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(壬午)ラッキーソング・プレイリスト

暦をヒントに、毎日のラッキーソングを紹介します。
今日は、1/19壬午(みずのえうま)の日ですね。

壬:水の陽。陰から陽への転換。懐妊。生じる。任務。
午:逆らう。陽から陰へ。

ちなみに、本能寺の変は、壬午の年に起こったそうです。

十干には五行といって、「樹木の木・炎の火・土・金属の金・水」の5つの属性があると考えます。その五行での分類は、十二支、にもあるんですね。

今日の干支、午は、火の属性、壬は水の属性。

水は火を消すので、相剋(お互いを潰し合う)という良くないイメージがあります。
ネットで見ると、真夏の太陽に照らされたビーチ、と書いている人もいて、いろんな解釈ができるな、と感心していました。

火と水、は近くにいるとお互いを潰し合いますが、遠くにあると、真夏のビーチみたいにいい感じになるかもですね。あるいは、間に何か別のものを置くとか、例えば、お湯を沸かす時、ヤカンという金属を隔てる事で、水はお湯になれる。
これって、相性の悪い人間関係においても、言えることかもですね、「少し距離を置く」とか、「間に別の人を入れる」とか。

まあ、これは余談でした。

そんなこんなで、テーマに沿って選曲したプレイリスト、ぜひチェックし見てください。今日はわりと選曲しやすかったです。


さて、この中から1曲紹介しましょう。

1970年に発表された、ブルースロックの名盤、フリーというバンドの"FiRE AND WATER"というアルバムから、"FIRE AND WATER"という曲を紹介します。

このアルバムには他にも"MR.BIG"という曲が入っています。"MR.BIG"というバンドが有名ですが、そのバンド名はこの曲からとったようですね。

さて、このフリーは1968年に結成されたバンド。
メンバーはボーカルにポール・ロジャース
ギターがポールコゾフ
ベースがアンディ・フレイザー
ドラムがサイモンカーク

というメンバーでした。

1960年代後半から1970年代ごろのロックは割と激しくなっていった時期で、特にギタリストはDEEP PURPLEなどをはじめ、早弾きで派手な演奏をする人が増えた時期でした。

そんな中、このフリーはどっしりと重みのあるビートの曲が多いですね。

ポールコゾフ、というギタリストの演奏も、速弾きではなく、音をビブラートをかけるという泣きのギターを得意としております。

彼はギブソンのレスポール、というギターを使っているんですが、このギターは1960年代後半にブルースロックやハードロックのギタリストに使われ、太い音色でパワーがあり、かつ音が良く伸びるという特徴があります。

ポールコゾフはこのレスポールの特徴を活かして、速弾きに頼らない、たっぷり音を伸ばして、じっとりとヴィブラートをかけていく、非常にエモい演奏を聴かせてくれますね。

1分30秒くらいから始まるギターソロに注目して聴いてほしいですね。

というわけで、今日のラッキーソングはフリーのFIRE AND WATER。ぜひお聴きください。

最後までお付き合いくださり、ありがとうございます。それではまた。

(※この記事はPodCastでもお聴きいただけます。)


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