【読書感想文】一流の記憶法 あなたの頭が劇的に良くなり「天才への扉」がひらく

最近記憶法について興味が高まってきたので、関連する本を探して読んでいましたが、久々にとても良い本を見つけました。

この本は完全に電子書籍専門であり、紙の本では出版されていないようですが、記憶力を高めるために有益な情報が満載の内容になっています。

本書は私が感想を書くよりも、一人でも多くの人が読んでそのノウハウをしっかり身につけることに意味があると思います。
そこで、今回は本書の内容をマスターするために役に立つ問題集をこの記事で作るという、いつもと違った試みをしてみたいと考えました。

本書に書かれている記憶の大原則として、物事を効率よく記憶するためには手がかりから記憶対象を思い出す練習(想起練習)を繰り返すのが良いとされています。
この想起練習として最も効果が高いのが問題を解くという行為だと個人的に思っていますので、本書の内容を確実にマスターするために問題集を作るのは大いに意味がある事だと思っています。

では、実際の本の目次に従って、以下私が作成した問題を記載していきます。
問題番号の横のカッコ内の数字は、その問題の答えが書かれている付近のKindleの位置Noになっていますので、解答を知りたい場合はその位置Noのページへ飛んで該当箇所を探してみてください。

はじめに

問題1(17)
記憶力を競う世界大会「世界記憶力選手権」の下記4種目はどのような競技でしょうか?
(これはちょっとした雑学で、記憶力向上には直接関係ありません)
 ・Speed Number
 ・Random Words
 ・Historic Dates
 ・Speed Card

第1章 記憶のメカニズム

記憶の過程

問題2(204)
人間の脳に限らずコンピュータ等でも同じですが、記憶は3つの段階から成り立っています。
その3段階とは何でしょうか?

短期記憶

問題3(241)
記憶の三段階モデル(多重貯蔵モデル)における三段階とは具体的に何でしょうか?

問題4(255)
人間は触れた情報の全てを記憶しているというのは正しいでしょうか?

問題5(267)
短期記憶に情報を入れるために必要な行為は何でしょうか?

問題6(274)
短期記憶は別名何と呼ばれているでしょうか?

問題7(293)
短期記憶の容量は最近の研究ではいくつ前後が定説となっているでしょうか?

長期記憶

問題8(309)
最近の試算では長期記憶の保存容量はどれくらいと言われているでしょうか?

問題9(329)
「脳の可塑性」とは何でしょうか?

問題10(354)
ある情報を長期記憶にするには、何を繰り返せばよいでしょうか?

問題11(367)
顕在記憶とは何でしょうか?

問題12(374)
潜在記憶とは何でしょうか?

問題13(374)
手続き記憶とは何でしょうか?

想起

問題14(403)
記憶対象を思い出すこと(想起)は何に対応して生じるでしょうか?
あるいは別の言い方をすると、何との関連付けが必要でしょうか?

忘却

問題15(455)
「未記憶」とは何でしょうか?

問題16(467)
「記憶の減衰」とは何でしょうか?

問題17(467)
「記憶の干渉」とは何でしょうか?

問題18(480)
「手がかり依存性忘却」とは何でしょうか?

問題19(486)
「エビングハウスの記憶実験」はどのような実験でしょうか?

第2章 記憶の原則

注意

問題20(556)
記憶の大原則は記憶対象の情報に「注意を向ける」ことですが、そのためには情報を意識の中で操作するのが効果的です。
では、意識の中で操作するとは具体的に何をすることでしょうか?
(具体例を2つ)

想起練習

問題21(596)
「繰り返し思い出す」ことを「想起練習」と言いますが、別名何というでしょうか?

問題22(671)
想起練習で重要なことは記憶対象に注意を向けない時間を作ることですが、具体的には最低何秒の間隔が必要でしょうか?

問題23(677)
想起練習において、記憶対象に注意を向けない時間を徐々に増やしていく方法を何というでしょうか?
(2つ呼び方があります)

関連付け

問題24(806)
手がかりから記憶対象の情報を思い出せるようにするためには、何を繰り返せばよいでしょうか?

