副業で年80万円の所得を得る場合、気になるのはやはり税金です。
目安として、例えば100万円の副業所得がある場合の税額は約10万円で、同じく住民税も10万円の納税義務が発生します。

所得が50万円であればそれぞれ5万円の合計約10万円ですから、80万円の所得の場合は16万円くらいが目安となるでしょう。

実際のところ、所得額は経費によって左右されますし、適用できる控除も人によって違ってくるので、副業で80万円を稼いだとしても必ずしも16万円の税金が発生するとはいえないです。

しかし、目安としてはその通りですし、納税額を想定しておいて損はありませんから、副業の稼ぎが80万円に到達しそうな時はこの16万円を目安に納める税金の想定をおすすめします。

ちなみに副業に掛かる税金は本業の収入、所得にもよりますから、本業の年収が変われば副業の税金も違ってきます。

ポイントとなるのはいわゆる所得税率で、副業の所得は本業の給与と合算して計算することになっています。

課税対象が195万円までなら税率は5%ですが、195万円を超えて330万円までは10%にアップします。

以降も20%23%33%と段階的に上がっていき、1800万円を超えると税率は40%に達します。

会社員の平均年収は400万円くらいですから、税率は20%ということになるでしょう。

つまり、稼ぎに対し20%の税率が適用されるので、本業と別に80万円を稼げば約16万円の納税が必要になると考えるのは妥当だと分かります。