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わがままな生き方のススメ

人って、なんのために生きているのだと思いますか?答えはその人それぞれだと思いますが、私は、幸せになるため、だと思っています。

先日のnoteにも書きましたが、年を取ると言うことは、それだけ人の死に接する機会も増えると言うことです。今月はまた周りで亡くなった方が数名。。うち1人はFacebookでも友達だった、まだ若いバーテンダーでした。特に親しい友達でもなかったけど、あまりにも突然の死にショック。。。

本当に、最後がいつなのか、私達にはわからないんですよね。

だから、与えられた時間をめいっぱい生きたい。

人のため、子供のために生きるというのは、一見するととても献身的なように聞こえますが、果たしてそうなのかな、と思います。

少し前に読んだ「食べて、祈って、恋をして (Eat, Pray, Love)」の著者エリザベス・ギルバートの最新刊(この人大好き。ブレネー・ブラウンの次に好き)「Big Magic」は、いかにクリエイティブな人生を生きるかという本ですが、(詳しくはブログの方に書きました)その中で彼女が言っていたことで特に心に残ったのがこの一言。「頼むから、人を助けるために創造(Create)しないで」というもの。本を書きたい、ダンサーになりたい、音楽をやりたい、絵を描きたい、など様々なクリエイティブな夢をみんなもっていると思いますが、それは単に「楽しい」からやるべきであると。自分のモチベーションをしっかり見極めろという話ですね。「私の音楽で、人を助けたい」などと意識高くするのは悪いことではないかもしれないけど、そういう方向から攻めても、長続きしないとのこと。アートだけでなく、ビジネスをやることだってクリエイティブなことです。でも「自分が」やりたいことでないと意味がないと。

私も将来本を出したいという夢があってブログやらnoteやら書いているわけですが、「私の本で人を救う」なんて大それたことは考えていません。私が書きたいから書くのです。そしてそれが最終的に誰かの役に立ったら、それにまさる喜びはないと思いますが、そこをゴールにしてはいけない、という話です。

アートの道は辛い、でも楽しい。

話が逸れましたが、アートであれなんであれ、私は人は好きなことをして、「楽しい!」と思うことが人生の目的だと思うんですよね。好きなアニメキャラにハマって「最高に幸せ〜」と思う人がいたら、それで良いと思うし、自転車で世界一周する!とがんばっている友達も、それが生きがいになっているようで良いなあと思います。ただ、人のために自分の幸せを我慢することは、やめた方が良いと思いますよ。あくまで私個人の意見ですが。

昔、どこかの雑誌で読んだ女優さんのインタビューで、誰だったか忘れてしまったのですが未だに覚えている一文があります。要約すると、この方のお母様はこの女優さんに、「私とあなたは血が繋がっているから、何かあったときは私はお父さんを選ぶからね」と言った、という趣旨のことでした。そしてこの女優さんはそのおかげで自分の両親はとても愛し合っていると確認出来たし、それが彼女にもとても良い支えになったと言っていました。実の子供より配偶者を選ぶ、と子供に言えるこのお母さん、カッコいいなあと思ったことを覚えています。

私も常に、「自分は母である前に女である」と言っています。子供のことはもちろん大切だけど、自分が幸せでなかったら、誰をも幸せにしてあげられないと思うのですよ。私も、離婚したときは本当に罪悪感でいっぱいでしたが、今はとても幸せに再婚していますし、今では本当にこれで良かったと思っています。

「人に迷惑をかけないように」「人を不快にさせないように」生きようとしている人がとても多い気がします。でも、人生って一回きりなんですよね。当たり前のことだけど。人って、それぞれの中に、才能や希望や夢が埋めこまれた状態で生まれてくると私は思うんですけど、それを見つけて、生かして、楽しいこと、得意なこと、好きなことをやって、面白い!幸せ!と感じることが、人生の目的なんじゃないのかな、と私は思います。

もう少し、わがままに生きてみませんか?

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