問題25(819)
関連付けられていない手がかりが提示されても情報は想起されず、記銘する時に関連付けされた手がかりが提示されて初めて、それと結びついた情報が想起されることを何と言うでしょうか?

問題26(825)
人の名前を覚える時、その人の何と関連付けるのが適切でしょうか?

問題27(831)
情報の関連付けをする時に重要なことは何でしょうか?

手がかりの数

問題28(864)
思い出せるようにしたい情報に結びつける手がかりは多い方がよいですが、その手がかりを増やすには、どのようにすればよいでしょうか?
(4つの効果的な方法があります)

問題29(903)
次の事柄を覚える場合、どのような手がかりと結びつけるのが良いでしょうか?
(これは実際に本書に載っている問題です)
 ①人の名前
 ②歴史的な出来事
 ③スーパーで買う食材のリスト

手がかりの負荷

問題30(923)
「手がかりの負荷」とは何でしょうか?

問題31(936)
「手がかりの過負荷」とは何でしょうか?

問題32(976)
手がかりの過負荷状態を解消するのに効果的な「直線的記憶法」と「階層構造的記憶法」とは、どのような方法でしょうか?

情報の記憶しやすさ

問題33(1073)
記憶しやすい情報の特徴を4つ述べてください。

手続き記憶の活用

問題34(1176)
手続き記憶を実践する上で、意識的想起を伴う記憶の場合との違いは何でしょうか?

問題35(1195)
手続き記憶は強力な方法でしょうか?
それとも、あくまで補助的な手段でしょうか?

忘却への対処

問題36(1218)
未記憶への有効な対処法は何でしょうか?

問題37(1239)
記憶の減衰への対処法として、どれくらいの期間覚えていられるように想起練習をすればよいでしょうか?

問題38(1273)
記憶の干渉への有効な対処法は何でしょうか?

問題39(1288)
手がかり依存性忘却への有効な対処法は何でしょうか?(3つ)

脳の状態

問題40(1336)
脳にとって栄養をバランスよく摂取することが重要ですが、どうしても食事だけでバランスを保つのが難しい場合に有効な手段は何でしょうか?

問題41(1348)
身近にある、脳に悪影響を与える物質は何でしょうか?

問題42(1381)
脳に酸素を届けるのに有効な有酸素運動の特徴は何でしょうか?

問題43(1405)
脳を休ませるときの注意点は何でしょうか?

問題44(1419)
脳にとって適正な睡眠時間はどれくらいでしょうか?

問題45(1451)
思考が頭の中に留まり集中できない時は、どうすればよいでしょうか?

第3章 記憶術

問題46(1480)
この本で紹介されている記憶術は大きく4つに分類されていますが、その4つを習得しやすい順に述べてください。

関係法

問題47(1503)
「関係法」とはどのような記憶術でしょうか?

問題48(1537)
適切な仲介役の条件を2つ述べてください。

問題49(1558)
適切な仲介役を見つける手順3つを述べてください。

問題50(1523)
関係法を使って、左の手がかりから右の記憶対象を思い出せるように練習しましょう。
(実際に本書に掲載されているワークです)
 ・アラスカ買収の年号 ⇒ 1867年
 ・紀元前200年頃に地球の大きさを見積もった人 ⇒ エラトステネス
 ・タレース ⇒ 「万物の根源は水である」という言葉を残した哲学者
 ・プトレマイオス ⇒ 天動説を唱えた哲学者
 ・アリスタルコス ⇒ 地動説を唱えた哲学者

語呂合わせ法

問題51(1634)
「語呂合わせ法」は問題46の4つの記憶術のどれに分類されるでしょうか?

問題52(1695)
語呂合わせの作り方3ステップを述べてください。

問題53(1709)
語呂合わせを作るコツを述べてください。

問題54(1715)
語呂合わせを作る上で、語句を変形する方法を3つ述べてください。

問題55(1759)
語呂合わせは積極的に使った方がよい記憶術でしょうか?

