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1/4 【結局、僕らは燃え尽きて灰になるだけ。】

あーだこーだしていたら、年が明けて早くも4日経っている。年越しのタイミングで自分の殻の破れなさに再度気付かされ、年が明けると石川で大地震が起こり、飛行機が燃えた。ショッキングだ。ネガティブな出来事の連続で幕開けた2024年。幸先の悪いスタートと悲観している人も多くいるだろうが、結局、人それぞれ目の前のやれることをやるしかない。それが災害ボランティアなのか、募金なのか、自分の仕事なのかは人それぞれ。やれる範囲で、やる。


早速、生きるとは?このことについて考えさせられる年になったわけだが、生きることはつまり、死に向かうことである。オギャーと生まれ落ちたあの日から、様々な経験をし、大きくなり、やがて年を取って死ぬ。この道中における人生は十人十色。他人と全く同じ人生を歩む人はいないが、ゴールは皆決まって同じなのである。

ただ、燃え尽きる。最後は燃えて灰になる。あの有名人も、尊敬する偉人も、家族恋人親友、最後は皆んな死に至る。これだけは全人間に共通する。それまでの過程で何をしようが、どれだけ徳を積もうが、僕らは命が尽きる。これは確定している。どんな人間も、迎えるゴールは同じなんだ。


僕はこの動画が大好きで、何回も見直している。小さい頃からサッカーをやっていたので、もちろん本田選手のことも知っているし、近大の卒業スピーチって毎回良いんだよね。その中でも特に昨年のこのスピーチは心に残っている。

当たり前のことを、当たり前に言っているだけ。それなのに、初めてこのスピーチを見た時なぜか強烈に喰らってしまい、自分の生と死についてまた深く考えるようになった。結局行き着く先は皆同じで、あの人やこの人と比較している暇なんてなくて、今回の地震や飛行機事故のように死はいつ訪れるかが本当に読めない。僕だって今はこんなに張り切って文章を書いているけれど、明日にはこの世からいなくなっている可能性だってゼロじゃない。



難しいし、すぐには現状を変えられないけど、どうせ死ぬなら人生に色を付けてから死にたい。やりたいことをやりまくろうが、我慢して生きようが、結果死ぬ。同じゴールを迎えるなら、思い出のある、やり切ったレースをしたい。どうせ燃えて灰になるなら、自分から燃え尽きるように人生を全うしたい。だって死ぬから。我慢して寿命が伸びるなら話は別かもしれないけど、生かされているくらいなら死ぬ覚悟で自分で生き抜きたい。

綺麗事のように聞こえるかもだけど、一生懸命に恥をかきながら生きるのダサいみたいな風潮は良くないと思う。恥をかけるのはチャレンジしてる人だけというのをモットーに、最後は燃え尽きて死にたい。

サポートしてもらえたら、いつか還元できるように頑張ります。