「スピーカー」

言葉を一雫 海に流したら
遠く何処かの 誰かに響く
木々のざわめき 街の喧騒
全て集めて 息をしている

一人のままで 生きていたなら
孤独の意味は 知らないままだ
一人のままで 生きていたなら
別れの意味は 知らないままだ

ひらり ひらり 蝶の羽音は
ふわり ふわり 夜風に変わる

いつか君が 孤独の意味を
知った時は 名前を呼んで
波の間 流したのなら
声は届く 日々は繋がる

言葉は時として光に変わり
愛を知らない誰かを照らす
だが時として ナイフに変わり
また誰かの心臓を

いつか君が 一人の夜に
涙堪え もがいてるなら
六畳一間の 部屋で歌うよ
声よ届け 君の街まで

ひらり ひらり 蝶の羽音は
ふわり ふわり 夜風に変わる
ぽつり ぽつり 降る音楽が
広い 星の 君と繋がる

いつか君が 孤独の意味を
知った時は 名前を呼んで
波の間 流したのなら
声は届く 日々は繋がる

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