問題56(1752)
語呂合わせは自分で作った方がよいでしょうか?

問題57(1664)
語呂合わせ法を使って、左の手がかりから右の記憶対象を思い出せるように練習しましょう。
(実際に本書に掲載されているワークです)
 ・小野妹子ら遣隋使派遣の年 ⇒ 607年
 ・ニケ―ア公会議が行われた年 ⇒ 325年
 ・英単語「alienate」の意味 ⇒ 遠ざける
 ・英単語「amass」の意味 ⇒ 集める
 ・古文単語「あいなし」の意味 ⇒ つまらない
 ・古文単語「おどろく」の意味 ⇒ 目を覚ます
 ・藤原道長が摂政に就任した年 ⇒ 1016年
 ・ゲルマン民族大移動の年 ⇒ 375年
 ・墾田永年私財法が発布された年 ⇒ 743年
 ・英単語「elicit」の意味 ⇒ 引き出す
 ・英単語「platoon」の意味 ⇒ 小隊

頭文字法

問題58(1803)
「頭文字法」とはどのような方法でしょうか?

問題59(1803)
頭文字法は問題46の4つの記憶術のどれに分類されるでしょうか?

問題60(1816)
頭文字法の手順3ステップを述べてください。

問題61(1814)
頭文字法を使って、左の手がかりから右の記憶対象を思い出せるように練習しましょう。
(実際に本書に掲載されているワークです)
・太陽系の惑星 ⇒ 水星、金星、地球、火星、木星、土星、天皇星、海王星
・人が商品やサービスを購買するまでの流れ ⇒ Attention(注意)、Interest(関心)、Desire(欲求)、Memory(記憶)、Action(行動)
・五経(儒教の基本書) ⇒ 易経、詩経、書経、礼記、春秋
・六部(中国の隋唐王朝の役所機関) ⇒ 吏部、戸部、礼部、兵部、刑部、工部

一連法

問題62(1902)
「一連法」とは情報のどのような特性を活かした記憶術でしょうか?

音楽活用法

問題63(1914)
「音楽活用法」とはどのような方法でしょうか?

問題64(1908)
音楽活用法は問題46の4つの記憶術のどれに分類されるでしょうか?

問題65(1932)
音楽活用法の手順5ステップを述べてください。

問題66(1941)
音楽活用法で使う曲はテンポが早い方が良いですが、それはなぜでしょうか?

問題67(1921)
音楽活用法を使って、左の手がかりから右の記憶対象を思い出せるように練習しましょう。
(実際に本書に掲載されているワークです)
・中国の王朝の名称 ⇒ 殷、周、秦、漢、三国、晋、南北朝、隋、唐、五大
(童謡「うさぎとかめ」のリズムで覚える)
・イギリスの王朝 ⇒ ノルマン、プランタジネット、ランカスター、ヨーク、テューダー、スチュアート、ハノーヴァー、ウィンザー
(「ジングルベル」のリズムで覚える)
・買い物リスト ⇒ ハクサイ、ダイコン、ニンジン、ミカン、コマツナ、ジャガイモ、キュウリ、トマト
(「アルプス一万尺」のリズムで覚える)

物語法

問題68(2012)
物語法とはどのような方法でしょうか?

問題69(2012)
物語法は問題46の4つの記憶術のどれに分類されるでしょうか?

問題70(2091)
物語法の手順6ステップを述べてください。

問題71(2044)
具体的にイメージできない情報を物語法で覚えるにはどうしたらよいでしょうか?

