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「女を泣かせるジゴロ、ドンファン。美女を口説くことに情熱を燃やす男、そんな男を振る女。人は性と結婚さえも優越性追求の道具に利用する」

「愛の課題」も優越性追求の道具に

本来は、心の安らぎをもたらしてくれるはずの「愛の課題」でさえ、コンプレックスにおちいった人は優越性追求の道具に使います。

彼ら彼女らにとって、異性はハンティングの獲物であり、トロフィーです。

ですから、より「多くの異性と関係を持つことで自分が優れていると信じ」「征服することが勝利と思えるに違いないようなパートナーを選択し」口説き落とそうとするのです。

残念な女性

私の知り合いにも、常に社会的に成功している人と関係を持ちたがる女性がいます。

彼女が選択する男性は、収入が多いことが最低条件、見た目が良ければなお良しという人ばかりでした。

友人も危うくその毒牙にかかってしまいそうになりましたが、すんでのところで踏みとどまって、今は幸せな結婚生活を送っています。

要するに彼女にとっては、高収入で男前なパートナーがいることで、周りの他の女性たちに優越感を持っていることが重要だったのです。

結婚しても支配欲は終わらない

結婚してからも、彼ら彼女らの支配欲に終わりはありません。

例えば、怒り、悲しみ、不安、嫉妬、じらし、などあらゆる感情や、病気や性行為を使って、パートナーを思い通りに操ります。

そうすることで、自分の優越を確認するのです。

自己中だと絶対にうまくいかない

本来、愛の課題とは、自分のことと同じかそれ以上に相手を優先することで成り立つ親密な関係です。

ところが、このように、自己中心的な優越性のために性や愛を利用してしまっては、異性関係はうまくいくはずはありません。

どちらか片方だけが頑張っても、いずれその関係は破綻すると思いますし、私もそれで結婚生活を一度失敗しています。

相手を支配しようなどと絶対に考えてはいけないのです。

うまくいかないのは準備不足

優越コンプレックスにおちいってしまっている人は、二人で生きる準備ができていないのです。

そんな二人の生活は、心が休まることはなく常に争いが続くのです。
ケンカが絶えない家には帰りたくないですよね。

仕事が終わったら早くパートナーが待つ家に帰りたい、パートナーの仕事が早く終わって家に帰ってこないかな、とお互いに思えることが、幸せな結婚生活には欠かせない要件だと思います。

異性との「愛の課題」において、闘いをやめて安らぎをもらたし合いましょう。



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