マガジンのカバー画像

ものとことのきおく

22
あるひのなんでもないはなし、あつめました。 「ものとことのきおく」は日々の考えや過去の記憶のことを記録するマガジンです。
運営しているクリエイター

記事一覧

固定された記事

意味も学びもないエッセイが読みたいから、書く。

とにかく意味のないものを欲している。 くだらない話だらけのラジオ。 好きなものを丁寧に説…

ありぺい
4年前
23

作業用BGMに、ウェディングソング

作業用BGMに、ウェディングソングを選ぶことがある。背筋が伸びるような気持ちになって、頑張…

ありぺい
3年前
6

日頃のケアが傷を浅くする

歯医者で痛い目を見た前回の検診以来、二回目の診察の日が来た。 結果から言うとかなり良くな…

ありぺい
3年前
8

絡まったネックレス

出かける前に見つけて、落胆してしまうもの。 付けようとしていたネックレスが絡まっていたと…

ありぺい
3年前
6

冬限定・ふとんのサンドイッチ

冬になると、布団に入る幸福感が増す。 ぬくぬくと毛布にくるまって寝るのは、最高に幸せだ。 …

ありぺい
3年前
10

「自分のため」を捉え直す

寝室の湿度をきちんと保てるように、小さめの加湿器を買った。 既に空気清浄機はあるけれど、…

ありぺい
3年前
6

お湯の美味しさを味わえるようになった日

朝いちばんに飲むコップ一杯の水を、最近は白湯に変えている。 理由は、寒いから。それと、ご飯を食べる前に白湯を飲むとからだにやさしい感じがするから。 お湯をわかしてコップに口をつけるたびに、同期だった女の子が「お湯、うま!」と言っていたシーンを思い出す。 ”一日2リットルの水を飲む計画”を同期三人で実行していたときのことだ。 水だけだと飽きてしまうので、途中から白湯も飲むように変えたところ、彼女がポロっと口にしたのが「お湯、うま!」のひとことだった。 たしかに飲んでいるの

あきらめきれない靴との別れ

まさかこのタイミングでお別れになるなんて思わなかった。まだ気持ちの整理がついていない。諦…

ありぺい
3年前
2

感染症対策で不便に感じたけど助かったこと

春頃から感染症対策で、ハンドドライヤーが廃止されるようになったのは、少し不便だけど助かっ…

ありぺい
3年前
6

放置したことでよくなる違和感はない

先日、歯医者の定期健診に5年ぶりに行った。矯正歯科には定期的に通っているので、問題があっ…

ありぺい
3年前
9

パンプス「を」選ぶのではなくパンプス「も」選べるようになった

「今日はスカートじゃなくてパンツなんだ!珍しいね~」 「いつもヒールのある靴履いてるね。…

ありぺい
3年前
15

SNSは誰のためのもの?

「え、なんでそれで悩んでいるかわからない」 ちょうど一年前、「Twitterがドンキなんだよね…

ありぺい
3年前
13

思い出の場所が消失してしまう喪失感について

15年間通ってきた美容室が、閉店してしまうらしい。 さみしい。さみしすぎる。 今までずっと変…

ありぺい
3年前
1

見た目は華やかだけどおいしくない、ハロウィンのお菓子のような友情

ハロウィンが好きになれない。 街が騒がしいからとかコスプレが嫌いだからとかではない。 むしろ、内輪のパーティではノリノリでコスプレをする方だ。 ではなぜ好きではないのか。 学生時代の苦い思い出がよみがえるからだ。 それは、ある年の誕生日プレゼントにまつわる話。 中学生の頃、同じグループの友人どうしで誕生日にプレゼントを贈る習慣があった。プレゼントといっても、お小遣いの範囲内で買うので基本的にはささやかなもの。匂い付きのリップクリーム、プチプラのアクセサリー、キャラクター