問題72(2017)
次の10個の物を物語法で覚えてください。
(実際に本書に掲載されているワークです)
バイク、弓、扇風機、クッキー、橋、辞書、布団、タワシ、財布、ゾウ

問題73(2051)
次の歴代天皇の名前を物語法で覚えてください。
(実際に本書に掲載されているワークです)
神武天皇、綏靖天皇、安寧天皇、懿徳天皇、孝昭天皇、考安天皇、孝霊天皇、孝元天皇、開化天皇、崇神天皇、垂仁天皇、景行天皇、成務天皇、仲哀天皇、応神天皇

問題74(2119)
次のマーケティング用語を物語法で覚えてください。
(実際に本書に掲載されているワークです)
マーケティング、マーケティング・ミックス、製品、価格、流通、プロモーション、マーケティング・マネジメント、ターゲット、コンセプト、ポジショニング、プッシュ戦略、プル戦略、SWOT分析、強み、弱み、機会、脅威

連想結合法

問題75(2153)
「連想結合法」とはどのような方法でしょうか?

問題76(2153)
連想結合法は問題46の4つの記憶術のどれに分類されるでしょうか?

問題77(2187)
連想結合法の手順6ステップを述べてください。

問題78(2173)
連想結合法を利用して、次の電化製品を覚えてください。
(実際に本書に掲載されているワークです)
  パソコン、扇風機、冷蔵庫、ヘッドホン、時計、掃除機、電池

問題79(2201)
連想結合法を利用して、次の買い物リストを覚えてください。
(実際に本書に掲載されているワークです)
  雑誌、輪ゴム、髭剃り、食器用洗剤、チーズ、お茶、ハサミ

変換記憶術

問題80(2246)
変換記憶術とはどのような方法でしょうか?

数字形システム・数韻システム

問題81(2277)
数字形システム・数韻システムを使えるようになるための準備手順3ステップを述べてください。

問題82(2270)
数字形システム・数韻システムは問題46の4つの記憶術のどれに分類されるでしょうか?

問題83(2313)
数字形システム・数韻システムを使って実際に数字列を記憶する手順2ステップを述べてください。

問題84(2313)
数字形システム・数韻システムを使って次の年号を記憶してください。
(実際に本書に掲載されているワークです)
 ・生類憐みの令:1687年
 ・建武の新政 :1334年

数字イメージ変換システム

問題85(2360)
「数字イメージ変換システム」とはどのような方法でしょうか?

問題86(2360)
数字イメージ変換システムは問題46の4つの記憶術のどれに分類されるでしょうか?

問題87(2374)
数字イメージ変換システムを使えるようになるための準備手順3ステップを述べてください。

問題88(2417)
数字イメージ変換システムを使って実際に数字列を記憶する手順2ステップを述べてください。

問題89(2417)
次の円周率30桁を数字イメージ変換システムを使って覚えてください。
(実際に本書に掲載されているワークです)
  3.14 15 92 65 35 89 79 32 38 46 26 43 38 32 79

問題90(2468)
次の電話番号を覚えてください。
(実際に本書に掲載されているワークです)
  ・在米日本大使館:202(328)2187
  ・在加日本大使館:0163(241)8541

ペグ法

問題91(2502)
「ペグ法」とはどのような方法でしょうか?

問題92(2514)
ペグ法の長所は何でしょうか?

身体部位法

問題93(2550)
「身体部位法」とはどのような方法でしょうか?

問題94(2550)
身体部位法は問題46の4つの記憶術のどれに分類されるでしょうか?

問題95(2557)
身体部位法の基本的な手順3ステップを述べてください。

問題96(2623)
具体的にイメージしにくい情報を身体部位法で覚える場合の手順4ステップを述べてください。

問題97(2550)
次の買い物リストを身体部位法を使って覚えてください。
(実際に本書に掲載されているワークです)
納豆、豆腐、卵、生姜、ミカン、リンゴ、バナナ、牛肉、白菜の漬物、牛乳、塩、サンマ

問題98(2616)
次のオリュンポス十二神を身体部位法を使って覚えてください。
(実際に本書に掲載されているワークです)
ゼウス、ヘラ、アテナ、アポロン、アフロディテ、アレス、アルテミス、デメテル、ヘパイストス、ヘルメス、ポセイドン、ヘスティア、ディオニュソス、ハデス、ペルセポネ

問題99(2669)
次の買い物リストを身体部位法を使って覚えてください。
(実際に本書に掲載されているワークです)
バケツ、輪ゴム、ハンガー、鉛筆、折り紙、タワシ、茶碗、サランラップ、貯金箱、箸

イメージ式ペグ法

問題100(2697)
「イメージ式ペグ法」とはどのような方法でしょうか?

