰もが何かしらで悔しい思いをしているのではないでしょうか。

オリンピックの開催について是非が問われていたように、結婚式も判断が難しい行事です。延期や中止、規模を縮小したり、お酒の提供をなしにしたり予定していた演出ができなくなったりと「コロナじゃなかったら…」と思うカップルさんもたくさんいらっしゃると思います。

わたし自身もそうでした。小さい頃から結婚式に憧れを抱いていたこと、結婚したことを大好きなみんなに報告したい、家族に感謝の気持ちを伝えたい、仕事で関わりがあるということもあり、わたしたちは「結婚式をやる」ことを決意し準備をしていました。

昨年の7月に会場を決めて今年の2月に挙式予定でしたが、緊急事態宣言となり延期を決意しました。延期するかどうかも難しく、状況が良くなるのかもわからないし、せっかく努力したダイエットやエステも無駄になるしと不安でいっぱいでした。

延期後は7月挙式に変更。その間も「職場でクラスターが出たから欠席させてほしい」「ワクチン接種日と被ってしまった」など通常ではあり得ない欠席の理由で、連絡をくれた友人たちもすごく心苦しそうで本当に胸が痛かったです。また、仲が良いと思っていた子から「自分のバカな行動で会社クビになりたくないし…」と言われることもありました。この時期の結婚式に対して、様々な考えがあるのだなと実感しました。でも、この断り方はすごくショックを受けたし、私自身を否定しているように感じました。(その子は医療関係なので会社の規定上宴会への参加が難しいということでした)ネット上でもたくさんの意見が飛び交っていますが、結婚式をやる側はものすごく気を遣っています。感染症対策もしかり、呼ぶゲストの人数を調整したり、年輩の方は呼ぶのを遠慮したりなど、ものすごく気を遣ってそれでもなんとか結婚式をやりたいという気持ちで準備しています。「やらない方がいい」「参加したくない」という気持ちや事情もあると思いますが、どんな気持ちで準備して招待をしているかを考えてお返事をしてほしいなと思いました。また、中止を決断されたカップルの方たちも様々な事情があり仕方なく断念されたのだと思います。心無い言葉を投げつけている人を見ると、本当に悲しいなと思いました。

7月、緊急事態宣言が発令されましたが、今回は実施の方向で進めました。アルコールの提供がない、緊急事態宣言が発令されているので再度ゲストの方には出欠の確認を行いました。「もちろんいくよ」「ぜんぜん問題ないよ」「気疲れ大丈夫?楽しみにしてるよ」など前向きなコメントが多くて本当に嬉しかったです。

そして、無事当日を迎えることができ楽しい時間を過ごすことができました。緊張のあまりコチコチになりながらスピーチをしてくれた会社の先輩(手紙もってるのにどこ読んでるかわからんくなってパニックなってた)、「もう泣きそうやねんけど」と挙式から半年前にスピーチのことを考えるだけで泣いてくれてた親友(めっちゃ良い完璧なスピーチに仕上げてくれてた)、中座で大好きすぎるメンバーと大爆笑事件、花嫁の手紙も泣かずに読むことができました…本当に最高のひとときでした。準備を毎回一緒にしてくれてダイエットにも付き合ってくれた夫や結婚式のことで私のメンタルをすごく気遣ってくれた職場の上司やメンバー、毎回連絡する度「楽しみ!!」と励ましてくれた友人たち、何も言わず毎日見守ってくれていた家族、本当にみんなと出会えてよかったと心から感謝できたし、これからも絶対大事にしていきたい人たちだなあと思いました。

そして、結婚式って本当にいいものだなと思いました!

これから結婚式をされる方、検討している方、また招待されている方、きっといろんな思いがあると思います。みなさんの思うとおりに素敵な時間が叶うよう、心から応援しています!

結婚式と長期休暇でぜんぜんnoteを更新できていなかったので、今日からまたがんばるぞーー!(めちゃくちゃお盆期間やし頑張れるか不安)

それではみなさん、よい一日を♪





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