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中田英寿は倒れない「養老孟司氏から学ぶ世界編」

養老孟司さんの本に中田英寿氏のことが書かれている。

「中田氏は運転をしていて横を向いていても前が見える」という

なるほど。。。

彼は他の日本人サッカー選手とは違い本当に倒れない選手で有名

でもこの言葉から

なぜ彼が倒れないのかがわかる。。

それは彼がぶつかってくる相手が見えるのである


つまり前を向いていてもちょこっと横を向けば後ろも見えることになる。

きっと首を左右にちょこちょこ動かせば彼は360度見えていることになる。

ぶつかってくる相手がわかれば身体もこれに反応できる。だから倒れないのだ。多くの選手は倒れるがそれは知らないから倒れてしまうのである。

ボクサーも打ってくるとわかればダメージは少ないが倒れてしまうのはその準備ができていない時がほとんどだろう。。

つまりカウンターの時。。

中田氏のサッカーも動画を見てみるとまさにそれだった。

彼はよく首を動かしている。

周りがよく見えるのだ。。

それよりも周りを見ようとしている。。

それが他の日本人選手ができない彼の最大の仕事の一つだったのだろう。


このことでもう一人浮かんだサッカー選手がいる。

それはベルギー代表FWのルカク選手

彼のサッカーはほとんど知らないがものすごく印象に残っているのは

あのW杯日本VSベルギーでの最後の14秒に日本が点を決められてしまったシーンだ。

なんと言っても最後の最後にルカクのスルーが決め手だった。

あるテレビ番組がベルギーの選手にあの時のことをインタビューしたものがあった。

ルカクは後ろから仲間が走ってくるのが見えたという。

「いつ見ていたのか?」とテレビ番組側もいろいろ探しただろう。。

テレビ番組側が確認したのはゴールからかなり離れていた時の映像だが

僕的にしてみたら中田氏と一緒で前を向いていて横が見える選手なのだと確信した。

ルカクにしたら見えた!だが

一般の人の見るはそのものを見るには顔をその方向に向けること。

その一般常識が勘違いを生んでいたと思った。

ルカクにしてみたら確かに見えていた。

後ろから走ってきてもここでスルーしてタイミングが合うか合わないかはその場面でないとわからない。

ルカクには見えていた。でも映像ではルカクは明らかに仲間の選手は見ていない。。

これが世界レベルの選手なのだと。。

こんな人がたくさんいる世界なのだと思った。。

だからボールが取られない選手などもそのタイプなのではないだろうか。。



全国を愛犬と旅しながら地域の習慣や食などをそこにいる人には気づかない素敵な文化などを伝えてより良い楽しい生活になったらいいなと思います。こんな美味しい食べ物や習慣、生活に気付いたらシェアできたらと思います。私たちが知らない素敵な日本を世界にも伝えたいと思います。