問題101(2697)
イメージ式ペグ法は問題46の4つの記憶術のどれに分類されるでしょうか?

問題102(2704)
「50音式ペグ法」とはどのような方法でしょうか?

問題103(2732)
「数字式ペグ法」とはどのような方法でしょうか?

問題104(2782)
数字式ペグ法を使って、以下の世界の人口ランキング上位15か国を覚えてください。
(実際に本書に掲載されているワークです)
1位:中国、2位:インド、3位:アメリカ、4位:インドネシア、5位:ブラジル、6位:パキスタン、7位:ナイジェリア、8位:バングラデシュ、9位:ロシア、10位:日本、11位:メキシコ、12位:フィリピン、13位:ベトナム、14位:エチオピア、15位:エジプト

場所法

問題105(2830)
「場所法」とはどのような方法でしょうか?

問題106(2830)
場所法は問題46の4つの記憶術のどれに分類されるでしょうか?

問題107(2836)
場所法の長所は何でしょうか?

問題108(2861)
場所法を使うための準備手順3ステップを述べてください。

問題109(2867)
場所法を使うための準備において重要なポイントを5つ述べてください。

問題110(2903)
実際に場所法で物事を記憶する上での重要なポイントを2つ述べてください。

問題111(2951)
通勤路・通学路に20個のポイントを設け、覚えてください。
その後、自分の覚えたい情報を10個挙げ、場所法を用いて覚えてください。
(実際に本書に掲載されているワークです)

記憶術の活用法

問題112(2977)
ここまでの復習になりますが、多くの情報は記憶術を使うまでもなく、次の3つの記憶の原則を守りさえすれば覚えられます。
○に当てはまるキーワードを答えてください。
  ①○○を向け、情報を○○記憶に入れる。
  ②○○練習を繰り返し、情報を○○記憶に入れる。
  ③記憶対象を○○○○と結びつける。

問題113(2984)
記憶術はどのような情報を覚える時に威力を発揮するでしょうか?
2つ答えてください。

問題114(3005)
次の覚えにくい情報を関係法を活用して覚えてください。
(実際に本書に掲載されているワークです)
  ①イブン=ハルドゥーンが著したのは『世界史序説』である。
  ②イブン=ルシェドが著したのは、アリストテレスの注釈書である。
  ③イブン=シーナーが著したのは『医学典範』である。

問題115(3081)
次の記憶術は、それぞれ何個程度の情報を覚えるのに適しているでしょうか?
  ・頭文字法
  ・物語法
  ・場所法

問題116(3157)
試験勉強において重要なことを1文で簡潔に述べるとすれば、それは何でしょうか?

問題117(3164)
円周率100桁を記憶術を駆使して覚えましょう。
(実際に本書に掲載されているワークです)
3.1415926535  8979323846  2643383279  5028841971  6939937510  5820974944  5923078164  0628620899  8628034825  3421170679

おわりに

問題118(3180)
記憶術が上達するために必要なことは何でしょうか?


以上が作成した問題となりますが、記憶術を自在に使いこなせるようになるのは結構難しいことではないかと思います。
実際、日常生活において記憶術の達人と言われる人にお目にかかることは、普通はあまりないでしょう。

このことは裏を返すと、記憶術をしっかりマスターできた暁には、仕事や勉強においてかなり強力な武器になってくれるのではないかと思います。
そのためには、まず様々な記憶術に関する知識や具体的な方法について、さっと口から説明が出てくるくらい習熟しておく必要があると思います。

また、特別な記憶術を使わなくても、人間の記憶のメカニズムと効果的な記憶の仕方について習熟しているだけでも、相当日々の生活において記憶力の向上を実感できるようになると思います。
そのために、この記事で作成した問題を繰り返し演習して、本書の内容をしっかりマスターしていきたいと考えています。

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