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2024年最新【寺社仏閣でのブロックチェーン活用事例】

本記事では寺社仏閣におけるブロックチェーンの最新活用事例をご紹介いたします。

ブロックチェーンが連想しづらい寺社仏閣ですが、実は多くの先進的な取組がおこなわれています。この記事を読むことで、みなさまのお仕事にブロックチェーン技術を導入するヒントを掴んでいただければ嬉しいです。

1.お墓参りにQRコード、データをブロックチェーン上に保存

スマートシニア株式会社「永代型デジタル墓」 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000025.000059701.html

墓石にQRコードをつけ、オンラインでのお墓参りが可能となるサービスが24年3月に開始されました。オンラインでお墓の掃除や献花、焼香のサービスが受けることができます。また、QRコードを読み取ると故人の直筆メッセージや家系図、趣味(詩、音楽、料理、手芸)が閲覧可能。そのデータはブロックチェーン上に刻まれ、メンテナンスフリーで半永続的に使用可能なものとなっています。

2.ご本尊がNFTに、祈祷体験付きNFT

株式会社ワールド・コラボ・ジャパン「HISTORY collabo ID 」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000129290.html

愛知県鶴林寺にある源頼朝が大事にしていた仏像がNFTとして、数量限定で24年2月に販売開始となりました。購入者には60分の護摩祈祷体験(オンライン可)や住職からの御礼メールの購入特典が贈られ、NFTと現実世界での体験が紐づくソリューションとなりました。

3.御朱印がNFT化

横須賀市・浄楽寺「ご朱印NFT」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000078618.html

横須賀市・浄楽寺は22年1月に世界ではじめて御朱印をNFTとして授与。デジタルでありながら本尊とのつながりを感じられる技術として、NFTを活用。OpenSeaで販売された48枚の御朱印NFTは即時完売しました。

また、三重県の竹神社は現地境内で参拝記念NFTを頒布。QRコードを読み取ることでNFTを取得し、参拝した証にすることが可能に。さらに複数のNFTを集めると地域の店舗で使える特別クーポン等をプレゼントし、地域との繋がりを深めるための試みとなりました。

東急電鉄は「NFT花御朱印巡り」を24年2月に開催。東急線沿線の8つの寺社でNFTを受け取ることができる周回施策を実施しました。

3.寺DAO

寺DAO発足:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000040.000018679.html

寺院建築、荘厳仏具に携わる工芸士・職人の伝統的技術を後世に伝え、残していくことを目的とした寺DAOが、22年5月にたちあがりました。NFT購入による支援をおこなうと、伝統的工芸士への理解を深め、支援するDAOコミュニテイに参加することが可能となりました。支援金は、表具の修復に活用されました。

ここからはPBADAOが提供するソリューションが採用された寺社仏閣での事例をご紹介していきます。

4.焼失した兜が「pokke」でデジタルお守りに

福岡の発展に大きく寄与した黒田長政公、その「大水牛の兜」は太平洋戦争の空襲で焼失していました。2023年の長政公四百年祭にあわせて兜のデジタルでの復刻がおこなわれました。長政公を祀る光雲神社では、これをデジタルお守り「大水牛の兜」としてNFTで展開しました。

ウォレットや暗号資産を必要とせずNFTを保有できる「pokke」を採用することにより、木製のカードで提供が可能に。お守りとして持ち歩くことができる愛されるアイテムとなりました。

5.金峯山寺・地獄絵図をお焚き上げ

https://note.com/pbadao/n/n59100c11dc87

NHK大河ドラマ「龍馬伝」の題字などで知られる書家・アーティストの紫舟さんが、仏教の教え・五戒をテーマにした地獄絵四連作を屏風に描きました。23年10月にこの屏風絵が奈良の世界遺産・金峰山寺でお焚き上げされました。

そのクラウドファンディングのリターンとして、「デジタル護摩木」がPBADAOの提供するpokkeで配布。イベントでは支援者の祈祷名と願いが書かれた紙札が、屏風絵とともに燃やされ、同時刻にNFTのデジタル護摩木も消失される仕掛けが話題となりましたさらに後日、記念品として"祈祷済み"にリデザインされたNFTのデジタル護摩木が提供されています。デジタルとNFTの両方で展開され、世界中どこにいても参加できる活気的な試みとなりました。

本取り組みの詳細はこちらの記事でもご確認いただくことができます。

6.BEAMS「ハードウェアウォレットお賽銭入れ」

https://note.com/pbadao/n/n44f6f858dc9c

長野市の善光寺で世界初となるハードウェアウォレット搭載のお賽銭入れが販売されました。これはビームスとPBADAOとのコラボレーションとなり、畳縁で作られた特別デザインの「pokke」が展開されました。

日本円でも購入することができ、さらにpokkeアプリを接続すると善光寺のシンボル“鳩字の額”のNFTが入手可能となりました。文化財自体の状態を保ちながら歴史的背景も含めた価値を新しい形で伝えていく取り組みとして、広く報道いただきました。

以前に比べて参拝者の減少、若者離など文化財保護のための資金が集まりにくくなっている中、デジタル活用することで幅広い年齢層の参拝を促すための試みとなっています。

以上、寺社仏閣におけるブロックチェーンの最新活用事例をご紹介いたしました。PBADAOでも多くの実績があり、ウォレットや仮想通貨に触れることなく先端技術を体験できるソリューションを多数用意しています。興味をもっていただいた方はお気軽にお問い合わせください。

■Web3総合ソリューション「pokke」

NFCチップを活用したWeb3総合ソリューション「pokke」では、ウォレットや暗号資産を必要とせずNFTを保有できる体験が提供されています。

■アカウントアブストラクション型ウォレットソリューション「TORMO」

既存サービスにも簡単に追加できる、秘密鍵がいらない、かんたんで使いやすいウォレットソリューションです。生体認証を通じてブロックチェーン上での取引を簡単に可能にします。

■株式会社PBADAOについて

代官山にNFTギャラリーを構えるNFTスタジオ兼システム開発会社。自社に、アーティスト、クリエイター、エンジニア、コミュニティマネージャー、マーケターを擁し、多種多様なNFTプロジェクトを展開。当社が開発および販売を行うpokkeは、利便性、導入のし易さから、様々な企業での展開が拡大しており、NFTを普及させるためのインフラ整備に努めています。
PBADAO:https://pbadao.com/

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お問い合わせフォーム:https://pbadao.com/contact

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