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書きたいものを書きたいときに。

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【2023】わたしの今年の12冊

【2023】わたしの今年の12冊 #今年のベスト本 思い返せば、今年は思う存分読書をできた年でした。 Kindle Unlimitedやブックウォーカーなどの定額サービスを利用したり、本屋で一目惚れした本を衝動買いしたり、普段読まないジャンルの本を図書館で探してみたり。 特に小説は、めぼしい作品は読んでしまったかなと思っていたのですが、全然そんなことはなく。 読書沼は底無し沼。来年もなんだかんだ、沼に浸かり続けてそうです。 そんな私が選んだ、個人的ベスト12冊。順不同

    • BOOK WALKER読み放題で読める、おすすめラノベまとめ

      数週間前、BOOK WALKERの読み放題MAXコースにお試し登録しました。 登録から2週間は無料、以降は1ヶ月1100円の料金がかかります。 書籍のサブスクの中では割高ではありますが(Kindle Unlimitedが月額980円)、魅力はなんといっても対象作品の多さ。 特に、ライトノベルの作品数は圧倒的です。 KADOKAWAが運営してるだけあって、電撃文庫・メディアワークス文庫が特に豊富。更に、他の出版社のラノベもたくさん配信されています。 往年の名作や隠れた傑作

      • ジャンプ2024年2号 簡易感想

        《アンケ》 ①ヒロアカ 圧倒的パワーに、一位にせざるを得ませんでした。 アメコミと日本の少年漫画のいいとこ取りをしたような構図に、圧倒的画力。スマホで見開きページ見るのが勿体なさ過ぎる。 まさかかっちゃんがAFOにとどめを刺すとは。 ②逃げ上手の若君 久々に貞宗が出てきて嬉しいのが、雑兵たちのヤバさで全部吹っ飛んだ。 こういうブラックジョークをやらせたらキレッキレなんよ松井先生。 ③アンデラ わずか一話で太陽へ行きアンディと再会し、エグい手段で復活させて十理と邂逅して【器

        • 『アリアドネの声』(井上真偽)盲目の迷宮を導く【アリアドネの糸】とは。

          井上真偽さんの『アリアドネの声』を読みました。 著作はほぼ読んでるくらい井上真偽さんのファンなのですが、いつも外れなく傑作を発表してくれるので安心しております。 『ベーシック・インカムの祈り』という近未来SFミステリの短編集があるのですが、今回の作品はその流れで出来たものかな、と勝手ながら思いました。 舞台は、複層階の地下に主たる施設を置く実験都市。 障害者が暮らしやすい街並みを目指して作られた都市でしたが、地震が起き、皮肉なことに障害者の女性が地下深くに閉じ込められて

        【2023】わたしの今年の12冊

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        • 読書感想
          7本
        • ジャンプ感想
          6本
        • 発達
          0本
        • 雑文
          1本
        • 読書記録
          9本
        • ソウタシエ
          6本

        記事

          ジャンプ2024年1号 簡易感想

          呪術アニメ、人の心が無くて最高。 あと、新連載が年度またぎってあまり見ない気がする。 《アンケ》 ①暗号学園のいろは 応援票というか、掲載順上位を除いた消去法というか。 膾さん、マジで2文字しか喋らないキャラだったの……!? ②グリーングリーングリーンズ 熱くなるのを恥ずかしく思ったり、お金の心配をしたりと、等身大の高校生らしさがよいです。 ハイキューやヒカ碁(初期)を思わせる丁寧さ。 女の子も可愛いしセンターカラーはおしゃれだし、応援したいです。 ③累々戦記(新連載)

          ジャンプ2024年1号 簡易感想

          『でぃすぺる』(今村昌弘)青春✖️オカルト✖️本格ミステリ

          『でぃすぺる』(今村昌弘)を読みました。 今村昌弘といえば『屍人荘の殺人』シリーズが有名。《非現実的存在・現象が実在するという前提で事件を推理する》、いわゆる特殊設定ミステリブームのきっかけを作ったシリーズであり、ミステリとしての完成度の高さも広く評価されています。 そんな彼の新作は、【青春】✖️【オカルト】✖️【本格ミステリ】の合わせ技。 小学生の壁新聞作りと、死んだ姉が残した《七不思議》に隠されたミステリがバランスよく絡み合っています。 ①小学6年生男女の【青春】

          『でぃすぺる』(今村昌弘)青春✖️オカルト✖️本格ミステリ

          ジャンプ2023年52号 簡易感想

          積読がたくさんあるのにブックウォーカーお試し登録した。頭がどうかしているとしか思えない。 《アンケ》 ①暗号学園のいろは 応援票。 朧ちゃんの掘り下げがここで来るのは意外。展開に巻きがちょっと入ってるのは不安。 囚人のジレンマは有名だけれど、「罪を被って他の2人を救う」という解法は思いつかなかった。素直に驚き。 ミスリードが上手い回でした。 ②逃げ上手の若君 正史(と言っていいのかわからんけど)なのだろうけど、味方側の略奪に触れられるとは思わなかったのでびっくり。 今まで

          ジャンプ2023年52号 簡易感想

          ジャンプ2023年51号 簡易感想

          《アンケ》 ①暗号学園のいろは 一周年おめでとうございます! 一時期は打ち切りも囁かれてましたが(今も囁かれてますが)、キャラの魅力と、数打ちゃ当たる方式の膨大な暗号で底力を見せました。 超特大センターカラー、キャラ全員の配色がわかって嬉しい。 享楽さんの目的が明らかになった今回。 ★6の問は全く解けなかったです。こうした情報の出し方は上手い。 『友人』を自分のことだと誤解するたゆたんが癒し。 呪術でもやってたけど、裁判展開はどうあがいても面白くなるからずるい。 ②キル

