菊池天陰

不登校・または不登校傾向にある子どもたちの学びと育ちに関わっています。 教科は社会科。…

菊池天陰

不登校・または不登校傾向にある子どもたちの学びと育ちに関わっています。 教科は社会科。暗記する社会科ではなく、興味関心に沿って進め、それぞれが何を感じ考えるかを大切にしています。 戦争の話を伝え、次の世代に平和の思いを繋ぐ活動にも力を入れています。 #社会科 #共育 #平和学習

最近の記事

能登半島地震においての「子ども」支援

あけましておめでとうございます。 昨年、私の考えなどを発信できればと思いNOTEを開設いたしましたが、なかなか投稿が続かずに年を越してしまいました。 本年は、定期的に発信できればと存じますので、よろしくお願いいたします。 さて、今年は年始から大変な災害が発生しました。 石川県の能登半島を震源として、中部地方に甚大な被害をもたらしています。 新年早々に、大きな災害が発生したことに胸を痛めるとともに、自分としてできることがないかを探りながらも、現状すぐにできることが無いことに

    • 万国津梁の心で平和を繋ぐ

      私は先日、戦争報道特集を見ていた際に、沖縄の鐘に刻まれたある言葉に出会いました。 その言葉は「万国津梁(ばんこくしんりょう)」です。 沖縄がまだ琉球王国だった時代に生まれた言葉で、私はこの言葉こそ、今の日本が世界に対してとるべき姿勢なのではないかと思います。 万国津梁とは何か 万国津梁とはどういう意味か、まずは言葉そのものの意味から紐解いてみます。 津梁の「津」には、「船着場や渡し場」という意味があります。 「梁」は「はり」とも「りょう」とも読みます。 「はり」には

      • 平和の思いを次の世代に

        私は、近年の日本を見て、不安を感じずにはいられません。 社会全体の雰囲気として、平和への思いが薄まっていると感じるからです。 今年の夏のテレビ番組表を見ても、戦争関連の番組は大幅に減っており、国の予算も教育や福祉の予算が減らされ、防衛費に多く充てられています。 「日本という国は、再び戦争に向かっていっているのではないか。」そう思わざるおえません。 フリースクールのスタッフとして、子どもたちの学びと育ちに携わっている身としては、いま関わっている子どもたちが社会に出た時に、安全

      能登半島地震においての「子ども」支援