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【エンジニアインタビュー⑤】フリーランス歴15年の技術者に聞く、クライアントの満足度・信頼度を上げる“人との繋がり”の大切さについて。

◇エンジニア歴
大学4年生のとき、大学院生の先輩がプログラミング言語のVBを使って研究のシミュレーションを行なっていたことをきっかけに、プログラミングに興味をもつ。卒業後、専門学校で勉強し、IT企業に就職。以降20年間、ITエンジニアとしてのキャリアを積む。

◇プロエンジニア歴
2016年よりプロエンジニアとしての活動を開始。7年目になる現在まで、自動車メーカーの物流管理システムの要件定義・開発・保守・サポートなどすべての工程を経験。現在もその経験を活かし活躍中。

“きっかけは、大学の先輩がVBを使って研究シミュレーションを行っていた事でした”

ITエンジニアになろうと思ったきっかけをお聞かせください。

大学4年生のとき、大学院生の先輩がプログラミング言語のVBを使って研究のシミュレーションを行なっていたのを見てカッコいいと思ったことをきっかけに、プログラミングに興味をもちました。IT企業の就職フェアで入社を希望しましたが、知識不足で断念。まずは力をつけようと専門学校で勉強し、5か月遅れの9月からIT企業に新卒で入社しエンジニアになりました。

会社員からフリーランスになった理由をお聞かせください。

社会人4年目のころに将来を考えて昇給について会社に聞いたとき、あまり期待ができない返事をもらいました。ふつうは転職を考えると思うのですが、会社の人のことは好きだったので会社を変えずに給与(収入)を増やす方法がないか相談したところ、同じ会社でフリーランス契約をする打診がありフリーランスエンジニアになりました。
それからしばらくその契約のままフリーランスとして働いていましたが2015年にフリーランス低迷期になって足を運んだ転職フェアでPE-BANKを知りました。契約を公開していたり福利厚生があったりという魅力を説明いただき、ちょうどその年の12月に会社との契約が終了となったのを機にPE-BANKと契約することになりました。

プロエンジニア(PE-BANK所属のフリーランスエンジニア)になり変化したことはありますか。

収入が増えたことはもちろんですが、何よりフリーランスの友達が増えたことが大きいです。フリーランスになるまでは仕事の人との関係は疲れるものだと思っていましたが、フリーランスの仲間とは土日など休みの日に出かけることもあります。大人になってから新しく友達ができる事はあまりないと思うので、そこは本当にありがたいです。フリーランス同士は上司でも部下でもなく、年齢が上だからというのもなく、みんなが尊重し合える関係なので、そんな中でプライベートの時間を共有すると得るものが大きいと感じています。サラリーマンとはちがった苦労をしている人が多いので、そういった苦労話や成功した話などいろいろな経験を聞くと勉強になりますし、10年後の自分のビジョンや今後年齢を重ねていったときの不安に対して、先輩たちの話はとても参考になります。

現在はどんなお仕事をされていますか。

2016年にプロエンジニアになってから、ずっと同じ自動車メーカーの物流管理システムの開発をしています。報酬をあげるために別の案件を取りにいく人もいると思うのですが、私はお客さんと仲良くなったらどんどん掘り下げていきたいと考えています。同じところで長く働けば働くほどいろんな人と話ができて顔と名前も覚えてもらえますし、長年勤めたことで要件定義・開発・保守・サポートなどすべてを経験できました。

“お客さんとの関係もエンジニア同士のつながりも大切に。”

ITフリーランスになることに対して不安はありませんでしたか。

フリーランスになることへの不安はありませんでした。会社員時代の収入に不安があったので、フリーランスになることで収入があがることへの期待のほうが大きかったです。

ITフリーランスになり、時間やお金の使い方は変化しましたか。

もともとお酒を飲むのが好きなので、時間とお金を気にせず交際に充てることができ、周りの人と深い関係が築けるようになりました。また、高い収入で安定したことで銀行からの信頼を得て、一軒家を購入することができました。他にも最近新しいバイクを購入してツーリングを楽しんだり、新たな趣味としてゴルフを始めました。上手くなくても楽しければいいという考えのPE-BANKの営業の方やプロエンジニアの仲間のおかげで気楽に始めることができました。

ITフリーランスの横のつながりを作るために取り組んでいることはありますか。

本当にどれも、人との繋がりだと思います。お客さんとの関係もエンジニア同士の繋がりも大切なことで、お客さんの満足度や信頼度を上げることで、お客さんがまたお願いしたいと思ってくれたり、覚えてもらえたりしますし、日々の仕事の報連相がしやすくなることでお客さんの不安要素が減って信頼につながっていくと思います。
PE-BANKの名前で働いているので、『PE-BANKっていいエンジニアがいるよね』と思ってもらえるように行動したいとも考えています。なので、一緒に働いた事がなくてもPE-BANKの他のエンジニアとお酒を飲んだりツーリングに行ったり交流して、どんな人かを知っているから安心して紹介できて、PE-BANKって横の繋がりもあるんだなと思ってもらえたらお客さんの安心に繋がって、これからもPE-BANKで頼もうってなると思うんです。
フリーランスには色々な人がいますし、エンジニアとしては特殊な経歴なので参考になる点は少ないかもしれませんが、こういうタイプでもフリーランスでやっていけるというひとつの例にはなるかなと思います。どれだけスキルがあるかということより、自分の得意分野とアンマッチだったときに、お客さんときちんとコミュニケーションをとってお互いを尊重した会話ができるかということのほうが大切だと思います。

今後の展望をお聞かせください。

趣味としてはバイクで全国を回りたいです。仕事の面では、これまで以上に私のことをたくさんの人に知ってもらいたいですね。人とのつながりや人と話して心が通じ合うことが一番の人生の楽しみであり、幸せであり、人生最高の娯楽だと思います。人生を楽しくするのは心が通じ合う友達がどれだけいるかだと思うので、それが人生の最終目標ですね。
そういう意味も含めて、コロナ前にはオフラインで開催されていたPE-BANKのイベントも再開してほしいなと思います。

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