PowerCMS X 佐藤聖

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PowerCMS X 佐藤聖

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最近の記事

PowerCMS X のフォームのビューを解析する

フォームのビューはとても難解です。 ビューの先頭に以下のコードを入れると、現在の画面のヒントになると思います。 <mt:unless name="request.__mode" eq="submit"><mt:unless name="error"><mt:unless name="confirm_ok">入力画面</mt:unless></mt:unless></mt:unless><mt:if name="confirm_ok">確認画面</mt:if><mt:unle

    • PowerCMS X が動作保証する PHP のバージョン

      PowerCMS X のインスール要件は以下のページに記載があります。 「PHPバージョン7.1以降」と記載がありますが、PHP 8.x が対応可能か書いていません。 製品サポートに問い合わせてもよいのですが、リリースノートから地道に探すことができます。 重要なので、だいたい1行目に記載があります。 2024年4月19日現在は PHP 8.2 までが動作保証となり、8.3 はまだ未対応のようです。8.2 はセキュリティサポートが 2025-12-08 まであるので、しば

      • PowerCMS X の会員機能でプロフィール情報を取得する

        PowerCMS X の会員機能を利用して会員登録すると、個人情報がデータベースに保存されます。その情報は以下のMTタグで取得できます。 <mt:membercontext>id : <mt:memberid escape>nickname : <mt:membernickname escape>email : <mt:memberemail escape>photo : <mt:memberphotourl>language : <mt:memberlanguage es

        • PowerCMS X の呼び名はパワーシーエムエステン

          最近は Twitter が X(エックス)になった影響か、PowerCMS X を「パワーシーエムエス エックス」と呼ぶ方が増えていますが、正しくは「パワーシーエムエス テン」です。 とはいえエビデンスですよね。公式サイトでキーワード検索すると2件ヒットしました。 サイトトップページのHTMLソースに「パワーシーエムエス テン」という文字は見つからないので、エックスと呼ぶ気持ちも分かります。 個人的には「パワーシーエムエス テン」でも「パワーシーエムエス エックス」でも

        PowerCMS X のフォームのビューを解析する

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        • PowerCMS X 構築
          13本
        • PowerCMS X 導入
          9本
        • 会員限定サイト(Membersプラグイン)
          4本
        • RESTful API
          2本
        • PowerCMS X 運用
          5本

        記事

          PowerCMS X で特定カラムのカウント数を表示する

          記事モデルのオブジェクトデータがあったとして、 記事A カラム「sample」の値は「TEST」 記事B カラム「sample」の値は「TEST」 記事C カラム「sample」の値は「TEST」 記事D カラム「sample」の値は「DATA」 記事E カラム「sample」の値は「DATA」 フロントは以下の表示をさせたい場合の説明です。カッコ内はカウント数です。 TEST (3) DATA (2) MTタグは mt:countgroupby を利用しま

          PowerCMS X で特定カラムのカウント数を表示する

          さくらのVPSにDKIMの設定をする

          DKIMは設定箇所が多いので結構大変ですが、手順通りに設定すれば対応できると思います。 参考にしたのは以下のサイトです。 CentOSのPostfixで迷惑メール判定されないようDKIMを設定する DKIM認証を導入してみた 私のサイトより上記サイトを参考にしたほうが良いとは思います。 以下、手順です。私は Rocky Linuxです。 ※ 手順に出てくる私のコメント行はコピペしないで、コードのみコピペしてください。 ポートの許可さくらのコントロールパネルにアクセスし

          さくらのVPSにDKIMの設定をする

          さくらのVPSでSPFレコードを設定してPowerCMS X からメールを送信する

          ※ 最初に独自ドメインで運用する必要があるので、PowerCMS X に独自ドメインでアクセスする の設定をしてください。 Postfix の設定Postfix で独自ドメインになっているか確認します。 main.cf を開きます。 vi /etc/postfix/main.cf 下記箇所のホスト名を独自ドメインに書き換えます。2箇所です。 mydomain = ホスト名... 中略 ...mydestination = $myhostname, localhost.

