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【前編】女性の働きやすさワースト2位。「仕事も子育ても、人生もっと楽しみたい!」親友の言葉から見えた日本社会の実態。

こんにちは。
小林佳奈です。

ある日、高校時代の友人から、こんな連絡が来ました。

「今月で仕事辞めることにしたの!久しぶりに会おう~!」

私の友人は、6年前に結婚し、2児の母。第2子の育休から復帰して順調に働いていると思っていた矢先の連絡でした。

「家庭と仕事が両立がもうしんどくて。今の会社では、前みたいにやりたい仕事もできないし、わざわざ今の会社を続ける理由もなくなったし。
4月からは、パートで仕事することにしたの。」

何があったのかと思い、話を聞いていると、会社側の事情もあり、思うような仕事ができず、かつ、2人の育児のハードさに限界を迎えてしまったようでした。

高校時代、私よりも成績優秀で才色兼備だった彼女は、世の中的には「女性が働きやすい」と言われる国内最大手企業で働いていました。
しかし、そこには私が気づいていなかった「リアル」がありました。

女性の働きやすさ、ワースト2位


3月8日は女性国際デーでしたね。
そんな日に、こちらのニュースが飛び込んできました。

“女性の働きやすさ、ワースト2位 英誌ランキングで日本”

英誌エコノミストは7日、先進国を中心とした29カ国を対象に、女性の働きやすさを指標化した2021年のランキングを発表した。首位は2年連続でスウェーデン。上位4カ国を北欧諸国が占めた。日本は下から2番目の28位、最下位は韓国で、両国は少なくとも16年から6年連続で同じ順位となっている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/1ee50f12690be81bbe9f33c5f36ad8376d8a95f2

2016年に女性活躍推進法が施行されてもう5年が経過する今でも、ワースト2位のままでいるということに衝撃を受けました。
なぜなら、私のまわりでは出産・育児後も働き続けている女性は、増えているように感じていたからです。

出産・育児後も働き続ける女性は増えている!?

2016年の「女性活躍推進法」制定をはじめ、政府は保育施設整備の加速化、女性役員の登用に向けた企業への働きがけなどの取り組みを進めています。その結果、出産・育児を乗り越えて働く女性の比率は年々改善し続けていることが、下記の推移を見ても分かります。

https://www.gender.go.jp/about_danjo/whitepaper/r03/zentai/html/honpen/b1_s02_01.html

ではなぜ、女性の働きやすさランキングはワースト2位のままなのでしょうか。その実態に後編で迫ります!

日本の実態は、後編へつづく👇


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