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ウクライナ行った時の写真を淡々と貼る

注:主張は一切ありません。



ウクライナ行ったといってもほんの少し(0泊/キエフのみ)なので

俺のが/私のがもっとウクライナ行ったぞ!というなら

ぜひその様子をこの記事のように共有していただきたい。




2017年8〜9月、大学4回生の時の写真。


わたくし2016年度に1年休学・世界一周に呆けてたので大学生としては5年目。


当時、大学からの慰留()を受け同じく5年目をやっていた友人と2人で、卒業旅行と称してシベリア鉄道に乗車…という計画が、シベリア鉄道だけでは飽き足らず、
結局大阪からローマまで飛行機使わず行く3週間旅行に化けてしまった。

全行程を振り返りたいところではあるが(というか過去の旅行については全部記録を残したいところではあるが労力が圧倒的に足らない)、

今夜はウクライナの部分だけ。




行程は、モスクワから夜行列車でウクライナの首都キエフに入り、日中キエフを歩いてその晩の夜行でハンガリーに抜けるというもの。

モスクワを夜に出発する夜行列車
(モスクワ・キエフスキー駅)
客車の車体が青くて本当に掻き立てられる


キエフへ向かう3等寝台車の車内
仄暗い廊下には絨毯が敷いてあり
混み合う車内でもどこか温かみを感じる


食堂車
ケフィア


デッキ
たぶんなんか勝手に旅情爆発して撮ったんやと思う

その後夜中に越境、ウクライナへ。

夜明けの駅
自転車乗り入れるのが一般的らしい
コトノプ駅らしい
キエフまでは200km弱
キエフ到着
今まで乗った中でも屈指の私好みの夜行列車であった
人々が本当にあたりまえに、必要に駆られ満員乗っているという
旅情と切実さがたまらなくよかった
キエフ旅客駅構内


駅ホール
駅舎
友人は愛煙家なので
早速ウクライナのタバコを(激安やったらしい)
駅の裏手。かなり落ち着いている
ある種前時代な鉄道群と
奥の近代的なビル群とのコントラスト
ウラジーミル聖堂
石畳の街並み



「キエフの大きな門」

「キエフの大きな門」というのは組曲「展覧会の絵」の中の有名な一曲の曲名。
これがその「キエフの大きな門」で、中に入って上まで登れる。

門は横から見るとこんな感じで美味しかった
登ったところから撮影

中の展示の英語を2人で一生懸命読むと「ここにはお宝がありましたがソ連時代に中央にぶんどられて持ってかれたまま今モスクワの博物館にありますわ」みたいなことが書いてあったのを覚えている


歩いていたら本当に幸せな催しをやっていた
ロケーションも相まってめちゃくちゃ美味かった
スクールバンド的なやつやったかな
屋外やのに弦楽器がめちゃくちゃあるけど…
聖ムィハイール黄金ドーム修道院
有名な教会がどれも色鮮やかで外観からきれい
パイプオルガンのもっと原始的なやつ
街の外に広大な平原がみえる
トークンですね
かなり旧式全開なケーブルカー
でドニエプル川沿いに降りられる
いいですねえ
こういう何の気ない瞬間に心を奪われるのである
ドニエプル川
またしてもトークン
1960と書いてある…
キエフ地下鉄!
やはり旧ソの地下鉄、加速も減速もドア開閉も乱暴!
構内はモスクワのそれよりはカジュアルで、
電灯もモスクワのようなシャンデリアというほどではない
モスクワより御堂筋線に近い
ただやはり速すぎるエスカレーターで大深度に潜るという大方針は同じ
(手ブレに疾走感を感じる)


キエフ旅客駅から道に出る通路のひとつ(これはただの手ブレ)
両脇にひしめく怪しい店の数々もヨーロッパの先進国のそれとは一線を画する
トラム乗り場の連絡口
こんな感じ!!!!!
かと思えば新型すぎる低床車もやってくる
このような終点駅では線路がドン突きではなく、まるく転回させられるようになっている
(右の新型が、終点について客をおろしたあとすぐ転回を始めようとしている
その半周先に奥の旧型がおり、このあと始発用のホームに入線し、線路を引き返していく)
右奥の旧式が出発するのを待つ間、
電話しながらタバコを吸う運転手の女性よすぎますねえ
ツーショ
ここの道が個人的に一番刺さった
トラムも良いし、まず国の中央駅の出口やのに並ぶ店が雑多すぎる
アホみたいに安いスマホとか靴とかが売っていた
晩メシ

粗末に見えるかもしれないが、これは「スタローバヤ」と呼ばれるビュッフェ形式の軽食堂で(ロシアでも一般的)、自分で適当に取って盛り付けているため粗末に見えるだけで、リーズナブルでめちゃくちゃ美味いのである。
日本の大学学食とか、全国に展開している「(地名)+食堂」のメシ屋(伝わる?)みたいなやつのロシア版/ウクライナ版が、それぞれめちゃくちゃ普及していると考えてもらえればよい。

そして名残惜しいが出発の時間である
一路ハンガリーのブダペストを目指して疾走してもらう
(この長い編成の全員ハンガリーまで乗車するわけではなく、
国内の途中の大きい駅でめちゃくちゃ降りるし切り離しもあったと思う
ウクライナ-ハンガリーはあまりポピュラーな移動というわけではないようである)
さらばキエフ
いざハンガリーへ
時刻表
朝起きるとまだウクライナ国内で
こんな感じの景観
うつくしい 降りたかった
まだまだ編成はながーーい
ウエハースのお菓子は良いとして、
この右のお紅茶!これが良い
シベリア鉄道でもほぼ同じスタイルで提供されていた気がする


国境を越えた瞬間の位置情報

その後列車が大幅に遅れ、国境でもめちゃくちゃ待たされ、
18時すぎには着く予定やったのに…

22時に着いた


という訳で、東欧/スラヴ諸国の雰囲気、温かみ、切なさが
旧ソの趣と溶け合った大変魅力的な国であった。


しかしキエフしか行けてないし宿泊もできていない。

(もちろんチェルノブイリもあるが、)
他にも普通に観光で訪れたい街が多くあり、
また腰を据えて来なあかんなと話した。




















以上。


繰り返しますが主張は一切ありません。


主張がある方、考えたい方は各自でどうぞ。

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