          ジャンプ2023年51号 簡易感想

          怪しげな子育てサークルに誘われた話

          (特定されないため所々フェイク入れてます) つい先日、Xで『幼稚園近くで待ち伏せして勧誘してくる子育てサークルはだいたい宗教系』といった感じのポストを見た。 タイムリーにも、私がそのポストを見たのは、いかにも怪しげなサークル。に勧誘されていたタイミングのことであった。 そのママとは商業施設で出会った。 子供同士が仲良く遊んでいるのを見守りながら、当たり障りなくママ会話をしていたのだが、出し抜けに『子育てサークルとか参加しませんか?』と問いかけられた。 正直この時点で怪

          怪しげな子育てサークルに誘われた話

          ジャンプ2023年50号 簡易感想

          《アンケ》 ①キルアオ 相変わらずのコメディ回の安定感。 ラーメンガチ勢のノレンの新しい面が見れたり、シンが珍しくノレンと対立したり、キャラに新しい味を足すのが上手いです。 女の子はあからさまに怪しいなーと思ってたんですが……若干のファンタジー要素も絡み、どういう方向に行くのか読めない。 ②子羊虎を成す 読み切りにアンケ入れることって滅多にないのですが(ひどい時は読み忘れてそのままアンケ送ってしまう)。 読み切りってどうにも漫画慣れしてないというのか、画的に読みづらい作

          ジャンプ2023年50号 簡易感想

          最近のイチオシ本まとめ(2023/10)

          読書には波がある。 本を読む手が止まらない時期、何を手にしても読み進めるには億劫な時期。読む本読む本ことごとく心に響く時期、掘れども掘れども自分好みの作品に出会えない時期。 そう思うと、この夏〜秋は、読書意欲あり&当たり作品出会い率高し、と恵まれたシーズンでした。 特に、初読作家が自分の好みドンピシャだったときの興奮といったら、読書好き冥利に尽きます。 また、自治体の電子図書館を初めて使ったのですが、電子書籍に抵抗がない私にはとても便利。 貸出返却が気楽にできるので、試し読

          最近のイチオシ本まとめ(2023/10)

          ジャンプ2023年49号 簡易感想

          自分用覚書。気力があったら続けます。 私の場合、アンケートを入れる作品と、純粋に『面白い』と感じた作品とはハッキリ別れています。 アンケートを出すのは、新連載、読切、連載歴が短い作品など、生き残って欲しい作品。 逆に『呪術廻戦』や『ヒロアカ』は、よほどの神展開でない限り入れません。 《アンケ》 ①キルアオ 相変わらず安定したコメディでくすりと笑わせてからの後半、《殺し屋でない将来》という作品全体に関わる(と思われる)テーマが取り上げられ、そのギャップに驚きました。 屋上

          ジャンプ2023年49号 簡易感想

          『誰が勇者を殺したか』国を救った勇者に隠された真実とは。

          『誰が勇者を殺したか』(駄犬)読了しました。 読書ブロガーやYouTuberがこぞって絶賛していたこの作品。ファンタジー+ミステリ風のタイトルにも惹かれました。 王国を脅かす魔王を倒した勇者・アレス。 彼はなぜ死んだのか。 彼の仲間であった剣聖・レオン、聖女・マリア、賢者・ソロンや、市政の人々、アレスの故郷の村人たちに話を聞くうち、隠されていた事実が明らかになる。 彼を殺したのは魔王の手先なのか、仲間なのか、それとも……。 ※※※ ここからは作品の内容に触れています。

          『誰が勇者を殺したか』国を救った勇者に隠された真実とは。

          kindle unlimitedで読んだ本まとめ

          Kindle Unlimitedに3ヶ月登録していました。(2023年7〜10月) 読んだ中でも面白かった作品をまとめます。 (※すでにKindle Unlimitedでの提供が終了しているタイトルもあります) ●『[映]アムリタシリーズ』(野崎まど) このシリーズは『舞面真面とお面の女』を除き読んだことはあったのですが、『舞面〜』を読んだら他の作品も再読したくなり、『[映]アムリタ』『死なない生徒殺人事件』『2』を続けて読みました。 (『小説家の作り方』『パーフェクトフ

          kindle unlimitedで読んだ本まとめ

          読んだ本まとめ(海外)

          【アーサー・コナン・ドイル】 『シャーロック・ホームズシリーズ』★ 【アガサ・クリスティー】 『春にして君を離れ』★★ 【アンソニー・ホロヴィッツ】 『ホーソーンシリーズ』★★★ 『カササギ殺人事件』★★ 『ヨルガオ殺人事件』 『絹の家』 『モリアーティ』 【アンゲラ・ゾンマー・ボーデンブルク】 『ちびっこ吸血鬼シリーズ』 【アントニー・バークリィ】 『毒入りチョコレート事件』 【エミリー・ブロンテ】 『嵐が丘』★★ 【サン・テグジュペリ】 『星の王子さま』 【

          読んだ本まとめ(海外)

          読んだ本まとめ(著者や、ら、わ行)

          【矢樹純】 『マザー・マーダー』 【柳広司】 『ジョーカー・ゲーム』シリーズ★ 『百万のマルコ』 【山形石雄】 『六花の勇者』シリーズ★ 【山口悟】 『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった……』シリーズ★ 【山里亮太】 『天才はあきらめた』 【山田詠美】 『ぼくは勉強ができない』★ 『放課後の音符』 『風葬の教室』 『蝶々の纒足』 【山本弘】 『アイの物語』★ 『BISビブリオバトル部』シリーズ★ 『詩羽のいる街』★ 『僕の光輝く世界』 【雪

          読んだ本まとめ(著者や、ら、わ行)