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82歳のおばあちゃんが握るおにぎり屋さん「たまたま見つけた編」

数十年ぶりに訪れる30kmほど離れた街

週末のイベントの合間に街を探検してみると

何にもない。。本当に廃れ切っていた。

GOOGLE MAPを開き何か面白いところはないかと探したら

「人気、好評!おにぎり屋」とあった。。

面白そうなどで行ってみると

大通りのところにポツンと小さい古びたお店がある。

「やっているのか?大丈夫なのか?」

中に入るとボロボロで裏からおばあちゃんが

「いらっしゃい!」と元気な声でやってきた。


メニューは8種類〜10種類で全て120円!

コンビニよりも安い。。

注文をするとおばあちゃんは裏に行って3分くらいで戻ってきた。

おばあちゃんとお話をすると

45年間おにぎりを握っているという。。


旦那さんも天国へ行って

儲けではなく動けるだけでも幸せという


想像以上に大きくて「お持ち帰りとして」車の中で食べた。


なんか子供の頃に食べたおにぎりの味がした。。

塩梅という言葉が浮かんだ。


値段以上に

心に響くものがあった。。


店はボロボロ。

こんな状態で飲食店ができるのか?っと思う環境。。


でもその「おにぎり」からは

今の時代ではなかなか感じることのできないものが

僕は感じた。。


地元の人で支えられているのか。。って思うと

そうでもないっという。。

ネットで見たお客さんがよくやってくると言う。。

注文して帰っていく。


私からは声はかけない。。

でも声をかけられたらお話しするの。。


僕もネットで知ったおにぎり屋さん

そして声をかけて次のお客さんが車で数分間お話ししていた。


おにぎりに添えられていた沢庵もすごくおいしかった。

沢庵なんて普段食べないんだけどもな。


またそちらの方に行ったら

ランチはそこで!っと決めている。


また行きたい。


そして友人にも紹介したい。。


そしてもっとおばあちゃんとお話がしたい。。


ちょっと今風の飲食店ではない何かを

僕は感じた日であり

目的だったイベントよりも


一番楽しかった10分間でした


皆さんのそんな体験もありましたら

コメントでお待ちしています。。







全国を愛犬と旅しながら地域の習慣や食などをそこにいる人には気づかない素敵な文化などを伝えてより良い楽しい生活になったらいいなと思います。こんな美味しい食べ物や習慣、生活に気付いたらシェアできたらと思います。私たちが知らない素敵な日本を世界にも伝えたいと思います。