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オードリー・若林正恭

先日、オードリー・若林正恭さん著
「社会人大学人見知り学部卒業見込み」
を借りた。
ずっと読んでみたかったこのエッセイ。
この春から始まった
日テレの日曜ドラマ「だが、情熱はある」の第1話を観終わって、
すぐさま借りた。
若林正恭という人物にとても惹かれたからである。

若林さんは2008年のM-1グランプリ出場をきっかけに自分は社会の一員になれたという。
この本では社会を大学とし、社会人大学の一員になれた4年間を自身の経験や考えをもとに書かれてあった。

星野源さんのエッセイを読んだ時も思ったが、
この本を読み終わって思ったことは
「やっぱり、彼も同じ人間なのだ。」
である。
しかも今回はかなり近い分類の人間だ。

この本を読みながら、なぜ私は若林さんに惹かれたのかを考える。
”オードリー”と聞いて最初に思いつくのは春日さんである。
その少し離れたところに立っているのが若林さん。
小さい頃に見ていた若林さんのイメージは暗かった。

でもここ数年の若林さんのイメージはその頃とは異なっている。
多くの才能を秘めた、奥底でなにかが輝いている人物に見えてきた。
テレビ番組以外に、ラジオや音楽、漫才を通して見ていくうちに
どんどん若林さんに惹かれた。

今回読み終わってから思ったのは
「やっぱり魅力的な方だな。」
である。

この本を読んで学んだことはというと、
パッと言葉では表すことができない。
しかし、これを読めばなにか役に立つと思う。
何かいいものを与え、何かに繋がる気がした。
私が彼から受け取ったものは曖昧なものばかりだった。

でもその曖昧さが私に合っているとも感じる。
私も若林さんのように考えすぎてしまう傾向がある。
そんな彼から受け取ったものなのだから、
そこからしっかり考えていきたいと思う。

ドラマ「だが、情熱はある」は現在第4話まで放送されている。
これからの展開がとても楽しみだ。
今回この本を読んだことで、よりこのドラマを楽しめる気がする。
(主役の二人ですが、春日さんの役をしている戸塚純貴さんにも注目です)

今度は山里さんのエッセイも読もう。




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