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レギュレーションに沿う【副業ライティングで月38万⑧】

ライティングをしていて“直し”が入らなかったことはない。

そう言えるほど、どんな記事を書いてもクライアントからの直しは発生します。

単純な誤字脱字もあれば、“ここはこういう論理展開をしたい”ところを直されたり。

“そこ変ぇたら全部やり直しぢゃん…マヂムリ…⤵︎”ってパターンもぁります。

最近はこういった根本的な直しこそ少なくなりました。

そしていま振り返れば、根本的な部分で指摘が入るときには共通点がありました。

そう、“レギュレーションに沿ってない”からこうなっていたんです。

レギュレーションは鬼十則

どうも、ピーナッツ無印です。

最近余ったミートソースを使ってドリアを作ったんですが、下に敷くバターライスがめちゃ美味しかったです。

さて、今回はライティングするうえで避けては通れない“直し”について書いていきます。

今までのシリーズはこちらからどうぞ。

クライアントからの発注で行うライティングでは、当然ですがクライアント側の意向があります。

彼らの期待に沿っていれば直しは減りますし、外れていれば軌道修正が入るでしょう。

直しのラリーが続くほど時給が下がっていき、クライアントもライターも工数が増して皆が不幸になります。

そんな事態を避けるために存在するもの、それがレギュレーションです。
ガイドラインと言ってもいいでしょう。

今回は直しがなぜ入るのか、レギュレーションを頼りに分析していきます。

レギュレーションとはなにか

レギュレーションとは取り決めといった意味合いで用いられる言葉で、類語としてはルールが相当します。

  • こんな構成にしてね! とか

  • この漢字はひらがなで書いてね! とか

  • うちのメディアのコンセプトを意識してね! とかとか

そんなやつがレギュレーションです。

そう聞くとなんだか堅苦しくてイヤかも…と思う人がいるかもしれません。

しかしこのレギュレーション、ライティング初心者には非常にありがたい存在だったりします。

ブラック企業を生き抜くコツ

ライティングを始めるとき、いきなり荒野に放り出されたような気持ちになることがあります。

なにをどうライティングしたらいいかわからない。

いろいろ書いてみたけどなにが正解なのかさっぱり。

お金を貰うプロとしてキャリアを歩み始めたはいいものの、気分は新卒1年目です。

そんな右も左も上も下も点も線も面もわからないフレッシュマンの頼れる先輩的存在、それがレギュレーションなんです。

  • 新人は始業30分前に来てフロアを掃除

  • 残業するときはタイムカードをきってから

  • 週末の会社行事は絶対参加

生き馬の目を抜くライティング界をくぐり抜けるために、こういったレギュレーションは無くてはならない存在です。

はじめのうちはレギュレーションを守るのは大変ですが、2~3記事書けばだいたい慣れます。

人間、ある程度の制限がある状態の方がアイデアが出たり作業が進みやすくなったりするもんです。

型を見つけて、その中で自分の色を出していく。

鬼十則に殉じてこそ過酷な労働環境でも活躍でき、やがては高給取りとしてオリンピックから税金をスポイルできる。

そう、レギュレーションは鬼十則なのです(違う)。

まとめ | 直しって大変だよね

今回はレギュレーションについて触れてみました。

マーケティングとしてしっかりオウンドメディアなどの発信をしている企業ほど、レギュレーションは確立されています。

レギュレーションがしっかりしているほど、ライターやエディターそれぞれの負荷が下がりやすいです。

こことここをチェックすればOK、といった指標があるからですね。

共通認識を持てれば目標とする成果物の目線もあってくる、これをサポートしてくれるレギュレーションには感謝しかありません。
たまに憎しみもあります。

お互い気持ちよく仕事をするために、直しを少なくするためにレギュレーションを活用していきましょう。

最後に、レギュレーションに反抗しようとするのは基本おすすめしません。

レギュレーションを打ち負かして最高の文章ができるとしても、それは独立して文筆で生計を立てられるようになってからがいいでしょう。

それではまた次回。





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