めっちゃ感謝を伝えたい。

私に定期的に訪れる衝動だ。

一ヶ月前はできなかったことができるようになった時は、先輩が丁寧に教えてくれたお陰だ、と思い、

前は挨拶しかしてなかった人と一回飲み会をした後は会うたびに小話するようになった時は、あの飲み会を主催してくれたあの人のお陰だ…！と思い、

朝起きた瞬間、やる気に満ち溢れていた時には、昨日遊んだあの子のお陰だ…！と思う。

兎にも角にもあらゆる事象に対して感謝の気持ちでいっぱいになり、この嬉しい気持ちにさせてくれる要因になった人にありがとうございます、と伝えたくなる。

こんなところがすごく助かって、こんなところが素敵だなって思います、と目を見て伝えたいくらいだ。

ただ、そんなのは飲み会の席とかでない時だと気恥ずかしすぎるし、いきなりそんなことを言われたらどうしたの急に！？となることは目に見えている。

だから私はこの突如訪れる万物に感謝したい気持ちが溢れる時は、大感謝還元祭だと思って手紙を書いたり、ちょっとしたお菓子をあげたりするようにしている。

それは、感謝の気持ちをとにかく伝えたい…！という想いを昇華するには、やはりかたちにする必要があると思うから。
そしてわざわざかたちにしたのだから、特に理由はなくても感謝の還元祭としてお返しするくらいの気持ちでいいじゃん、と思っているからだ。

よく聞くことだけど、気持ちは生ものだから、思ったときに伝えないと腐ってしまうと思う。
せっかく生まれた誰かへの気持ちを渡さずに腐らせたくないから、できるだけ早くかたちにして、渡す。

これ、渡して喜んでくれるかな…とそわそわしたり、こんなのもらっても嬉しくないかな…と不安に思う時もある。

そんな時は、自分を勇気付ける。
渡すものは100%感謝の気持ちだから相手を傷つけることは無いはずだから伝えて損はない、大丈夫大丈夫。と心の中で繰り返す。

今の所、喜んでくれる確率は100%だ。

おお、まじで！？
えーありがとう。

いつも食べてるグミをあげたら、にや〜っと嬉しそうに笑ってくれた先輩。

わーありがとう！
ちょうどお腹減ってたんだ。
 
そう言いながら、あげたチョコをその場でボリボリ食べだした先輩。

えっこれ好きって言ったことあったっけ！？
やったー。

ブラックサンダーをあげたら、めちゃくちゃびっくりした顔で喜んでくれた同期。

私は万物に感謝モードに入っているので、笑顔やありがとうの言葉をもらえただけで、とっても幸せな気持ちになる。

あーー嬉しい嬉しい嬉しい〜〜
そう思いながら、私もニヤニヤして仕事をしていた日もあったし、帰ってから言われた言葉を忘れないように日記に残したこともあった。

そして今日も大感謝還元祭を開催中だ。

いつも、ありがとうございます。

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