          さくらのVPSでSPFレコードを設定してPowerCMS X からメールを送信する

          PowerCMS X に独自ドメインでアクセスする

          私はさくらのVPSを利用していて、さくらから提供されていたドメインを利用していました。 ただし、最近はDNSで正しい設定をしないとメールを送信できなくなっているので、独自ドメインで運用することにしました。行うことは3つです。 独自ドメインの契約とAレコード設定 SSLの設定 PowerCMS X の設定 SSL設定ドメイン契約とAレコード設定は割愛して、SSL設定を説明します。 さくらの提供ドメインでSSL設定した記事を振り返り変更点を書きます。 前に「/etc/

          PowerCMS X に独自ドメインでアクセスする

          PowerCMS X でフォームを作成する

          PowerCMS X のフォームはドキュメントがありますが、読んだだけでは分からない部分がありますので、私なりの作成手順を書いていきます。 作成するスペースに移動して、コミュニケーションメニューからフォームをクリックします。 フォームと設問の作成「新しいフォーム」ボタンを押下します。 名前 任意に設定 説明 任意に設定 設問 「+」ボタンを押下して設問を作成します。 ラベル フィールドラベルです。「名前」にしてください。 説明 任意に設定 設問タイプ

          PowerCMS X でフォームを作成する

          PowerCMS X のフォーム作成で「タグ mt:formpermalink は利用できません」のエラーが起こる

          PowerCMS X のフォームはドキュメントがあります。上から順番に読んで作っていきましたが、フォームの「ビュー」と「URLマップ」の作成に記載されたコードをビューに貼り込んで保存をすると「タグ mt:formpermalink は利用できません。」のエラーが起こりました。 原因が分からなくて、テーマ「Media」に含まれていたビューを解析しました。 結論は先にURLマップを作る必要がありました。 URLマップの作り方はドキュメントに記載がありますが注意すべき点は以下

          PowerCMS X のフォーム作成で「タグ mt:formpermalink は利用できません」のエラーが起こる

          PowerCMS X のアクセス解析機能 AccessAnalytics を設定する

          AccessAnalytics はお手軽にアクセス解析ができます。とはいえ、GAと同等の機能は当然無いですが、何時何分に、誰が、どのモデルに、どのページから、どのページにアクセスしたか、という記録をDBに保存できます。 導入手順公式ドキュメントの通りに設定していけば迷うことは無いです。 pluginsディレクトリに AccessAnalyticsディレクトリを設置します。 システムのプラグインの管理画面で、AccessAnalyticsにチェックを入れて有効化します。

          PowerCMS X のアクセス解析機能 AccessAnalytics を設定する

          PowerCMS X の RESTful API Authentication を Postman でテストしてみよう

          Postman で API のテストをしてみましょう。 まずは Postman にアクセスしてサインアップします。 私はグーグルアカウントを利用しました。基本、英語表記なのでグーグル翻訳で進めることができると思います。 サインアップが終わるとホーム画面が表示されます。 REST API basics をクリックします。 「Use Template」というボタンを押下すると先に進めました。 上のほうにタブインデックスがありますので、「+」ボタンを押下します。 設定画面

          PowerCMS X の RESTful API Authentication を Postman でテストしてみよう

          RockyOS に Let's Encrypt を導入する

          さくらのVPS、RockyOSで、Web サーバーが Apache の前提になります。 最初に conf ファイルを作ります。 sudo vi /etc/httpd/conf.modules.d/sample.conf 内容は以下です。私は DocumentRoot が /var/www/html ですので、その上の階層に log フォルダを作って置きました。log フォルダは 777 にしておくと良いような気もいたします。 <VirtualHost *:80>

          RockyOS に Let's Encrypt を導入する

          PowerCMS X で RESTful API を使う準備

          公式ドキュメントはコードサンプルが無いので、こちらに書いていきます。今回は認証まで。 PowerCMS X 管理画面にログインして、システムスコープとワークスペースの設定画面で「APIを有効化」にチェックを入れて保存します。おそらくシステムスコープは不要で、利用するワークスペースだけで大丈夫なはずです。 APIでデータを操作したいモデルも設定が必要です。モデルの設定画面で「APIを有効化」にチェックを入れて保存します。 環境変数を作成します。初期値は true なので不

          PowerCMS X で RESTful API を使う準備

          PowerCMS X のコメント機能を実装する

          PowerCMS X のコメント機能を利用するために必要な流れを書きます。 Members プラグインを有効にして必要な設定をする 環境変数を登録する use_comment true 真偽値 スペースの設定画面を開き設定をする コメントを許可 匿名コメントを許可 Thanks メール ステータス コメント機能を利用したいモデルの設定画面を開き「コメントを許可」にチェックを入れて保存する コメント機能を利用したいモデルのオブジェクトにアクセスすると「コ

          PowerCMS X のコメント機能を実装する

          PowerCMS X の会員機能でメールアドレスをログインIDとして利用する

          残念ながら、PowerCMS X の会員機能でメールアドレスをログインIDとして利用することはできません。そのため裏技を紹介します。 PowerCMS X の会員機能は以下のカラムがあります。Member モデルのカラムを見ると分かると思います。 Name Email Name がログインID、Email がユーザーのメールアドレスになります。どちらも必須項目です。 Name フィールドを JavaScript で非表示にして、Email の入力値をリアルタイムに

          PowerCMS X の会員機能でメールアドレスをログインIDとして利用する