ミナミホイールとかミナミホリーエとか

バリバリガンガン活動している森良太バンド編成。
森良太バンド編成て!
と、自分でツッコミたくてこの名前に落ち着いている今。
とりあえずは
弾き語りなん?バンド編成なん?
というのがわかればということだけの違いで、アルファベット表記の時はバンドな!とか一瞬思って変えてみてたけど、マジわかりにくいことこの上ないのですぐ廃止しました。
なんかね、お洒落な言い方とかあるけど、まぁええねん。わかれば今は。
なんとなく、独り森良太とか4人森良太とかそういうのでもいいなとか思ったりしてるけど。
まぁ今年はコロナ禍ということもあって自分の中でも実験の1年だったので、いろいろ試させてください。

さて、さて。
本題ですけども。
ミナミホイール。ありましたねぇー。
今年はちゃんとできましたね。
本当に良かったと思います。みんなちゃんとルールを守っている様子を見ると、このイベントがどれだけみんなにとって大事なのかということがわかります。
もはやアメ村秋の風物詩って感じで、バンドマンの青春でありみんなの青春でもあるから、もう本当、俺はミナホ大好きですよ。
時代と共に、なんとなくミナホの空気感とかも変わったりはしてるのを感じるけれど、それもちゃんとサバイブしている感じに見えていて俺はとっても好きです。
深夜のライブは流石にまだできないけれど、本当は夜中も楽しいのよね。この3日間って。
日本のサーキットフェスの根っこを作ったよね。
バンドマンにとってはもう、ドキドキのミナミホイール。
普段見てもらえないお客さんに見てもらうチャンス。
そして、その土俵に上がれることの嬉しさ。
自分の年齢の世代で言うと、ミナミホイールって出演自体の敷居がめちゃんこ高かったのですよ。自分より年上の人なんかはもっと敷居高かったのではないかな。
だから、もう、エントリーしても出れるかどうかなんか全然わからんくて、出れるとわかればめちゃ嬉しかった。そんな思い出がありますね。はい。
今もそれなりに敷居は高いと思うのだけれど、昔よりは幅広くいろんな段階のバンドを見ることができるイベントになってきてるんじゃないかな。と言うのは自分の感想ですけど。
シークレット枠とかもあってね。
え、今年のシークレットあの人らしいで、、、とか話しながらね。
とにかく、秋の風に吹かれながら気持ちい天気と気温の中、全国から集まってくる仲間たちと待ち合わせて近況報告をしあったり、ライブを見あったり、夜にはこれからについて熱く話したりとバンドマンにとってはもうなんかそこが交流の場にもなっていたり。

そんなミナミホイールですよ。
今年はお酒と密は我慢しなきゃだったので、ちょっとコンパクトな感じしましたけれども、それでもすごく楽しかったですよ。
ただただサーキットしてね。グルグル回りながらライブ見るだけでも楽しいもんです。
俺も何組か観に行きましたけども、自由で素晴らしい。
楽しかったなー。

で、森良太バンド編成も出させてもらったんですよ。
最終日、アニマ、トリ前。
と言うものすごく好ポジション。
なんかめっちゃ嬉しかったよね。まじで。
直前に出てたバンドも良かったなー。
subway daydreamか。うん。爽やかで、海辺のドライブって感じのバンドやった。これも個人の感想ですけども。

で、ライブ本番。
もう、なんか最近はライブするために生きてるような
すずやん、はかせ、駿汰、俺。
なので、もちろん抜群にいいライブできたと思います。
こんなに自信持っていいライブできてるぜって言えるのもなかなかに珍しい。
自分はどこかアラを探してあーでもないこーでもないと悩みたがるたちなので、本当に今いい状態でライブできているのだと思う。
いろんな人に見てもらえて本当に良かったし、ミナホというイベントにちゃんと自信を持っていいと思える状態でまた戻ってこれて本当に良かったなーと思う。
ちゃんと応えなきゃなーと言う思いとか、蓄積されているミナホへの慕情がライブでしっかり出せたのではないかと思いまっす。

本当、この時期にライブできるってのはみんなが頑張ってるからできることであってね、お客さんも制作側ももちろんバンド側もめっちゃ頑張ったんだなと思います。
呑気に過ごしている風の俺ですけども自分なりにはいろいろ考えて生きておりますよ。
みんなもきっとそうでしょう。
その少しずつの思いやりが形になったいい日だったのではないでしょうか。

さて、翌日は南堀江ネイブでバンド編成でした。
この日は
あすなろ白昼夢、弱虫倶楽部、森良太バンド編成
という激アツ3マンでした。
いやー、この日もめっちゃんこ楽しかったな。
野津さんというブッキングマネージャーの人が作ってくれた日なんですけどね、元々ファイアーループにいてまして、その時からお世話になっているということで、ネイブに出ることが多いのですよ森良太は。
まぁ何せ、音楽に対する愛情というか思い入れがとてもまっすぐで大きな人です。
だから、安心して毎回のイベントが楽しいです。
ちゃんと考えてる。
イベントタイトルだって毎回頭を捻って考えてくれてるし、その日をどうやって作ればいいのだろうというところに関してはとてもストイックな人ですから、もちろんバンド側にもちゃんと緊張感があっていいライブができる。
というまぁ、綺麗な相乗効果ですねこれはもう。
誰がイベント作ってようがそらこちとらプロですから、いいライブしないといけないわけなんですけども、それでもやっぱり、人と人が作るものである以上、熱意とか情念によって相乗効果になることもあれば相克になることもあるってわけです。

ちょっと脱線しますけど、せっかく相乗と相克という言葉が出たので書いときましょう。
中国の考え方で陰陽五行思想というのがありまして、世の中にあるものは
木、火、土、金、水
の5つの性質に分かれているという考え方があるのですけれども
それをさらに、陽中の陽、陽中の隠、隠中の隠、隠中の陽と分類したりもするんですがまぁそれはややこいので自分で調べてみてください。
で、その
木、火、土、金、水
には相性があるのです。
木は火を生んで土になり土から金が生まれて金から水が生まれる。
まぁそういう風に相乗の関係になっているのですね。
逆は相克と言って、マイナス方向へのパワーが増大します。

なんか、めっちゃわかるわぁー。
って、思います俺は。

そう、で、脱線したんですけど、そういう風に物事には相性があると、そう思うわけなのですけど
ネイブの日のスリーマンというのはなんかそういうバランスがいいなー。
なんて思ったりしていました。
自分は割とこの考え方好きで
セトリの組み方とか曲の書き方とかいろんなところでこれが生きてくるななんて思ってますから、そういう風に考えたりすることは多いです。

森良太バンド編成もそういうバランスはめっちゃいいと思います。
まぁ、そういう一つの考え方も取り入れながら物事を見ると面白いよねって話です。
昔の人はいろんなことを考えていたのねぇ。

そういうわけで、ネイブの日もとてもいい日だったのですよ。

人が、一人一人違うものを好きで、違う考え方をして、だけど一つのところに集まったりできて。
すごく不思議だけれど、ある意味当然のことでもあって、それでいて奇跡的で。
全てが入り混じっていて、なんかとてもそういうところに俺はロマンとか感じちゃったりします。

ライブすること、難しいことに今も変わりはありませんし、何かがちゃんと区切りよく解決に向かったわけでも今現状はないですけれども
たくましく生きていかなきゃいけないなと思います。
今の時代を一緒に過ごせていることってなんか、財産になり得ると思いますこの先の未来。

そう言うわけで、ライブを二本、やりましたよ。というお話でした。
読んでくれてありがとね。